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07 | 2019/08 | 09

今頃コートジボワール戦への雑感 

今更振り返るのもどうかとは思いますが、土曜日の日本対コートジボワールについて簡単に言及しておきます。






多くの方が指摘しているように、前半は良くて後半が悪いという、明暗がはっきりと分かれた内容でした。

序盤は高い位置からきちんとプレスがかかり、ポジションチェンジを交えた攻撃には連動性があり、先制点以外にも何度かコンビネーションで相手守備網を崩すシーンが見られました。

松井や長谷部といった、ここにきて急遽はめ込まれた海外組も──本来の力からすれば幾分物足りなかったものの──実力の片鱗を披露。積極的に仕掛ける長友が左サイドを活性化させれば、2トップはスペースに流れて上手くボールを呼び込み、前後半通じて1度きりだったゴールも、意思疎通がきちんとなされた鮮やかなものでした。

ところが、前半の半分を過ぎた頃から突然失速していきます。中1日で疲労が抜けないコートジボワールが、ようやく圧力を強めはじめると、運動量の低下とともにミスが続発。今野や駒野あたりは特にミスが目立ち、過密日程からキレを欠く遠藤が「散らし役」を果たせなかったのも相俟って、満足にボールを繋げなくなってしまいました。

必然的に攻撃は散発化し、単独突破に全てを懸ける破目に陥ります。それでは個人技で勝るアフリカン相手に上手くいくはずもありません。いわゆる「得点の匂い」は時間の経過とともに薄くなっていきました。

守備には総じて安定感があり、闘莉王は流石の一言。中澤も強さと高さで相手の侵入を許さず、楢崎は好セーブで完封勝利の立役者となりました。唯一の懸念材料は右サイドバックですが、戦力に限りがある以上、直ぐに改善は見込めません。サイドバックの攻撃への関与は諦め、守りに専念させておいて中村俊や松井に自由を与えるべきかもしれません。

終盤の息切れを見ると、さらに蒸し暑い敵地でのW杯予選が不安になりますが、その辺の対策はキリンカップの戦い方とは別物で講じるはず。長友の活躍、海外組の融和と収穫は少なくないですが、まだまだ解決すべき課題は山積なだけに、明日のパラグアイ戦を有意義に使って欲しいものです。

軽く各選手の短評もつけておきます。

GK:楢崎 6.5

スリッピーなピッチを考慮した堅実なボール捌き。終盤には決定的なシーンをブロック。

DF:中澤 6.5

闘莉王とのコンビでゴール前に要塞を築く。フィジカルでも十分に対抗していた。

DF:闘莉王 6.5

流石の存在感。気迫を前面に出し、身体を張って侵入者をシャットアウト。

DF:駒野 5

献身的なアップダウンで味方をフォローしたが、それだけ。

DF:長友 6.5

このレベルでやれることを証明して見せた。エネルギッシュなプレーはエブエも唸った。

MF:遠藤 5.5

コンディションが悪いのか、なかなかボールを引き出せず。キック精度の高さは随所に表れていたが。

MF:松井 5.5

時折見せるテクニックと強い当たりはフランスの香り。ただ、もっと仕掛けて欲しかった。

MF:今野 5.5

先制点の起点になったが、攻撃に転じた際に彼のミスからボールを失うシーンが多かった。守備はまずまず。

MF:長谷部 6

アシストと力強い動きは見事だったが、らしくないパスミスも少なくなかった。

MF:香川 5

意欲がやや空回りしたか。期待された突破は敢行できず、

FW:玉田 6

先制点はキックミス気味も、しっかりと捉えていた。スペースを突く動きの質はなかなか。

FW:大久保 5.5

自陣へ戻っての守備は効いていた。運動量も豊富。だが、シュートミスや軽率なプレーがあり、攻撃での働きは今一歩。

FW:矢野 5

ポスト役を務めようとする明確な姿勢は見られたが、相手のパワーに負けて上手くいかず。見せ場をつくれなかった。

監督:岡田 5.5

回転数不足から機能不全に陥っていた中盤のてこ入れは、他にやり方がなかったのか。ボールを収められるタイプ、はたけるタイプ、飛び出せるタイプなどベンチには様々な“可能性”が揃っていたが。

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自殺した川田亜子元TBSアナウンサーのご冥福をお祈り致します。ブログの内容などから心配されていましたが、まさかこんな結末を迎えるなんて…。どうにかならなかったんでしょうかね…。残念です。

---------- キリトリ -----------

明日、FM日記を更新します。
( ・ω・)∩
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コメント

前半途中から

確かにペースダウンしましたね。
失点して、あちらがやる気を出し始めたのと、
日本の運動量が落ちたのが原因なのでしょうね。

コートジボワールは新監督となって2試合目だったようで、
召集に応じなかった選手には厳しい対処をすると監督が話してましたな。
個人的には、アフリカの選手は代表監督ともめるイメージがあるので、
変なトラブルにならなければ良いですね。

しかし、あの川田さんが・・・。
かなり衝撃的なニュースでした。
ご冥福をお祈りします。

あそこまで落ちるとは…

>どらぐら様

コートジボワールは遠路はるばるやってきて、しかも中1日で試合なんですよね。その相手に、じっくりと合宿でコンディションをつくってきた日本が前半半ばくらいから反撃されてしまうとは。出足が特に良かっただけに目立ちましたね。

アフリカ勢の〝内乱〟は今に始まったことではありませんが、何でそんなに揉めるんでしょうね。もちろん、協会の金払いの悪さが主因であり、カメルーンなど選手が自腹を切って交通費を捻出していたようなケースもありますが、選手達も代表をやや軽視しているんじゃないでしょうかね。アフリカ各国は国への忠誠心が少なそうです。

川田アナについてはどこも大きく報じてましたね。残念です。

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