09 | 2017/10 | 11

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番外編1~大波乱の欧州選手権2012~ 

ウンターハヒンク日記


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~フットボール馬鹿達の珍道中:ユーロ2012編~


「ポーランドもウクライナも美女が多くていいよな~。日本には『犬も歩けば棒に当たる』なんて諺があるんだろ?じゃあ、ポーランドやウクライナは『歩けば美女に当たる』だ」

「どこで憶えたんだ、そんな諺。だが、適当に言葉だけ憶えたせいで、使い方が完全に間違っているぞ(苦笑)。もっとも、美女が多いというのは否定しないが」

「大会自体が“華”に欠けたせいで、どうしてもそっちに目が向いてしまう。この気持ち、分かるよな」

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1勝2敗で3カ国が並んだグループAでイタリアが沈み、「死の組」となったグループBではフランスが無敗で大会を去った

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グループCのオランダは1勝もできず。グループDは曲者ギリシャが2位に入った

「知るか(笑)。ただ、波乱の大会だったのは事実。グループステージの終了時点で、もう『何が起きてもおかしくない』という様相だったよな。Aでイタリアが、Bでフランスが、Cでオランダが消えた」

「あちこちからガッカリ感が漂っていたよな。大国の敗退は集客力の面で大きなマイナスとなるから、開催国は頭が痛かっただろう」

「思い通りにはならないもんだ。スロバキアやベラルーシが突破するなんて、誰が想像できたっていうのか。ギリシャのしぶとさ、曲者っぷりは欧州選手権の風物詩だが・・・」

「それだけ各国のレベルが均衡化してきたってことさ。プラティニ会長は笑いが止まらないんじゃないか?」

「チャンピオンズリーグでもヨーロッパリーグでも門戸開放を訴え、中小国のレベルアップに熱心だからな。またぞろ御高説を垂れ流すだろうさ」

「お前の皮肉は毒々しくて困る(苦笑)。誰の前でも言うんじゃないぞ。話を戻すが、準々決勝の組み合わせはドイツ対スロバキア、ポルトガル対ウクライナ、イングランド対ギリシャ、ベラルーシ対スペインとなった」

「順当ならドイツ、ポルトガル、イングランド、スペインの勝ち上がりで、どの組み合わせでも準決勝は高集客が約束されたが・・・」

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準々決勝でも波乱は起きた

「まさか我らがドイツがスロバキアの軍門に下るとは・・・。典型的なジャイアントキリングだったよな。決めきれず、一発に泣くという」

「スペインも“お付き合い”してくれていたら、幾分かは溜飲も下がったんだがな」

「ベラルーシに延長戦まで粘られたが、2-1で振り切った。これが世界王者と我々の違いか(苦笑)」

「ドイツ国内では目下、Löw監督に対する苛烈な批判キャンペーンが展開されているが、連盟は頑なに『続投』を繰り返している。誰もが納得できる代役として思い浮かぶのはKloppくらいだが、ドルトムントは手放すまい。W杯も現体制で臨むのだろう」

「ここまでLöwに“勝ち運”がないと、解任を要求する声も理解できなくはない。近年になくタレントは揃っているだけに。W杯で見返してくれるといいが」

「彼にエクスキューズがあるとすれば、スロバキアの躍進だ。なにせ、スペインを破って決勝に駒を進めたのだから」

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スロバキアはドイツに続き、スペインも蹴散らした

「準々決勝で延長戦を戦っていたスペインに対してコンディション面で優位だったとはいえ、堂々たる戦いぶりだったからな。スタジアム中から盛大な拍手を贈られるだけの価値を見せてくれた」

「そのスロバキアを破って頂点に立ったのがポルトガルだ。勝負弱さの権化のような国が、ついにタイトルを手にした。スペインを破った勢いそのままにスロバキアがギリシャに次ぐ伝説を刻むかと期待したんだが、もう“おつり”が残っていなかったな」

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スロバキアの偉業に立ちはだかったのはポルトガルだった

「ポルトガルの優勝は、Ronaldoの覚醒を抜きに語れない。今まで『代表では』と叩かれ続けてきた彼が、全世界に真価を見せ付けた」

「6試合で8得点。手が付けられないゴールラッシュだった。得点王とMVPの個人二冠、チームと合わせて三冠だ」

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2位の3点を大きく突き放し、Ronaldoがゴールデン・シューに輝く

