09 | 2017/10 | 11

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【追記】無敵艦隊、欧州を制圧。歴史を切り拓く全勝優勝 

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エスパーニャ!エスパーニャ!エスパーニャ!エスパーニャ!
o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

グループリーグから全勝で44年ぶりの優勝!
(*゜▽゜ノノ゛☆

このフィジカル全盛期に小柄な選手ばかりで前線を構成し、圧倒的なスキルで縦横無尽にボールを回し、常に主導権を握り、美しく鮮やかにゴールを陥れる。

まさにフットボール。これがフットボール。

「予選だけの無敵艦隊」と揶揄されてきたスペインが、敗北の歴史を塗り変える完全優勝。若い世代に導かれ、栄光へと連なる新たな一歩を踏み出した。


※マッチレポート完成。ちょっと最後は手抜き気味(苦笑)。





音楽の都に高らかに凱歌が響き渡る。真紅と黄色の旗は威風堂々と風に舞い、死闘を終えた戦士達は夕闇を貫く勝利のカクテル光線に包まれながら歓喜を爆発させた。眩いばかりのアタッキングフットボールで、彼らはついに欧州の頂点へと君臨する。最後の栄冠から約半世紀。薄れゆく古き良き時代を新たな栄華で継承し、世界一への一歩を力強く踏み出した。それはまた、暗黒の過去を抱く多民族国家が、ついに「一つのスペイン」へと集い始めた瞬間でもあった。

6月7日に開幕したユーロ2008は、フィナーレを迎えようとしていた。〝大トリ〟を務めるのは、12年ぶり4度目の優勝を目指すドイツと44年ぶり2度目の頂点へと手をかけたスペイン。いずれも世界に名だたる強豪国だ。しかし、ともに優勝候補に挙げられながら、決勝までの歩みは対照的だった。

「bwin」をはじめ、欧州の主要ブックメーカーが〝本命〟を打ったドイツは、グループリーグで躓いた。初戦は勝利こそ収めたものの格下のポーランドに苦しみ、クロアチアには完敗。粘るオーストリアを振り切り、辛くも準々決勝に駒を進めたものの、そこに強者の凄みは感じられなかった。

準々決勝のポルトガル戦では「ゲルマン魂」とも形容される勝負強さを発揮し、復活への狼煙を上げたかに見えたが、準決勝では再びミスを連発。トルコに足元をすくわれかけた。決勝を目前にして主将バラックの怪我が報じられるなど――結局は虚報でスタメンフル出場したが――、決勝に向けて不安要素も表出し、ドイツには〝暗〟部ばかりが目に付いた。

対するスペインは、無敵艦隊の名に相応しい航海を続けていた。初戦でロシアを4-1の大差で破ると、2戦目にはスウェーデンを一蹴。ほぼ全員を控えメンバーで構成した最終戦も前大会王者ギリシャに逆転勝ちし、文字通り順風満帆の3連勝で決勝トーナメントへと乗り込んだ。

準々決勝は、世界王者イタリアの「カテナチオ」に自慢の攻撃陣が完封される中、守備陣が身体を張って耐え切り、GKカシージャスの大活躍もあってPK戦までもつれ込む死闘を制覇。グループリーグの再戦となった準決勝では、ロシアに実力の差をまざまざと見せ付けて3-0と圧勝した。ロシア戦の途中で大会得点王のビジャが負傷退場するアクシデントに見舞われはしたが、セスク、シャビ、イニエスタ、シルバの「クアトロ・フゴーネス」(4人の創造者)を揃えた4-1-4-1は、見惚れるようなパスフットボールを披露。オランダに走り勝ったロシアの足を完全に止める衝撃的な勝利で、無敵艦隊の視界は〝明るく〟大きく開けた。

もがき苦しむドイツと意気軒昂なスペイン。決勝までの道程は明暗くっきりと分かれた。しかし、ドイツには勝者の、スペインには敗者の歴史がある。その重みが、ユーロ2008最終章を激戦へと変えた。

優勝のプレッシャーからかスペインは動きが固く、立ち上がりに細かいミスを連発。ドイツの激しいプレスにも手を焼いた。ドイツは敵陣ではスペインにボールを持たせても、センターラインから先は中盤とディフェンダーがコンパクトな守備組織を構築。鋭い出足でボールホルダーに寄せるとともに、パスコースを遮断して自由なパス回しを許さない。

