07 | 2017/08 | 09

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Champions League Final Result 

※試合を観ながら、ざっくりと携帯で打ったため、内容の薄さ・適当さは勘弁願います。





雨上がりのモスクワは白く煙っていた。それを霧散させる赤と青の熱量。開始直後には赤い雫がピッチへ落ちた。血しぶきさえ舞い散る死闘の幕開けだ。

慎重な立ち上がりが予想された試合は、予期せぬハプニングと“高揚”に彩られ、突如めまぐるしく動き出した。

先手を奪ったのはマンチェスター・ユナイテッド。26分、スローインの流れからブラウンが上げたクロスにC・ロナウドがヘッドで合わせて先制に成功する。エッシェンのマークミスを見逃さず、的確にネットを揺らした。

さらに34分、この日も献身的な守備を見せていたルーニーが自陣でボールを奪い、左サイドのC・ロナウドへ大きくサイドチェンジ。C・ロナウドは縦への推進力の違いでマーカーを振り切りクロスを上げ、そこにテベスが飛び込む。力強いダイビングヘッドが枠を捉えたが、GKチェフは抜群の反応でブロック。こぼれ球はDFがクリアした。

ところが、これが甘い。エリア内に駆け込んだキャリックの足元にぴったりと収まり、フリーで強烈なシュート。しかし、またもやチェフが素晴らしい反応で弾き出した。

先手を奪って試合の主導権を握るかに見えたユナイテッドだが、チェルシーも粘り強い守備と鋭いカウンターで反攻。赤い“津波”を押し返す。

すると前半ロスタイム、汚名返上に燃えるエッシェンのミドルシュートがDFに当たり、エリア内を転々としたところへランパードがいち早く走り寄り、同点弾。ランパードは天を指さし、亡き母へ捧げた。

両者一歩も譲らず、前半は1-1の同点で折り返す。

後半は一転してチェルシーペースへと傾く。出足で悉く勝り、2枚ずつ備えた両翼を積極的に走らせる分厚いサイド攻撃と中央での細やかなパスワークからシュート数を増やしていく。78分にはドログバの一撃がポストを叩いた。

対するユナイテッドは中盤のプレスが甘くなり、パスミスも絡んでなかなか攻撃の形をつくれない。守備陣は冷静さと力強さを保ち、水際でチェルシーの圧力を跳ね返し続けていたが、前半と打って変わって決定的なシーンは皆無。チェルシーもアタッキングサードでの打開力に欠けたことから、試合は危ういバランスを維持しながら、硬直していった。

結局、赤と青のせめぎ合いは90分間で決着がつかず、延長戦へと突入する。

最初にチャンスを掴んだのはチェルシーだった。後半の勢いそのままに攻め上がると、94分、コールのクロスをエリア内のバラックが打たずに流し、受けたランパードは反転しながらシュート。だが、右上のゴールバーに拒まれる。

劣勢のユナイテッドは100分、エブラが敵陣を単独突破。エリア内を深く抉り、GKを引き付けて丁寧に折り返す。ハーグリーブスの前にはGK不在のゴールが待っていたが、この絶好のチャンスはテリーのスーパークリアに防がれる。

在らん限りの体力を振り絞り、魂をすり減らす──。試合は“死合”と化した。選手達の足は次々に異常をきたし、気持ちだけがボールを前へ運ぶ。

ヒートアップした心は降り注ぐ大粒の雨でも鎮まらず、終盤にはカードも乱れ飛んだ。ドログバが一発退場となったチェルシーは10人での戦いを余儀なくされた。

それでも均衡は崩れない。120分間に亘る決戦は、ついにPK戦へともつれ込んだ。

キッカー、GKはともに世界最高クラス。

C・ロナウド対チェフでは、フェイントでタイミングをずらしにかかったC・ロナウドの“小賢しさ”を咎めるように、完璧に読み切ったチェフが白球を弾き飛ばした。

チェルシーの最終キッカーは、キャプテンのテリー。決めればチェルシーが初の欧州ナンバーワンへと辿り着く。

しかし、したたかに打ち付ける雨が、彼の両足とチェルシーの栄光を奪い去っていった。

ボールは右のポストへ嫌われ、サドンデスではアネルカのキックがファン・デル・サールに止められた。

マンチェスター・ユナイテッドが9シーズンぶりにビッグイヤーを掲げ、2冠制覇を成し遂げた。
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コメント

勝負を分けたのは

運?
ドログバとランパードのシュートはともかく、
あのテリーのシュートがあんな形になるとは・・・。
リーセのオウンゴールのお返しなのでしょうか(苦笑)

両者互いに譲らずという展開でしたが、
意外にもチェルシーが押せ押せでしたね。
決定的なシーンは同じぐらいでしたが。

冷静に考えると、
両チームのキープレイヤーが仕事をしたかどうかで明暗が分かれた気もします。
PKは外したものの、1点を決めたロナウド。
1点も決められず、自滅してピッチを去ったドログバ。
ドログバはこんな形でスタンフォード・ブリッジを去ることになるのでしょうか?

運でしょうねぇ…

>どらぐら様

あれだけ勢いがあって、ムードも良かったのに勝ったのはユナイテッドでしたね…。テリーやアネルカ、他の選手達の悲嘆に暮れる顔を直視できませんでした…。

それにしてもドログバは最後までドログバでしたね。退場になるのは分かりきっているにもかかわらず、あんなくだらないことで激高して手を出すなんて。折角プレーでは身体を張って、見事なポストワークを披露していたのに、あれでパーです。思いっきり跡を濁して彼は去るんでしょうね。ちょっと辛辣になっちゃいましたが、あれはないです。


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