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06 | 2021/07 | 08

リッピ再登板の決意・前編 

※超ワールドサッカー内、神尾光臣氏のコラム中より

リッピ新イタリア代表監督と記者との一問一答

――まず今回の再就任のお気持ちは?

「2年前の経験が忘れられず、それをもう一度味わいたくて戻ってきた。とても気持ちが高揚している。重要な結果を出すために、一体感のあるグループを再び作り直して挑戦したい」

――どういう質のチームにしたいか。まずはスペインに追いつくこと?

「スペインは今回、若い選手を多用して勝ったわけだが、このムードにそって彼らの真似をしようと考えてはらなない。彼らには特殊な事情があった。今回いきなり優勝したように見えるが、若手選手はバルセロナなどの所属クラブで国際経験を積んで成長していたわけだし、結果が出るまでには相応の時間がかかっている。前回のW杯では、ほぼ同じメンバーでベスト8敗退だったし、アラゴネス監督などは自国で批判にも晒された。あのパスフットボールにしても、国全体でそういう伝統があるからできる話だ。我々は異なる組織力を持っているし、2年前はそれで勝った。若い選手はもちろん入れるが、今までのモノを捨てるということもない。過去のモノと将来のモノを混ぜてやるというのは、もちろんありだ。すぐに勝てるチームは期待しないで欲しい。4年前も敗戦で始まった」

――それでも若い選手の起用が期待されるが?

「4年前、私はU‐15、17、21代表の監督、スタッフとも連絡を密にしてきた。デ・ロッシの抜擢はその成果だ。レベルの傑出した若い選手がいた場合、飛び級をさせて起用した方がいいと私自身は考える。ただ今回のオリンピックなど、勝たなければならない事情がチームには存在する場合がある。それは尊重しつつ、起用を考えたい」

――新しいイタリアのモデルは?

「特別な才能を持つ選手も仲間に対する犠牲を惜しまないような、スピリットのあるチームをつくりたい。例えば、マンチェスター・ユナイテッドのルーニーを見れば分かりやすいと思うが、彼などはボールを失った時、すぐに戻って守備に貢献している。こういう意識のあるグループをつくりたいし、ドイツW杯の時はそうだった。守備にとどまる『カテナチオ』のイタリア、などという姿はもはや存在しない。プレーの実効性と組織力という点では、イタリアは依然世界最高峰にある。実直に守備をすることは忘れずに、攻撃的な選手をきちんと使って仕掛けるフットボールをしたい」

――具体的にはどういうチームに?戦術などは?

「まず、2年前に私が残してきたチームをベースにスタートする。彼らはまだまだやれる力がある。ドイツW杯でも固定はせずに2、3やり方を変えて戦った。いずれにせよ、肝心なのはコンパクトな布陣を保つこと。基本的にはDFとMFまでの間にコンパクトな組織をつくって、そして前線では2、3人、ファンタジーと攻撃力を保証する選手に動いてもらう。それが1トップか2トップになるのか、2シャドーかウイングを置くかは、起用する選手の質でも変わるものだから、最初から形を議論しても意味が無い。とにかく強いチームというのは、攻撃も守備もボールキープも高いレベルでできるもの。そういう実効性のあるチームをつくりたい。現代フットボールのトレンドはコンパクトな組織と、よりスピードに乗った攻撃を仕掛けること。それに則ったフットボールはしたい」

---------- キリトリ -----------

長いため、今日はここまで。
( ・ω・)∩

この後は代表を引退したトッティやネスタについて、クラブとの関係性、カッサーノについて、帰化選手の扱い、カルチョ・スキャンダルなどを語ってます。また明日、お届けします。
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