09 | 2017/10 | 11

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数字で振り返るJ1・前編 

先日、「ニコ生」で実施した「数字で振り返るJ1」の“カンペ”を公開します。何かの参考になれば幸いです。なお、長いため前編と後編に分けて公開します。


●ゴールに恵まれた2011年

J1の2011年シーズンは、総得点数が869、試合平均得点が2.84、総入場者数が483万3782人(平均1万5797人)となりました。総得点は前年を56も上回り、試合平均得点は1.8ポイント増加。最多失点が湘南の82から福岡の75へと僅かながら“改善”されている上での得点数の大幅な増加は、評価されていいはずです。

一方で、震災の影響もあり総入場者数は前年を大きく割り込みました。総入場者数は80万人以上のマイナスです。ただ、平日や雨天での開催が多く、Jリーグでも上位の動員力を誇るFC東京がJ2に落ちたなどの逆風があっただけに、単純に「Jリーグの集客力が下がった」と結論付けるのは間違っています。


●得点力と順位の関係性

昨年、「J1で優勝争いするためには得点力が必要」と指摘しましたが、その傾向に変化はあったのでしょうか。まず、得点力と順位の関係性を調べます。

<得点力ベスト5>

※数字の後ろのカッコ内は1試合平均得点。クラブ名の後ろのカッコ内はリーグ順位

1位 78(2.29) G大阪(3)
2位 67(1.97) 名古屋(2)
3位 67(1.97) C大阪(12)
4位 65(1.91) 柏(1)
5位 53(1.56) 鹿島(6)
5位 53(1.56) 磐田(8)

前年に続きG大阪が1位です。ちなみに、昨年のG大阪の得点数は65で、13も上積みしています。また、その65は今年の4位に過ぎないのも、いかに今季ゴールが多かったかを証明しています。

結論から言うと、昨年と同様に得点力の高いクラブが上位に名を連ねています。例外は2桁順位に終わったC大阪ですが、原因は明快。ワースト5位の失点数です。

次に、得点力のワースト5を見てみましょう。「得点力=順位」が通用するならば、ワースト5は順位も下のはずですが――。

<得点力ワースト5>

※数字の後ろのカッコ内は1試合平均得点。クラブ名の後ろのカッコ内はリーグ順位

1位 23(0.68) 山形(18)
2位 34(1.00) 福岡(17)
3位 36(1.06) 浦和(15)
4位 38(1.12) 大宮(14)
4位 38(1.12) 新潟(13)

降格した2クラブをはじめ、下位のクラブばかりがランクインしています。やはり、J1で勝ち残るためには、得点力が最重要なのです。

また、補足のデータとしてシュート数をランキングしておきます。

<シュート数ベスト5>

1位 499 川崎
2位 473 C大阪
3位 458 神戸
4位 446 広島
5位 443 鹿島

昨年に続き、川崎が1位となりました。しかし、シュート数が多いからといって、得点数が多いとは限りません。実際、シュート数のベスト5に入ったクラブのそれぞれの得点数は、上から8位、3位、10位、7位、5位。特に川崎と神戸は“空砲”が目立ちます。

得点数1位のG大阪のシュート数は397本で9位に過ぎません。やはり求められるのはシュート数ではなく、決定率です。

その決定率のベスト5は以下の通りです。

<決定率ベスト5>

※決定率とは、得点数÷シュート数×100で算出

1位 19.65 G大阪(3)
2位 16.58 柏(1)
3位 15.99 名古屋(2)
4位 14.16 C大阪(12)
5位 13.84 磐田(8)

この5クラブのシュート数は、それぞれ9位、10位、7位、2位、11位となっており、総じて少ないです。やはり、空砲を増やしても得点力は高まりません。

ベスト5の数値は前年より高い水準で、今季は日本人が苦手とされるフィニッシュの精度が改善されているように映ります。とはいえ、外国人選手の得点が多いため、純粋にそうとも言い切れません。

なお、ワースト5は以下の通りです。

<決定率ワースト5>

※決定率とは、得点数÷シュート数×100で算出

1位 8.46 山形
2位 8.84 大宮
3位 9.52 浦和
4位 9.61 仙台
4位 9.61 神戸

それぞれ1試合平均得点は0.68(ワースト),1.12(ワースト4位),1.06(ワースト3位),1.15(ワースト6位),1.29(9位)で、やはり得点数も低い傾向にあります。とりわけ神戸は、それなりの得点数があるものの、決定率に問題を抱えています。

<後編に続く>
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