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07 | 2019/08 | 09

フットボールは誰が為か 

※本日は2本立て。今夜、FM日記を更新します。

もはや今更の感も強いですが、あの〝事件〟について言及しておきたいと思います。

○浦和×G大阪でサポーター大暴動!選手間に小競り合い勃発・G大阪サポーターが約3時間軟禁状態に

サッカーの聖地・埼玉スタジアムが汚辱にまみれた。

「う○こ、レッズ!」埼玉スタジアム初勝利に興奮状態のG大阪サポーターは品性下劣なコールを繰り返し、ピッチ上では選手が円陣を組み、優勝したかのような大騒ぎ。

ホームでの挑発行為に耐えかねた浦和MF闘莉王が激怒した。

「お前ら、大阪に帰ってからやれよ!」

制止を呼びかけたのが開始のゴングになった。選手やスタッフがもみ合いを展開。試合開始前から水風船や紙コップを投げ込まれたゴール裏の浦和サポーターも大爆発。特注のプラスチック製フェンスを約10台破壊し、緩衝地帯を乗り越え、G大阪サポーターと衝突。破壊したフェンスや旗の柄を投げ合う。悲鳴と怒号がこだまする中、大阪から来た男性サポーター(35)はスタンドから落下。骨折の疑いで埼玉県内の病院に救急車で搬送された。

怒り収まらぬ浦和サポーター5000人はG大阪側のスタンド出口を完全封鎖。G大阪サポーターに謝罪を求め、試合終了から3時間半も軟禁状態に追いつめた。機動隊特殊車両3台、パトカー20台が緊急出動する事態に発展した。

「審判が試合を壊した。あれだけ熱くなれば、相手を殺してやろうという感じになる。僕らも生活がかかっている」浦和の主力が憤然と語ったように、岡田正義主審(49)の誤審の数々も狂乱に拍車をかけた。前半ロスタイムには浦和ボールのスローインを逆に裁いて、G大阪の2点目に直結させた。さらにG大阪MF明神が不在にもかかわらず、後半開始の笛を吹くなど混乱状態。 

「主催者はわれわれ。実行委員として管理責任がある」と浦和の藤口光紀社長。滝弘之マッチコミッショナーは緊急報告書を作成し、Jリーグ規律委員会に全ぼうを報告する。騒動の規模も大きく、負傷者も出ており最大1000万円の罰金、そして、Jリーグ史上初の勝ち点はく奪というペナルティーが科される危険性もある。順風満帆だった首位・浦和が苦境に立たされた。


~報知より~

○浦和×G大阪での暴動で浦和に日本初の「勝ち点剥奪」の可能性も…厳罰避けられず

浦和は主催試合で最大規模の暴動騒ぎを起こし、Jリーグから厳罰を受けることは避けられない状況となった。この日、マッチコミッショナーの滝弘之氏が緊急報告書をJリーグの鬼武チェアマンに提出。今後は浦和側も運営報告書をチェアマン、規律委員会に提出する。チェアマンが裁定委員会に諮問し、処分が決定する見込みだ。

過去の厳罰では推定1000万円の罰金が科されてきたが、今回の暴動が過去に例のない規模、国内を代表するクラブ同士でもあり、関係者は日本初の「勝ち点はく奪」という厳罰の可能性も否定しなかった。従来の例によれば、処分の対象は主催クラブに限定されており、
浦和には厳しい逆風が待ち受ける。また、藤口社長は現時点で暴動を起こしたサポーターへの処分や、緩衝地帯の拡大などは考えていない方針を明かした。


~スポニチより~

---------- キリトリ -----------

ここは南米ですか?イタリアですか?東欧ですか?

スタジアムはフットボールを観る場所。

愛する選手達を声援で鼓舞する場所。

日常生活で鬱積した不平・不満を「敵」にぶつけるところでも、暴言・暴力の快楽に酔う場所でもない。

情熱と静謐が両居する神聖なる器。

そこで起きた、フットボールを冒涜する糞野郎共の蛮行。

無辜なる「サポーター」が被害に遭いました。

愛する――愛していないからそんなことができる――クラブの尊厳が損なわれました。

この事件への言い分は選手も含めて双方にあるでしょう。

先に挑発行為へと及んだ一部のG大阪サポーター面した馬鹿者は、生涯スタジアム出入り禁止にすべきでしょう。怪我人も出ました。G大阪の選手達の喜び方も、海外ではありえないものです。侮辱ととられても仕方ないものがあります。しかし、浦和の選手やサポーターが仕掛ける必要はあったのかどうか。

意趣返しは遺恨と怨恨しか残しません。それはとても悲しいことだと思うのです。

南米やイタリアでは、スタジアムに行くことさえ命がけです。

実際、アルゼンチンでは今季既に数人の死者を出しています。イタリアでも、サポーターがサポータによって殺される事件が起きました。

その度に、我々は日本にいる幸せを噛み締め、忌まわしき凄惨な事件を「他山の石」にしてきたはずです。

イングランドと同じように、家族揃って楽しくフットボールを観られるのが、Jリーグの誇りだったのではないでしょうか。

笑みを、歓喜を、踏みにじらないで欲しいのです。

勝敗がそんなに大事ですか?

プライドを傷つけられたら人を傷つけるのですか?

一部の人間によって、フットボールが汚されていくのが悲しくてなりません。

ピッチに立つ者、それを見守る者、全てが大事にしなければいかないこと。忘れてはいけないことがあるはずです。

フットボーラーである前に人であり、サポーターである前に人なのだから。
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