その上で、ポドルスキー、シュバインシュタイガーが起点となり、スペインの右サイドをこじ開けにいく。ポドルスキーのスピードを活かすと同時に、セルヒオ・ラモスの攻め上がりを防ぐ狙いだ。

知将レーヴの采配が的確だったことは、序盤のドイツ優勢が証明する。3分、バックラインでのパスミスをカットしたクローゼがペナルティーエリア内へ侵入。ファーストタッチが長くなり、ラインを割ったものの、スペインの動揺を突いてドイツは次々とスペインゴールを脅かす。8分にはバラックが左サイドでプジョールを交わしてあわやのシーンを生み出し、9分には守備的MFのヒツルスペルガーがこの試合のファーストシュートを放った。

なかなか中盤でボールを回せないスペインは、ロングボールで反撃に転じる。スピードに欠けるディフェンスラインの裏へ出してトーレスを走らせるという形はイタリア戦、ロシア戦などでも繰り返し見られた形だ。しかし、ドイツも当然警戒している。細心の注意を払ったマークの前にトーレスは幾度となくボールをロスとした。

それでも、時間の経過とともに落ち着きを取り戻したスペインは、パスの精度が徐々に蘇り、ドイツのプレスをかいくぐり始める。14分、中央でボールを持ったシャビが長いグラウンダーのスルーパス。抜け出したイニエスタが左サイドを破って中へと折り返すと、ドイツDFメツェルダーに当たってゴールマウスを襲う。だが、これはGKレーマンが鋭い反応で弾き出した。23分には右サイドを上がったセルヒオ・ラモスのクロスにトーレスが上背で勝るドイツDFをものともせずにヘディングシュート。枠を捉えるが、左のポストに防がれた。

2度の決定機でゴールを陥れられなかったスペインだが、徐々に試合の主導権を引き入れる。そして、ついに眠れるエースが覚醒した。前半33分、シャビのスルーパスにギリギリのタイミングで抜け出したトーレスが、スピード性能の違いでラームを振り切ると、飛び出したレーマンの鼻先で浮かすループシュート。緩やかな弾道は余韻を残しながらゴールへと吸い込まれ、スペインが先手を奪った。

先制点で重圧から解放されたか、スペインに躍動感が生まれる。35分にはペナルティーエリア内へ飛び出したイニエスタが、ディフェンダーを引き付けながら右からフリーで入ってきたシルバへパス。ダイレクトで放ったボレーは上へ外れたが、一連の美しいパスワークは、「スペインのゲーム」になりつつあることを予感させた。

この流れの変化を敏感にキャッチしたレーヴがハーフタイムに動く。トーレスとのマッチアップで劣勢を強いられていたラームに代えてヤンセンを投入。守りを修正する。

しかし、スペインの勢いは止まらない。トーレスのポストワークからシャビがダイレクトでシュートを放った53分を皮切りに、左CKからのシルバのシュートをセルヒオ・ラモスがヒールで軌道を変えて狙った(惜しくも触れられずに左へ逸れたが)54分、シャビのスルーパスでトーレスがGKと1対1になった55分と、3分間に3度のチャンスを創った。

ドイツはヤンセンが機能せず、攻撃は左一辺倒になり単調化。1トップのクローゼも孤立した。苦しい時間帯が続く中、ヒツルスペルガーに代えてクラニィを投入し、2トップで反撃に転じる。前線に起点が増えたことで、スピーディーな左サイドアタックが活性化。幾度となくスペイン守備陣を揺さぶり、同点への可能性を感じさせた。59分には左サイドからのクロスをシュバインシュタイガーが落とし、バラックがボレーシュート。しかし、枠の左へと逸れる。さらに61分、左に流れたバラックのクロスはクラニィの頭を捉えるも、寸前でカシージャスに阻まれた。

一方、守備陣も奮闘した。67分のセルヒオ・ラモスのダイビングヘッドはレーマンが素晴らしい反応で止め、直後のCKからイニエスタが撃ったニアへのシュートはフリンクスがブロックした。このこぼれ球を拾われ、エリア内のイニエスタに再度シュートを浴びるも、レーマンが体を張って食い止める。ゲルマン魂の意地と誇りが宿ったドイツゴールは、水際でスペインの猛攻を食い止めた。

