08 | 2017/09 | 10

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バレンシア日記・1 

スペインには「オトラ・リーガ」という言葉がある。

日本語で「別のリーグ」を意味し、図抜けた戦力を有するバルセロナとレアル・マドリーの2強が、残りの18弱を支配するリーガ・エスパニョーラの歪な構図を揶揄している。

実際、2003-04シーズンを最後に、2強以外の優勝はない。04-05と05-06はバルセロナが、06-07と07-08はレアル・マドリーが、それぞれ連覇を飾り、08-09から12-13まではバルセロナが5連覇を達成。バルセロナが6連覇を逃した13-14も、レアル・マドリーが頂点に立っている。

長く、永遠に続くかのような2強時代。しかし、この屈辱的な“泰平”を打破すべく、牙を磨ぎ続ける“野心家”が、ようやく育ってきた。

ともに11年に新オーナーを迎え、資金力を大幅に高めたアトレティコ・マドリーとバレンシアである。

11-12はアトレティコ・マドリーが2位、バレンシアが4位、12-13はアトレティコ・マドリーが3位、バレンシアが5位、13-14はアトレティコ・マドリーが3位、バレンシアが4位と、上位をキープ。2強との勝ち点差も、年々縮まりつつある。

そして14-15シーズン。両クラブは再び足並みを揃え、決断を下す。

「タイトルを獲れる」指揮官の招聘だ。

バレンシアが選んだのは、ドイツ代表を率いてU-21欧州選手権を制し、13-14シーズンにはPSVをエールディビジ制覇へと導いた俊英だった。

満を持し、03-04以来のリーグ優勝と2強時代に終止符を――。夢想を現実と化すため、オレンジの都での旅路が始まる。


valencia.gif





U-21ドイツ代表監督経由オランダ行き


選択リーグ:韓国1~2部、メキシコ1~2部、アメリカ1部、ベルギー1~2部、デンマーク1~2部、イングランド1~4部、フランス1~2部、ドイツ1~3部、ギリシャ1~2部、イタリア1~2部、オランダ1~2部、ポルトガル1~2部、ルーマニア1~2部、ロシア1~2部、スペイン1~2部、スウェーデン1~2部、スイス1~2部、トルコ1~2部、ウクライナ1~2部、オーストリア1部、アルゼンチン1~2部、ブラジル1~2部

合計22カ国・45リーグ

<経歴>

U-21ドイツ代表→PSV→バレンシア


---------- キリトリ -----------

仰々しいプロローグを書きましたが、とにかく打倒「2強」を目指して戦ってみます。

経営陣が用意してくれた補強資金は約85億円と、とんでもない大金ですし、上手く使えれば肉薄できるかも?!

一応、昨季(13-14)はバレンシアが20勝9分9敗の勝ち点69で4位、優勝したレアル・マドリーが25勝9分4敗の勝ち点84なので、私が得意とする守備強化で負け数を減らせれば、もう少し接戦には持ち込めるはずです。レアル・マドリーにはPSVでそれなりに戦えましたし、より個々の能力が高いバレンシアなら期待できます。

そうそう、私が来るまではエメリがずっと率いていました。プロローグに書いた通り、順位は安定していましたしね。

ただ、4シーズンに亘るエメリ政権では、それ以上を望めなかったのも事実。新たな指揮官に任せるのは“博打”ですが、タイトル獲得を欲すれば時に劇薬も必要ですから、ファンも理事会の判断を「間違っている」と糾弾できないでしょう。

とにかく、ファンや理事会から「博打に負けた」と言われないよう、全力を尽くしますよ。

契約期間は5年ですが、こんなものは何の保証にもなりませんからねw

さて、まずは現状把握から始めましょう。

1)オーナーが代わっていて、リッチなクラブになっている。補強資金は約85億、給与枠は約110億円。現在の給与総額は約97億6300万円。ただし、借金は378億円も残っている。

2)現実世界では一向に進まない新スタジアムの建設(注1)が2012年に終わっており、「Nuevo Mestalla(ヌエボ・メスタージャ)」というカッコいい名称を戴いている。収容人数は75000人。


NuevoMestalla.jpg

注1:バレンシア市の北西部に2億5000万~3億ユーロをかけて約7万5000人収容のスタジアムを建設する計画で、当初は2009年の完成を目指していた。しかし、現在のホームスタジアム・メスタージャの土地売却が進まず、実現の目処は立っていない。


