09 | 2017/10 | 11

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イスタンブールの仇をアテネで討て 

「予想スターティングイレブン」

○ミラン

4-3-2-1

GK:ヂダ
DF:右からオッド、ネスタ、マルディーニ(カラーゼ)、ヤンクロフスキー
MF(3):右からガットゥーゾ、ピルロ、アンブロジーニ
MF(2):右からカカー、セードルフ
FW:インザーギ(ジラルディーノ)

※マルディーニが怪我で厳しい時はカラーゼ。

○リバプール

4-4-2

GK:レイナ
DF:右からフィナン、キャラガー、アッガー、リーセ
MF:右からジェラード、シャビ・アロンソ、マスチェラーノ、ゼンデン
FW:クラウチ、カイト

※ジェラードがセンターに回る時は、シャビ・アロンソを外して右にペナントか。


「各ポジション比較」

○GK~気が付けば落とし穴~

ミランのヂダは驚異的な身体能力と素晴らしい反射神経が持ち味だが、やや判断力に欠け、ブラジル人GKらしい集中力不足からのポカが多い。今年は特にその傾向が強く、サポーターからはインターネットオークションで売られるという辱めも受けた。失地回復の舞台としては最高だが、準決勝でもミスが目立っただけにどうか。

一方、リバプールのレイナは「PKストッパー」としての才能を如何なく発揮し、チームの決勝進出に寄与した。独特のプレーリズムを持ち、高い敏捷性でボールをかき出し、近距離反応もトップレベル。ただ、ややハイボールに難があり、時折凡ミスも犯すため、乗れば心強いがエラーから崩れる心配はある。

共に欧州トップレベルのGKを擁しているが、ミスの少ないタイプではない点がどう作用するか。勢いならレイナだが。


○DF~個のミラン、組織のリバプール~

左右のサイドバックが攻撃にプライオリティーを置いているミランの守備陣は、センターバック2人のコンディションと中盤のプレスが利いているか否かで堅固さが変わってくる。身体的な衰えを圧倒的な経験でカバーし、ハイパフォーマンスを見せ続けているマルディーニだが、膝の状態は決してよくない。復帰以降、全盛期を思わせるエレガントな守備で立ち塞がるネスタは心強いが、例えばクラウチの高さや試合終盤に投入されそうなベラミーのスピードへの対処はどうか。手を焼きそうな気がしてならない。

他方、リバプールは左サイドのリーセこそ積極的な攻め上がりを見せるが、献身的なアップダウンで右サイドを広くカバーするフィナン、プレミアリーグの名だたるFW陣を叩き落してきたキャラガー、成長著しい万能型DFアッガーと、いずれも守備の意識が高い。マークの受け渡しやライン移動など組織的な守りも巧みで、ソリッドな堅牢は欧州屈指の実力にある。あえて粗を探すならば、「スピードへの対応力」となるだろうが、幸い、ミランには超特急クラスはいない。その点に不安はないだろう。

純粋にDFの守備力だけを比べればリバプールに軍配が上がるが、攻撃の組み立てへの関与という面ではミランのそれに分がある。この辺りもチームのスタイルと密接に関係しており、一概にどちらが上かとは言えない。決勝が慎重な出足からロースコア模様となれば、リバプールの堅守が生きてくるか。


○MF

このポジションについて言えば、ミランの方が守備能力、構成力、創造性、パワー、得点能力といったほとんど全ての面において秀でている。硬軟・長短自在のパスを操るピルロがピッチに美しい絵を描き、脇ではアンブロジーニ、ガットゥーゾの配球マシーンが相手を追い掛け回す。トップ下で虎視眈々と機会を窺うカカーは単独でゴールをこじ開けられる稀有な存在で、今や影響力ではロナウジーニョを越えた感すらある。ドリブル、パス、シュート、センス、全てが超一級品。マンチェスター・ユナイテッド戦のような躍動感を示せれば、誰も止められない。かと言って、彼にだけマークを集中させる愚を犯せば、絶好調のセードルフのミドルレンジからの大砲を止められない。チャンピオンズリーグ決勝は5度目、うち4回頂点に立っている経験も生きてくるはずだ。

もっとも、リバプールの中盤も「世界最高のMF」と呼ばれるジェラードを中心に十分粒が揃っている。センターMFのシャビ・アロンソはプレミアリーグ最高のレジスタの誉れ高く、プレーヴィジョンの広さ、ミリ単位で調整が可能なキック精度で一気に局面を打開する。恐らくカカーのマークに付くであろうマスチェラーノは、豊富な運動量と鋭い危機察知能力、アルゼンチン人らしい細やかなテクニックを併せ持つ、トップレベルのアンカー(攻守の繋ぎ役)。左サイドに位置するゼンデンは、ベニテス監督をして「戦術上のキーマン」と呼ばしむる万能型。ウイング、ボランチ、サイドハーフ、サイドバックをこなせるユーティリティはチームに柔軟性を与えている。

各種媒体でも言われていることだが、カカーを抑えられればリバプールに勝機が生まれ、自由にさせてしまえばミランが押し切る形になるだろう。それぐらい、この中盤での勝敗がゲーム自体の勝敗に帰結する可能性は高い。


○FW

ミランは決定力と経験に勝る「ライン際の魔術師」(オフサイドラインをぎりぎりで破ることから付けられた)インザーギ、水準以上のスピードを持ち、テクニックや走力も十分なジラルディーノをリレー方式で起用することが濃厚だ。共に「引き出し」が少なく、味方の攻め手を広げる動きには難があるものの、得点感覚はリバプールのFWを凌駕する。少ないチャンスを点で活かせる彼らの能力は、カカーにマークが集中した時こそ、その殺傷能力をフルに発揮する。

クラウチの高さ、カイトのオールマイティーさ、ベラミーのスピード。リバプールのFW陣はいずれも監督にとって使い勝手が良い。状況に応じてパワープレー、カウンターを選択できるからだ。知将ベニテスにとっては申し分ない面子と言える。もっとも、いずれも得点を量産するタイプではなく、一瞬の煌きというよりは実直な働きの上でゴールが付いてくる職人肌。殺傷力がやや物足りない。

いずれにせよ、両チームともFWのゴール数は決して多くなく、彼らが単独でゲームを決定付ける可能性は少なそうだ。


○監督

ミランのアンチェロッティは「自分達の良さを素直に出す」タイプで、リバプールのベニテスは「相手の良さを消しに行く」タイプ。まさしく正反対のタイプで、前者が試合中の大きな変更を好まないのに対し、後者は綿密なリサーチをもとに試合前、試合中かかわらず様々な手を打ってくる。静のアンチェロッティ、動のベニテス、彼らの采配にも注目だ。


○結論

2年前の借りを返したいミランが雪辱する。カカーのコンディションは最高で、彼の「守護者」達も抜群の切れを見せている。守備陣には不安が残るものの、マンチェスター・ユナイテッドとの2ndレグのデキが出色だっただけに、あの再現を期待したい。もっとも、いかなる時もオープンスタンスで打ち合いを望むマンチェスター・ユナイテッドと、カメレオンのように相手仕様にチームを創り変え、相手の強みを封じて弱みを突くリバプールとは全く異なるのは事実。それでも、ミランにはカカーがいる。ゲームを決定付けられる彼の存在が、ミランに勝利を運んでくる。

---------- キリトリ -----------

今日だけはお隣さんを応援するとします。フットサルチームの2ndユニである、ミランユニを着てw
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