07 | 2017/08 | 09

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マンチーニJr.がマンCに移籍した本当の理由 

※「フットボリスタ」4月2日号のドミニク・アントニョーニ氏の記事(片野道郎氏翻訳)から引用

インテルのプリマベーラ(U-19)でプレーしていたロベルト・マンチーニ監督の長男フィリッポが、1月の移籍市場でイングランドのマンチェスターCに移籍した。

ご存知の通り、マンCの監督はマンチーニの恩師スベン・ゴラン・エリクソンだ。愛弟子マンチョに頼まれて「ノー」と言うはずがない。

フィリッポはまだ荒削りとはいえ、なかなかの才能の持ち主だ。インテルに残ってあと1年プリマベーラでプレーし、その後プロとしてのキャリアを始めることも十分可能だった。問題は、そのプリマベーラの監督ビンチェンツォ・エスポジートが、フィリッポをまったく起用しようとしないことだった。

「俺は親の七光りが嫌いだ。俺が監督をしている限りお前は使わない」。エスポージトはそうはっきりフィリッポに宣言したのだ。

エスポージトから「差別」されているのは、フィリッポだけではない。モラッティ会長が通っている歯科医の息子であるサベリオ・マクリも同じだ。マクリは育成の名門アタランタで育ち、インテルに引き抜かれた才能あるMFである。しかしエスポージトは「親の七光りだから」という理由で起用しないのだ。

マクリの父親に泣きつかれたモラッティは、ならば監督を切ろうと試みた。ところがエスポージトは、フィリッポもマクリもベンチに置いたままで、プリマベーラのスクデット(昨シーズン)とビアレッジョ・トーナメント(今シーズン)を勝ち取ってしまったのだ。これでは、どれだけ切りたくとも切るわけにはいかない。インテルがインテルなのは、トップチームだけの話ではないというわけだ。
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