経営面の情報を頭に入れつつ、戦力の確認に移ります。

就任直後にアシスタントマネージャーからもらったレポートでも読みますか。

teamreport_20110913135129.jpg

星の数は少なめですが、これは辛口。他のクラブをきちんと見ていませんが、メディア予想の4位に入れるくらいのレベルにはあると思います。

トップチームの選手リストと考察は、別のページに譲ります。例によって、リストは随時更新していきますので、参照下さい。

手持ちの戦力をじっくりと眺めた上で、補強に入ります。

リストに目を通した読者は気付いたかもしれませんが、GKは絶対に補強が必要です。レギュラー格のMoyaはともかく、控えはトップリーグでプレーできるレベルではありません。最もクオリティが低いポジションと言えます。

それから、右サイドバックも層が薄いです。ブラジルで言うところの「ラテラル」タイプがいません。両サイドバックの攻め上がりは、守備重視の私の戦術に欠かせませんし、クロスやドリブルが得意なサイドバックを狙います。

FWも、できればもう1人大物が欲しいです。Soldadoとコンビを組めるような。

そして、セントラルMFも増やすつもりです。「またかよ!」と突っ込まれそうですが、チームレポートで示されていた4-4-2ではなく、Mataを生かす4-3-1-2を軸にしようと考えているからです。あるいは、PSVでも使った4-1-2-2-1。面白味に欠ける、ソリッドなフットボールに転換します(自虐的)。

ただし、リーガ・エスパニョーラには注意事項が2つあります。

1)25人までしか登録できない

18歳以下は除外ですが、意外とカツカツです。このルールはイングランドにもあるので、イングランドでプレーする際も足枷となります。

2)EU圏外の選手は3人まで

いわゆる「外国人」は3人までしか選手登録できません。これも見逃すと痛い目に遭います。

1と2を忘れると、大金をかけて獲得した選手がリーグ戦に使えないという事態を招きますし、気を付けなければなりません。


諸々を踏まえた上での、補強の結果です。

【補強の結果】

・Tomasz Kuszczak フリーで獲得

Kuszczak.jpg

・Renan パチューカから3億3000万円で獲得

Renan_20110913135646.jpg

・Anthony Vanden Borre モナコから7億5000万円で獲得

VandenBorre.jpg

・Joao Filipe ボタフォゴから12億円で獲得

Filipe.jpg

・Kara ディナモ・キエフから20億円で獲得

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・Javi Garcia ベンフィカから13億5000万円で獲得

JaviGarcia.jpg

・Ivan Perisic クラブ・ブルージュから22億円で獲得

Perisic.jpg

Karaの獲得は、クラブ史上最高額でした。「でした」と書いたのは、最後に獲得したPerisicが、それを塗り替えたから。現実世界でドルトムントがPerisicの獲得に費やした価格(550万ユーロと言われています)に比べると、かなり高上がりになりましたが、2列目のどこでもプレーできてFWにも対応するPerisicは、戦術のバリエーションを増やすために、どうしても欲しかったのです。

元最高額のKaraはPSVを率いていた時にチャンピオンズリーグで対戦した際に良い選手だなと思い、オファーを出しました。4-3-1-2を機能させる上で重要になるアンカー役は、彼に託します。

喫緊の補強ポイントだったGKには、所属先が決まっていなかったKuszczakと値頃で若いRenanを加えました。一気に層が厚くなり、満足しています。3人をローテーションするのは難しく、割を喰う1人が不満を溜め込まないか心配ですが・・・。

GKと同様に足りなかった右サイドバックは、妥協の末にVanden Booreになりました。上に書いた通り、もっと攻撃的な選手を狙っていたのですが、外国人枠との兼ね合いで断念。複数のポジションをこなせる強みもあって、彼を選びました。

その貴重な外国人枠を割いて獲ったのが、Filipeです。高さとスピードを併せ持つCBで、弱点がありません。

最後に紹介するJavi Garciaは、「FWを獲るか、セントラルMFをもう1人増やすか」を悩んだ末の結論です。優秀な3人のFWをすでに抱えていて、FWもできるPerisicの獲得交渉が進み、かつ4-1-2-2-1を採用する可能性がある中では、セントラルMFを増やすべきだと考えました。

以上、今夏の補強に関する“根拠”です。

暁監督が違約金を払って獲得したのは6人で、トータルで78億3000万円もの大金を使いました。

収支は当然、大幅なマイナスです。

balance.jpg

買い取りオプション付きでローン移籍させた3人がシーズン終了後に売れれば、もう少しマイナス幅は縮まりますが、それでも投資した金額に見合った結果を出さないと。

あれ?