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Ronaldoは、いぶし銀の輝きを放ったランパードを抑えて二冠を達成

「いや、独占した『美女達の視線』も入れて四冠だな(笑)」

「違いない(笑)。クラブで溜まった鬱憤も、全て吐き出したな。やはり彼はスーパースターだ。最も目立つ時期に燦然と輝く。なにせ準決勝のイングランド戦でハットトリック、決勝でもウイニングゴールだ」

「ポルトガルは彼以外も良かった。両サイドバックはベスト11に選ばれたし、23人の優秀選手に8人もノミネートされた」

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ドイツからは誰も選ばれず

「ポルトガルの次がスペインで6人、スロバキア、イングランド、ウクライナが3人ずつ。ドイツはゼロだ(苦笑)」

「それをここで蒸し返す必要があるか(苦笑)。我々ドイツ人にとっては苦い大会となったが、一流の選手達による祭典は格別だった。次の大会は、旅行でなくスカウティングで足を運びたいものだな」

「なーに、あと4年もあれば、必ずそうなるさ。いや、しなきゃいけない。その時は、クラブのVIPとして招待してくれよ。アゴアシ付きで(笑)」

「クラブにたかる記者か・・・。これは出入り禁止にしないとな。早速、オフィスに連絡しておこう。危険な芽は早めに摘んでおかねば」

「ふ!ざ!け!ん!な!その画面をなぞる指を止めろ!電話をしまえ!」

「たかるだけでなく、今度は恐喝ですか?恐ろしい・・・。ガクガクプルプル」

「『ガクガクプルプル』とか口で言うな!しかも棒読み!」

「やれやれ、口を開けば文句ばっかりだ。これだから子供は困る」

「困らせて楽しんでいるのはお前だろ!だいたい・・・」

2人のフットボール馬鹿の夜は、こうして更けていくのであった―。

---------- キリトリ -----------

<編集後記>

まずは、オチが勢いだけで適当になってしまったことを反省しつつ、ウンターハヒンク日記の番外編をお届けしました。更新頻度を稼ぐため、これからはちょくちょく足していきます。今回はたまたまユーロ2012についてでしたが、1人の選手をピックアップしたり、移籍市場での立ち回りだったり、本編ではカットした内容をフォローしていく予定です。

さて、リアルではスペインが優勝したユーロ2012。この箱庭ではスペインが準決勝で、イタリアに至ってはグループステージで敗れてしまいました。オランダのグループステージ最下位はリアルでしたが(苦笑)。

スロバキアはSestakがドイツ戦、スペイン戦でゴールを決め、重要な働きを示しました。純粋に能力で大国に対抗できるのは、SkrtelやHamsikくらいですが、どの選手も平均以上の技術があり、フィジカルも優れていて、隙がない。スペイン戦もポルトガル戦もシュートは2桁打っていました。ドイツ戦は、ポゼッションが42%、シュートも僅か2本でしたが、そのうち1本を決めてしまうのだからフットボールは怖い。逆にドイツは14本もシュートを打ったのに、枠内はたった1本でした。

色々と興味深い大会でしたが、あまり深掘りしても長くなり過ぎてしまうので、これくらいにしましょう。本編の次は、8月の2週目までにはと考えています。ではでは、また。

五輪で日本がスペインを破り、とても気持ちがいいです♪
(*´ω`*)

メリハリの効いた、良いプレスでした。ずっとかけ続けるのではなく、途中で息を入れて、またかける。これができれば、最後までインテンシティを維持できます。

それから、DFや中盤の底の2人がビルドアップ時に相手のプレスに慌てて蹴りださず、ドリブルで外した上できちんと繋げていたのも素晴らしかった。ああいう落ち着きは、今までの五輪代表にはなかった。

プレスやビルドアップ時に垣間見えた、技術の高さだけでなくメンタルの強さ。それも勝因でしょう。

ただ、まだ1勝。モロッコ戦、ホンジュラス戦を勝ち切って、決勝トーナメントに進んで欲しいものです。あれだけ走った後だと、中2日は厳しいですけどね・・・。
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