09 | 2017/10 | 11

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

改革を推し進めるヴォルフスブルク 

ヴォルフスブルクが、チーム改革を推し進めている。今冬の移籍市場では、推計3000万ユーロを投じ、8人もの選手を獲得。ウインターブレイク明けのケルン戦では、4人の新戦力(フェリペ、ロドリゲス、イラチェク、ビエイリーニャ)をいきなりスターティングイレブンに抜擢した。

戦い方も変わった。最終ラインをセンターサークル付近まで上げ、高い位置からプレスをかけてボールを奪い、サイドを起点に敵陣を脅かす。これまで続けてきた、低い位置にブロックをつくり、ペナルティエリア付近で跳ね返し、ロングボールで一気に前線へと運ぶ攻め方は、鳴りを潜めた。

まだ完全には習熟していないため、スルーパスで裏を取られて決定的なピンチを招くシーンも何度かあったが、ケルンのアタッカーのミスにも助けられて無失点で切り抜けると、20歳の新鋭ポルターのゴールで勝ち点3を掴んだ。これで順位は12位から10位へと浮上。欧州カップ戦の出場権獲得が見えてきた。

しかし、今後の課題も少なくない。その一つは、明らかな人員過剰だ。

現在、トップチームにはGK3人、DF12人、MF18人、FW8人、総勢で41人もの選手が登録されている。試合に出場できない選手からの不満は、いつ噴出してもおかしくない。

さらに、猫の目のように変わる出場メンバーが、チーム戦術の完成を妨げる。

マガト監督の起用は場当たり的で、いきなり主力がベンチ外に、ベンチ外が主力に変わる。100%の信頼を置かれているのは、ここまで全試合に出場しているシェーファー、ジョズエ、トレシュの3人と、怪我と出場停止以外では欠場していないベナーリオ、試合を重ねるごとに攻撃陣の軸となりつつあるデヤガーくらいだ。

彼ら以外は、数試合の先発を続けても、いつベンチ、あるいはスタンドに席を移すのか戦々恐々としている。そしてそれは、マガト監督から強い信頼を寄せられてきた長谷部誠も同様だ。

今季は“計算できる駒”として、トップ下、右サイドバック、中盤の底、緊急時にはGKと様々なポジションを任されてきたが、ケルン戦はベンチ外。日本では――単なる誤訳だったが――移籍報道すら出た。

もっとも、サブに落とされるたびに返り咲いてきた長谷部だけに、過剰な心配は無用だろう。

実際、中盤の底を務めたポラークと新加入のイラチェクは、ミスこそ少なかったものの、見せ場は乏しく、展開力に不満が残った。独「キッカー」も、採点で両者に4を付けている。

ジョズエやヒツルスペルガーらを含め、中盤の底のポジション争いは激しいが、一時は戦力外通告を受けたポラークがカムバックするなど、マガト監督は未だレギュラーを決められずにいる。長谷部の巻き返しは十分に可能だ。

日々の練習で結果を残して出場機会を窺い、チャンスを得た時には死力を尽くしてインパクトを残したい。

Wolfsburg.jpg
ケルン戦は1-0のスコア以上の完勝だった

Wolfs-in.jpg
今冬に加わった8人。うち5人がケルン戦に出場している

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。