FC2ブログ

05 | 2019/06 | 07

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

桜散り、また芽吹く駿馬 

競馬には「出世レース」と呼ばれる縁起物がある。今日の中山9レース「山吹賞」もその一つ。近年ならばシンボリクリスエスがここから世代頂点を決める舞台へ飛翔していった。

その登竜門で注目を集めたのがアエローザ。父にフレンチデピュティ、母にサンデーサイレンスの仔アスプンリーフを持ち、桜色に染まる世界へ逸早く深緑の香りを届ける緑色のメンコが印象的だ。

3月18日のデビュー戦、まだ余裕を感じさせる「緩い」つくりで戦場へ現れた彼は、上がり3ハロン33秒9の〝似合つかわしくない〟豪脚を繰り出して弾け跳んだ。

「ただ者ではない」

誰もがそう感じた。

そして今日。

期待はさらに膨らんだ。

内枠からすんなりとスタートを切ると、今日は一転そこから一路逃避行。完璧に折り合いをつけ、漲る力を凝縮させていくかのようにゆったりと直線を目指す。

3コーナーから4コーナーを回り、いよいよ背後の各馬は追い上げ態勢に入る。しかし、手応えは誰が見ても歴然だ。手綱なをしごいて押し寄せる周囲を尻目に、持ったままで直線を待ち構えると、軽く気合いをつける。

瞬間、一気に空隙が広がった。

行く手を塞ぐ中山の急坂も彼にとって何ら障壁にならない。

悠々と泰然と彼はひとりゴール板を駆け抜けていった。



次に姿を現すのは東京府中。胸踊る1頭が、ここに誕生した。

皐月賞の結果を問わず、私は彼に夢を乗せたいと思う。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://guilty4betrayer.blog6.fc2.com/tb.php/299-923ce1ed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。