よく見ると、人道にもとる酷いことをしているぞ・・・。

Jose Sosaは前監督が今夏に8億円もかけてナポリから連れてきたのに、買い取りオプション付きでHSVに放出してしまったwww

確か、評価額と同じ金額で合意しているので、損にはなりませんが、イタリア→スペイン→ドイツと短期間に転居させてしまって申し訳ないな・・・。

現実世界だったら、有り得ない顛末でした。


【プレシーズンマッチの結果と戦術】

test14.jpg

チェルシー戦は、シュートを1本も打たずに前半が終わり、代わりに3点を失うという散々な内容でした。続くエバートン戦も大敗。2試合とも4-3-1-2を貫いたのですが、全く機能しませんでした。4-1-2-2-1を主に採用したアストン・ヴィラ戦以降は勝っており、それだけに明暗がくっきりと浮かび上がります。

4-3-1-2は採用して日が浅い上、敵地でハイライン&ハイプレスというリスキーなトライもあったのは事実ですが、それにしても負け過ぎ。全試合で両方を使いましたが、露骨なまでに4-1-2-2-1の方が良かったですから。懲りずにチャンピオンズリーグの予備戦でも試す予定ですが、そこでも失敗したら4-3-1-2はお蔵入りにします(苦笑)。

それから、お蔵入りの可能性があるため、どんな4-3-1-2を使っているかは公開しませんwww

---------- キリトリ -----------

【UEFAチャンピオンズリーグ予備予選3回戦】

グループステージ進出を懸け、Perisicの古巣であるクラブ・ブルージュと対戦します。

logo_club_brugge.png


初戦はホームで。負けられない戦いですが、4-3-1-2を使います。個々の能力的には勝って当然ですから。PSVの時とは違います。勝ち点3とテストを両立させられるのが、バレンシアの「格」です。

vsBrugge-h-f.jpg

ブルージュは4-3-2-1のクリスマスツリー。中央突破型ですから、両サイドをワイドに使ってくる相手よりは4-3-1-2を機能させやすいはず。

スターティングイレブンは、既存選手をベースに新戦力を組み合わせました。

GKは怪我から回復したMoya。4人のディフェンスラインは右からVanden Boore、Maicon、Rami、Insuaと並びます。中盤はアンカー役にKaraがいて、右にJavi Garcia、左にBanega。後に修正しますが、この時は攻撃的なサイドバックであるInsuaを生かすため、プレイメーカーのBanegaを左に置いています。後に修正というのは、「やはりバランスが大事だろう」と、次戦からBanegaとJavi Garciaの位置を入れ替えました。

トップ下はMata、2トップはSoldadoとFletcherです。彼らは、かなり攻撃的に振る舞います。

ブルージュの選手を見ると、センターバックのジャンプが10と12しかなく、空中戦に勝機がありそうです。

注目選手は、GKのStijn Stijnenくらいでしょうか。

Stijnen.jpg

他の10人もそこそこ粒揃いですが、我々の脅威になるレベルではありません。とはいえ、両サイドアタッカーのドリブルとクロスは精度が高いので、そこは抑えます。


○試合開始

キックオフから僅か45秒。Soldadoがペナルティエリア手前、左45度の位置からカーブをかけたシュートを突き刺し、バレンシアは最高のスタートを決める。

その後もテンポ良く攻め、何度となく得点機をつくるが、相手GKの好守に防がれて前半は1-0で折り返す。

後半も前半と同様に始まって直ぐにチャンスを掴む。

Vanden BooreのクロスをSoldadoがエリア内で正確にトラップ。それを冷静に沈めて2-0とする。Vanden Booreは怪我明けでぶっつけ本番ながら実力を示し、Soldadoは新監督に自らがエースであることをアピールした。

その後は追加点こそ奪えなかったものの、アウェイゴールはおろか1本の枠内シュートも許さず、2-0でバレンシアが完勝した。

vsBrugge-h-r_20110913145541.jpg

欲を言えば、もう1点欲しかったです。ただ、実力差はありありと窺えました。セカンドレグも、出鼻を挫かれなければ押し切れるでしょう。


そのセカンドレグ。

vsBrugge-a-f.jpg

上の図では左にBanegaがいますが、試合開始前に指示して右に回っています。他は初戦と同じです。


○試合開始

アウェイながら開始6分間で2回の決定機をつくったバレンシアの先制は時間の問題かと思われたが、なんと7分にオウンゴールで失点。一転して雲行きが怪しくなる。

バレンシアはチャンスを量産するが、相手GKとゴールマウスにはね返され、得点には至らない。前半終了時のスタッツからは、どちらがホームか分からないほどの猛攻でありながら、0-1で後半を迎える。

vsBrugge-a-half.jpg

ブルージュは、もう1点取れば勝ち上がりの目も見えてくるが、後半も防戦一方。バレンシアはゴールこそならなかったものの、ブルージュにカウンターのチャンスすら与えず、トータルスコアで上回り、本戦出場を決めた。

vsBrugge-a-r.jpg

この内容で追い付けないとは思いませんでしたが、無事にグループステージに進出できて一安心。もっと楽に勝たせて欲しいんですけどね(苦笑)。

―――――――――― キリトリ ―――――――――――

【CLグループステージ抽選会】

バレンシアは第2ポットです。

一緒になったのは・・・









Chelsea_logo.jpg



チェルシー!!










