08 | 2017/09 | 10

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乾貴士、上々の初陣&ボーフムの概要(後編) 

前編では、ボーフムの歴史やスタジアム、ユニフォーム、マスコットキャラクターについて紹介した。後編では、いよいよ監督や選手など、よりフットボールに軸を置く。





ボーフムを率いるのは、Friedhelm Funkel(フリードヘルム・フンケル)。

Funkel-pic.jpg
Funkel.jpg

1953年12月10日生まれの57歳は、現役時代にMFあるいはFWでプレーし、ユルディンゲンやカイザースラウテルンなどで活躍した。トップレベルでの経験は少ないものの、プロ通算472試合149得点は立派な数字だ。

指導者としては、91年に古巣のユルディンゲンで初めて監督を務め、デュイスブルク、ロストック、ケルン、フランクフルト、ヘルタ・ベルリンなどを歴任。2010年からボーフムを率いる。04年から09年まで指揮官を務めたフランクフルトでは、05-06シーズンにドイツカップで準優勝。UEFA杯(当時)の出場権を獲得した。

そのフンケルに率いられたボーフムは昨季、20勝5分9敗49得点35失点の3位で昇格プレーオフに臨んだ。しかし、プレーオフではボルシアMGに2戦合計1-2で敗北。昇格はならなかった。

なお、昨季のチーム得点王はチョン・テセで25試合10得点(3アシスト)。以下、Aydinが15試合8得点、Federicoが29試合7得点と続く。テセはエース格だったが、足や頭に怪我が相次ぎ、終盤戦は苦しんだ。昨季の総得点は7位、総失点は4位で、やや得点力が低い。その改善に向け、乾に白羽の矢を立てた。

今季は、昇格が至上命題。そのため、移籍市場では補強に余念がない。

<主な新加入選手>

Ermes, Jonas 

GK ドイツ人、19歳


Sinkiewicz, Lukas

DF、ドイツ人、25歳

ドイツ代表キャップを持つ、屈強なセンターバック。新加入ながらレギュラーを務める。


Eyjólfsson, Hólmar Örn

DF、アイスランド人、20歳


Kramer, Christoph ※

MF ドイツ人、20歳

レバークーゼンからのローン移籍。両利きらしい。本職はDMC。


Berger, Denis

MF オーストリア人 28歳

3部のオッフェンバッハから獲得。昨季は24試合4得点している。オーストリアのアンダー世代代表経験あり。


Uzun, Enes

MF トルコ&ドイツ人 19歳


Ginczek, Daniel ※

FW ドイツ人 20歳

ドルトムントからのローン移籍。上背があり、将来のエースとして期待され、武者修行に出ている。


※はローン移籍


こうした新戦力を組み込みながら、開幕戦を迎えたボーフム。デュッセルドルフ戦(A)のスターティングイレブンは、以下の通りだった。

Opening-form.jpg

GK:Luthe(24) 昨季から所属している守護神(30試合出場)。190cmを超える長身で、ハイボールに強い。

DR:Kopplin(22) フィジカルとメンタルに優れた長身SB。両サイドをこなせる。昨季は34試合に出場している。

DL:Ostrzolek (21) 昨季は17試合に出場。気鋭のレフティー。

CBR:Maltritz(32) ベテランCBで、昨季は32試合3得点。アンダー世代のドイツ代表経験がある。

CBL:Sinkiewicz(25) アウクスブルクから新加入。ドイツ代表キャップは3。空中戦に強い。

DMC:Johansson(29) 昨季は26試合に出場。スウェーデン代表キャップ1。攻守に頼りになる。

MCR:Dabrowski(33) 昨季は29試合4得点。190cmを超える長身にもかかわらず、サイドもこなす万能型。

MCL:Toski(24) 昨季は17試合出場。ドリブルが持ち味のレフティーで、本来はサイドの選手。

AMR:Freier(32) ドイツ代表19試合1得点の実績が光る。レバークーゼンでの活躍も記憶に新しい。昨季は18試合2得点。

AML;Berger(28) 新加入 クロスとドリブルが持ち味。

ST:Aydin(24) 昨季は15試合8得点で、チョン・テセに次ぐ得点源だった。


この試合は0-2で敗れたが、続くフランクフルトとのホーム開幕戦は1-0勝利。手堅い戦いぶりで勝ち点3を手にした。

開幕戦からの変更点は、中盤の右インサイドハーフにVogt(19)を、左サイドアタッカーにKefkir(19)を起用したこと。

2setsu-form.jpg

フンケル監督は、若手の抜擢に躊躇がないようだ。Vogtは、190cm以上の長身で空中戦に強い上、足元もしっかりしている。かなりの大器と評判だ。Kefkirは、トルコ系ドイツ人。彼も期待されている。

今季3試合目のDFBポカール第1ラウンド・ハンザ・ロストック(A)では、左サイドバックにBönigを、中盤の一角にFedericoを、1トップにGinczekを起用。2-2からPKで5-3勝利した。

Bönigは31歳のレフティーで、Federicoはイタリア人のアタッカー。Federicoは攻撃的MFとFWをこなす。リーグの開幕戦と2戦目は途中出場だったが、昨季の得点数はチーム3位で、本来は主力の選手だ。

乾の初出場は、今季4試合目のザンクト・パウリ戦(H)だった。試合の詳細は前編に譲るが、フォーメーションを4-2-3-1に変え、乾をトップ下に据えたのは、才能を信頼するがゆえに他ならない。

Inui-system.jpg

怪我などがなければ、当分はレギュラーを張れるだろう。ただ、周囲は彼を即戦力の“助っ人”と見ている。視線は厳しいだけに、早急に目に見える結果が欲しい。
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コメント

Re: 乾貴士、上々の初陣&ボーフムの概要(後編)

監督が若手を積極的に起用するタイプというのは、乾にとっては朗報!?

乾は同年代で同じくドイツでプレーする香川、さらにはかつてこのクラブに所属した小野と比較されるんでしょうね。
そのプレッシャーに負けないように頑張って欲しいです。

若手の起用が多い

>どらぐら様

監督は、若手の抜擢を躊躇しないですし、乾への信頼もかなり強いようですから、当分は安泰でしょう。あとは結果を出すだけですね。

ドイツの日本人選手では、香川と長谷部しかレギュラーがいなくなってしまったので、乾には何としても核となって、1部に上げて欲しいです。

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