07 | 2017/08 | 09

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「メジロ」が競馬から消える日 

競馬界で燦然たる歴史を築いてきた「メジロ」が、姿を消す。牝馬3冠を初めて達成したメジロラモーヌ、獲得賞金が初めて10億円を突破したGⅠ4勝のメジロマックイーン、GⅠを6勝した女傑メジロドーベルら数々の名馬を輩出したメジロ牧場が、5月20日で廃業する。1967年に開場したメジロ牧場は、97年と98年に年間獲得賞金が10億円を超えるなど、日本屈指の牧場に成長。生産場、所有場のJRAでの重賞勝ちは、平地と障害で121にものぼる。しかし、近年は不振。重賞勝ちは06年2月のメジロマイヤー(小倉大賞典)が最後で、年間獲得賞金も昨年は2億7000万円まで落ち込んでいた。今年も、東日本大震災の影響で関東圏の競馬が中止になるなどが響き、先週までで僅か3勝。同牧場は独立採算のオーナーブリーダーであり、存続は難しいと判断した。

44年の歩みに、終止符を打つ。

「解散の方向で動いていることは間違いありません。借金もありませんし、誰にも迷惑をかけない、綺麗な形で解散しようということになりました」

創業者である先代の故・北野豊氏、同オーナーの妻である故・北野ミヤ氏とともに栄光を勝ち取ってきた岩崎伸道専務が、廃業を認めた。5月20日で法人を解散し、繁殖牝馬や2歳以下の所有場も売却。現役の36頭は個人所有に変更する。洞爺と伊達の牧場は、大手牧場へ売却する見通しだ。

社台ファーム、シンボリ牧場、谷岡牧場(現・新和牧場)らとともに日本の競馬を牽引してきた名門の消滅に、競馬界は大きなショックを受けている。

※日刊スポーツを参照に執筆

---------- キリトリ -----------

早田牧場、西山牧場らの倒産、売却があり、名門とされる牧場の規模縮小も増えてきた中で、メジロ牧場の廃業。日本の馬産地が、いかに苦しいかが分かります。ここ数年、中央競馬は「社台系の運動会」と揶揄され、社台ファオーム、ノーザンファーム、白老ファームら出身の馬達の寡占状態ですが、今後も圧倒的な資金力を持つ彼らの独壇場は続くのでしょう。味気ない限りですが、資本主義、自由競争である以上、弱肉強食は“自然現象”。私のような一競馬ファンは、馬券を買って、競馬が盛り上がるようにし、淘汰される牧場が少しでも減るように支えるしかないのです。

最後に、「メジロ」の思い出を。私が競馬を始めたのは1995年ですから、やはりメジロの代表格はメジロドーベルとメジロブライトになります。もちろん、ゲームや書籍、ビデオなどでマックイーンやライアン、パーマー、アルダンらの勇姿は何度となく目にしていますけどね。

それから、メジロラモーヌやメジロドーベルといった最高の競争能力を持っていた牝馬から、ついに“傑作”が生まれなかったこと。彼女達を超える、あるいは同等の名馬が出てきていれば、また歴史は変わっていたかもしれません。メジロ牧場の方々は全力を尽くしたに違いありませんし、「名牝、必ずしも名繁殖牝馬ならず」と言われるように、その才は彼女達だけのモノだったのかもしれませんが、とても残念です。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。