09 | 2017/10 | 11

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビジャレアル会長に見る、ビジネスと情熱の間 

※この記事はフットボリスタ4月9日号の小澤一郎氏のコラムから抜粋・編集したものです。


3月に入りビジャレアルはハビ・ベンタ、ピレスとの契約延長を発表した。両選手とも今季限りで契約が切れるため、契約延長交渉に注目が集まっていたが、ハビ・ベンタが2年(2年目はオプション)、ピレスは1年の契約延長となった。今季活躍する2人に対して「評価が低い」という声も上がっており、ピレス自身も「正直、複数年のオファーが欲しかった」と語っている。

だが、これがビジャレアルのやり方だ。彼らの契約延長の裏では、同じく今季で契約の切れるシガンに来季の戦力外通告が言い渡されている。

昨季も同じようなケースが目に付いた。キケ・アルバレス(レクレアティーボ)、アルアバレーナ(AEKアテネ)、ペーニャ(セルタ)といった長年クラブに貢献したベテランをばっさり切って、唯一ホシコと契約延長。また、フォルラン(A・マドリー/約34億円)、アジャラ(サラゴサ/約10億円)、ホセ・エンリケ(ニューカッスル/約15億円)らのように主力選手であっても高値が付けばあっさり放出している。今季終了後もディエゴ・ロペス、マルコス・セナらに高値のオファーが届けば放出するかもしれない。

●選手にも笑われた会長の夢

見方によっては「ビジネスライク」とも取れるビジャレアルだが、会長のフェルナンド・ロイグは「ビジネスするならフットボールより魅力的なスポーツがある」と主張する。事実、彼はビジネス優先でスポーツマネージメント会社をつくり、今年から開催されるF1のバレンシアGPを招致している。

今でこそ知名度が上がり商品価値を持つようになったビジャレアルだが、彼がクラブ株を買い取って会長に就任した97年当時は、クラブ予算も現在の20分の1以下で、最大の目標が2部残留。言ってしまえば「田舎のお荷物的小クラブ」だったのだ。だから、フェルナンドが「この先10年で1部上位を目指す」と宣言しても当の選手が失笑していたというし(OBで現解説者のクライオベアヌ談)、お隣のカステジョンに合併話を持ちかけた時には「冗談はよしてくれ」とにべもなく断られたという。

しかし、彼はただ1人夢を信じ、チーム強化のために私財を投じて大型補強と総合練習場建設計画を実行に移す。彼にあったのはお金以上に情熱。ハイリスクな上にローリターンすら保証されないこの投資からも分かる通り、彼は今のプレミアリーグに群がるオーナー達とは一線を画している。

●イエスマンは要らない

フットボール解説者で、カンテラの試合もよく観戦するフェルナンドは、スペインによくいる「金も出すが口も出す」タイプの会長とは違う。根っからのフットボール好きだが、「私はフットボールの素人」と認めた上で現場の意見と決定を尊重するのは、経営者としてのセンスなのだろう。組織が機能するためのノウハウを熟知する彼は、「リケルメ騒動」の渦中にも、一貫して現場の責任者である監督擁護の立場を取った。

会長自ら語る通り、ビジャレアルは「ファミリー経営」の小クラブ。イエスマンを揃えて独裁的に振る舞うこともできるのだが、幹部の人選は「私に無い能力があることを重視する」など、ここでも経営センスを披露する。息子と娘もクラブ経営に携わっているが、彼らもクラブ内外から高い評価を受ける優秀な人材だ。自らが目利きとなって優秀なスタッフを揃え、「彼らの失敗は自分の責任」と言ってのける懐の深さもある。

フェルナンドはビジャレアル以外にもタイル総合企業やエネルギー関連企業など、5つの組織の会長を務める。バレンシアで「ロイグ一家」といえば誰もが知る資産家で、兄弟にはパコ(元バレンシア会長で複数のゴルフ場経営者)、ファン(スペイン全土に1万店舗以上を抱えるスーパー「メルカドーナ」グループの創始者)がいる。その血筋もあってか、「商品であるフットボールのクオリティを追求することが大事」と語るフェルナンド・ロイグ。〝ビジネスと情熱の間〟でビジャレアルはこれからも成長を続けるだろう。

---------- キリトリ -----------

イエローサブマリンの躍進はとどまるところを知らず、今季は2位のチャンスさえある。その裏に、優秀な経営者の影あり。どこぞの無能どころか害悪でしかない会長、チームに混乱しかもたらさない会長には、彼の生き様と手腕を是非学んで欲しいところだ。

モラッティ?それは言わない約束ですwww
(;´∀`)
スポンサーサイト

コメント

ビジャレアルの会長は、子供のように純粋で大きな夢を持っていて、
なおかつそれを実行に移せるところが素晴らしいですね。
同じスペインでも、バレンシアの前会長とは違いますな。
両者の違いは今季のクラブの結果にも表れていて、
前者は2位も狙える好位置で、
後者は下手すれば降格圏内という屈辱的な位置。
バレンシアに恨みはないのですが、なんかこうスカッとしたものがありますな。

フェルナンドの生き様、手腕をぜひ某野球チームの会長様にも学んでいただきたいです^^;

仰る通りです

バレンシアの低迷は、あの会長が自ら生んだものと断言できますからね。明らかに、選手達のモチベーションが低い。どれだけ才能のある選手が揃っていても、魂がこもってなければ全く通用しませんからね。まさか降格はないでしょうが、クーマン監督への信頼感はほとんどないみたいですし、来季もどうなることやら。。。

NPBのトップにもろくな人間がいませんからねぇ。。。昔ほどではなくなりましたが。
(;´Д`)

お久しぶりです

この1ヶ月多忙につき…(;^ω^)

ビジャレアルはリケルメの件で大嫌いになりました。リケルメのいないビジャレアルなんて何の興味も引かんのです。

もう一度ヨーロッパでリケルメが見たい…

お久しぶりです

この1ヶ月多忙につき…(;^ω^)

ビジャレアルはリケルメの件で大嫌いになってしまいました。リケルメのいないビジャレアルなんて何の興味も引かんのです。

もう一度ヨーロッパでリケルメが見たい…

お久しぶりです

多忙だったんですね。一段落したのでしょうか。お疲れ様です。
m( __ __ )m

リケルメは「王様」にしてあげないと、上手く機能しないですからねぇ。監督によっては使いづらいのかなと。とはいえ、干し方が極端だったのでかなり問題になりましたよね。あれは可哀想でした。

今はボカで快適な生活を送ってるみたいですが、欧州に戻るのを見てみたい気もします。

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。