終盤にはクローゼに代えてゴメスを入れ、最後の攻撃に出る。スペインも攻め手を休めず、局面が刻一刻と移り変わる一進一退の攻防が続いた。ダメ押しを狙うスペインは81分、途中出場の2人がチャンスメイク。カソルラの右からのクロスにグイサがフリーのセナへ頭で折り返す。触れれば1点というシーンだったが、惜しくも合わず。最少得点差のまま、試合はついに3分間のロスタイムへと突入する。

パワープレーで迫るドイツ。冷静にパスを回し、試合を終わらせにかかるスペイン。若く、されど〝大人な〟新世代の選手達による鮮やかな幕引きで、スペインがユーロ2008を制した。
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コメント

おめでとうございませ

GLこけるんじゃないのかなぁ…と思い、
イタリアにどうせ負けるだろう…と思い、
ロシアにあっさりやられそう…と思い、
結局ドイツには勝てないだろ…と思ってすいませんでしたw

気がつけば優勝ですか、無敵艦隊という名に恥じない完璧な優勝ですね。
ドイツを圧倒できるスキルは本当に見ていてわくわくしますね。
小柄ながらあれだけできるのを見せつけられると日本も…
と考えてしまいますな。
今後のサッカー界に新たな流れが生まれるのか注目ですな。

とは言ってもなんだかんだで今大会のスペインの強さはセナの中盤の効きようとDF、特にセルヒオ・ラモスのがんばりじゃないですかね。

何はともあれおめでとうございます。

欧州制覇おめでとうございます!

最後まで期待を裏切りませんでしたね!
個人的にもスペインの優勝は嬉しいです(・∀・)♪
加藤浩次が言ってましたが、できることなら、
スペイン対オランダの準決勝を見たかったですね^^;

初戦でロシアを華麗に破っても、
GL突破を決めても、イタリアに辛抱強く勝っても、
それでも、スペインに期待しないようにしてました。
これまでがこれまでだったから(苦笑)

でも、彼らはタフでしたね。
スペイン好きとしては、たまらない試合でした。
しかも、破った相手はドイツ。

正真正銘のカンピーネになったのだなー、と実感。
やっぱり、サッカーって面白いわー、と
世界中の人がこの月曜日は感じているのかもしれませんね。

素直じゃない祝福ありがとうw

>Lたん

大丈夫、俺も同じように毎回思ってたからw
(ノ´∀`*)

それでも信じてたからこそ、報われたと信じたいね。

散々貶してやがった杉山茂樹は頭を丸めるべきだ!
(#゚Д゚)

日本は流れの中でスピーディーにボールを動かす技術がないからね~。判断力も劣るし、思考が遅すぎる。スペインのフットボールを目指すにせよ、まだまだまだまだ到達には遠いね。

セナの効きっぷりは凄かった。それからS・ラモスの躍動感ね。トーレスも最後は踏ん張ったし、クアトロ・フゴーネスは名誉を挽回した。これほどめでたいことはないさ♪

ありがとうございます♪♪

>どらぐら様

ただの優勝でなく、完全優勝かつ常に主導権を握って勝ちきった優勝ですからね。価値はとても重いと思います。
(*´ω`*)

オランダ対スペインですか~。ともにベストコンディションで戦ったら、面白そうですね。案外、あっさりとオランダが勝ちそうな気もしますが(噛み合わせ的に)、きっと美しいフットボールマッチになりそうです。

同じでございますw

>yoshi様

私も、夢だけは見ないようにしようと思ってました。応援しつつも、どこかで信じてなくて。それを裏切ってくれたことを嬉しく思います。

若くても国際経験が豊富で、メンタル面もしっかりしていて、今までのスペインとは違ってましたね。非常に勝負強かった。勝つことにかけては図抜けているイタリアやドイツを直接破ったのも驚きでした。

私の周りも、決勝のゲームについては好意的でしたね。「ドイツのつまらないフットボールには負けて欲しくなかった。スペインが勝って良かった」とw

あの機能美、個人技の素晴らしさを我々日本人は目指さなければなりませんね。

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