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05 | 2019/06 | 07

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漲る気迫、敵地での勝利へと結実す 

○横浜FM対大宮

精神力だけで勝利は望めない。しかし、技術を下支えし、勝利という果実へ結び付ける原動力となるのは精神力だ。その意味と重要性を見事に体現したのが、この日の大宮だった。

「色々なゲームプランや攻略方法があったが、選手たちには埼玉ダービーの時の様な必死さ、感動を伝えられるようなゲームをしようということだけを伝えてピッチに送り出した」

佐久間監督が飛ばした檄に、選手達は気迫のこもったプレーで応えた。立ち上がり早々に小林大吾がワンツーからゴールに迫り、あわやのチャンスを創り出せば、4分にはカウンターから吉原が惜しいミドルシュートを放つ。少なくとも前節よりは得点の匂いを漂わせるプレーが、随所に現れていた。

中でもデニス・マルケスの出場停止で先発に復帰した吉原は、豊富な運動量でボールを引き出し、「収まりどころ」となって機能。そこを起点に良い形が生まれることも多く、意気込みが十二分に感じられた。

一方、試合ごとに堅牢さを増す〝防波堤〟も、山瀬功が戻り再び勢いの増した青い波を打ち際で食い止める。横浜FMお得意の流動的なポジショニングは、守備的MFとDFラインが連動して強固なブロックをつくり上げて遮断。サイドからの放り込みに対しても、中へしっかりと人数を確保することで弾き返した。

ラインが下がったため、必然的にミドルシュートを呼び込むことになったが、山瀬功のシュートはバーや枠外へと外れた。19分に訪れた唯一の決定的なピンチも江角が好セーブで防ぎ、前半は0-0で凌ぐ。25分に波戸と交錯した藤本が負傷退場したのは誤算だったが、内容的には決して悪くなく、横浜FMには6戦負けなしという噛み合わせの良さからも、後半の巻き返しを予感させた。

その予感の正しさは、62分に証明される。小林大が吉原へと繋ぎ、吉原は中を慎重に窺いながらファーサイドでフリーになっていた平野へ絶妙なタイミングでピンポイントのクロスを送る。走り込む速度にぴったりと合致したボールを、平野はただ流し込むだけで良かった。身体ごと突っ込み、移籍後初ゴールを貴重な先制弾で記録してみせた。続く73分には小林大の浮き球に反応した吉原が巧みなトラップから豪快に蹴り込んで追加点。休むことなく相手の反撃の芽を摘み取った。

84、87、88分と終盤に立て続けにピンチを迎えたが、最後は気迫の全員守備で守り抜き、格上相手にアウェイで勝ち点3を獲得。埼玉ダービー以後、確かなものになりつつある手応えを再確認すると共に、川崎と引き分けた甲府との勝ち点差を2つ縮めた。

試合後、選手たちは一様に「気持ちの勝利」を繰り返していたが、その必死さや熱意は画面を通じてひしひしと伝わってきた。この想いを保ち、プレーに還元していければ、必ずや残留へと漕ぎ着けられるはずだ。それを監督、選手、サポーターの全員が実感できたという意味でも、今節の勝利は大きな意味を持っている。
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