cska_rogo2.jpg



CSKA!





そして


なんと


なんと


なんと


なんと


なんと





PSV-logooo.jpg



PSV!!!


キ・キ・キ・キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


神の見えざる手、発動www

UEFAさん、さすがですw

CL-gs.jpg

もちろん、リロードなどの不正はしていませんし、本当に偶然です。

これだけ長くプレー日記を書いていると、神が上手く展開を後押ししてくれるのでしょうかw

教え子との再会の日が、こんなに早くやってこようとは。

新監督の下、PSVがどう変わっているのか。とても楽しみです。


次回へ続く!!

---------- キリトリ -----------

<編集後記>

第3部が始まりました。いよいよ、トップレベルのクラブを率います。タレント力は、さすがにバルセロナやレアル・マドリー以上とは言えませんが、彼らにどれだけ追いすがれるか。今季は全力を尽くしたいと思います。とりあえず、最低目標は3位。それ以下の場合は、辞任も考えます。

まさかCLでPSVと戦うことになるとは想像もしませんでしたが、FM2012が出る前に完結できるよう、テンポ良く進めますね。

ただ、これでストックは切れたので(速っ)、次の更新は早くても26日の週になると思います。
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コメント

Re: バレンシア日記・1

リーガ・エスパニョーラ、しかもバレンシアの監督に就任ですか。
熱いですね~。

現実同様、2強の天下が続いていますが、そこに割ってはいることができるか注目です。

さらにCLでは古巣とのいきなりの対戦。
偶然にしては出来すぎですね^^;

Re: バレンシア日記・1

お久しぶりです。


今度はバレンシアですか…。
2強は強いと思いますが、頑張って下さい!!


後は今はチェルシーに居るマタの活躍とバネガに期待です!!!

Re: バレンシア日記・1

ブログ来訪ありがとうございます。

バレンシアからオファーって時点でうらやましいw
自分にきたのはスペイン2部へ降格したヒホンからでしたからねえ・・・w
(しかも、オファー受けましたよ・・・ネタばれになっちゃいますがw)

自分はスペインでのプレイが長いですが、
ここ数年の作品でチーム経営のAIが改善されて以降、2強が戦力を落としたりすることはほとんどなく、
なかなかそこへ割って入るのは難しい印象があります。
ですが、バレンシアはその中でも可能性のあるチームだと思いますのでぜひとも2強を倒して、
リーガ制覇を成し遂げてほしいとおもいますw

そして古巣とCLで激突!
燃えますね!
がんばってください!!

遅くなってすみません

>どらぐら様

オーナーが代わって、金満化しているバレンシアに就任しました。選んだわけではなく、真っ先にオファーをくれただけなんですけどね。かなりの投資をしましたし、戦力は揃っているので、2強に割って入れるよう努めます!

それにしても、まさかPSVと一緒になるとは(苦笑)。もちろん、リセットしまくったわけじゃないですよw

遅くなってすみません

>ジャック様

ご無沙汰しております。
m( __ __ )m

2強は依然として強いですが、勝ち点はそれほど伸びていないようなので、チャンスはあると思っています。特にバルセロナは主力が高齢化していますしね~。

マタにはトップ下として自由を、バネガには司令塔として守備の軽減を図っているので、私も期待しております!

遅くなってすみません

>Rakkyo様

いつもチェックしてますよ!
(゚Д゚)ノ

そして、ネタバレ自重www

恐らく、U-21ドイツ代表→PSVと、ある意味でトップレベルばかり率いていたので、トップクラブからもオファーは来ますね。今回はぬるいプレーの連続になってしまい、本意ではないのですが・・・。

スペインは暫くぶりのプレーになりますし、確かに2強はずっと強いイメージですが、過去の勝ち点推移を見る限りでは崩せる可能性はなくはないと見ています。大金を使えましたしね~。

古巣とのまさかの対戦も含めて、良いシーズンになるよう励みます!!

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