<チェルシー対マンチェスター・ユナイテッド>●審判Alberto Undiano Mallenco(アルベルト・ウンディアーノ・マレンコ)

※ボールを持っている方です
37歳、スペイン国籍。パートタイムで社会学者としても活動している。
2000年に26歳でスペイン1部リーグにデビューし、04年のUEFA杯で欧州の舞台に。07年からはチャンピオンズリーグも任され、エリートカテゴリーにも入った。05年と07年の2度、ドン・バロン(年間最優秀レフェリー)に選ばれている。
ただ、イエローカードの多さは玉に瑕。06年のU-21欧州選手権決勝では10枚、昨夏の南アW杯のドイツ対セルビアでは9枚の乱発で不興を買った。リーガ・エスパニョーラでも、1試合平均7枚のイエローカードを出している。
国際試合では、56試合でイエローカードが1試合平均4.18、レッドカードが0.13、PKが0.0。やはりイエローカードの数は多い。
なお、スペインだけでなくロシアやサウジアラビア、カタールなどでも吹いている。
昨夏のW杯ではドイツ対セルビア、北朝鮮対コートジボワール、オランダ対スロバキアの3試合を担当。今季のCLでは、インテル対ブレーメン、リヨン対ベンフィカ、ローマ対バイエルンを裁いた。
この3試合は、まずまずのようだが・・・。
●データ関連公式戦での両者の対戦成績は、ユナイテッドの67勝47分け44敗(PKによる決着は引き分け換算)。チェルシーのホームであるスタンフォード・ブリッジでも優勢なのはユナイテッドで、通算成績はユナイテッドの31勝19分け23敗。
しかし、チェルシーはこのところホームのユナイテッド戦では好成績を残しており、10年間負けていない。また、過去10戦では6勝4分け。
なお、チェルシーは今季のUCLのホームゲームでは3勝1分けと無敗。一方で、ユナイテッドはUCLでのアウェーゲームでは過去11戦で9勝と抜群の成績を残している。この数字には今季の4戦3勝も含まれていて、敵地ではここまで無失点。データ上は共に強みがあり、興味深い対戦だ。
●チェルシー負傷者:アレックス
出場停止:なし
ベナユンは負傷から復帰。出場できる。ルイスは規定により出場できない。
●マンチェスター・ユナイテッド負傷者:ハーグリーブス
出場停止:
パク、オーウェン、エバンス、オシェイ、ラファエウ、ブラウンが出場可能で、ファーディナンドも使える目処が立った。フレッチャーは体調不良で5日の練習を欠場したが・・・。
期待は直近の8戦で8ゴールのルーニー。
●両者の予想布陣

※上は英紙、下はマルカ
●オッズ
ホームのチェルシーを優位と見るブックメイカーが多い。
<バルセロナ対シャフタール>●審判Craig Thomson(クレイグ・トムソン)

38歳、スコットランド国籍。職業は弁護士。
16歳から審判員として活動している。1部リーグへのデビューは、2002年で30歳の時。2003年から国際審判員となり、以降は着実にステップアップしている。
09年からエリートカテゴリーに所属。ただ、欧州選手権やW杯など大舞台での経験は少ない。
また、暴動で中止になったイタリア対セルビア、レアル・マドリーの選手達が故意にイエローカードをもらったと話題になったアヤックス対レアル・マドリーなど、担当した試合で騒動に巻き込まれることが多い。
国際試合は48試合で、イエローカードが1試合平均4.38、レッドカードが同0.29、PKが同0.19。イエローカードの数が多い。
今季のCLでは、バーゼル対バイエルン、ベンフィカ対リヨン、アヤックス対レアル・マドリーを担当。あまり評価は高くないが・・・。
●関連データスペイン王者とウクライナ王者が顔を合わせるのは今回が8回目。成績はバルセロナの4勝1分け2敗となっている。シャフタールは08-09シーズンのCLで、バルセロナをカンプ・ノウで破っているが、このときはすでに順位が確定していた。
バルセロナはUCLのホームゲームで素晴らしい成績を残しており、今季も4戦4勝で12得点を記録。一方、シャフタールは今大会のアウェー4試合で3勝をマーク。ベスト16ではローマに敵地で3点を奪った。しかし、昨年10月には敵地でアーセナルに1-5で敗れており、敵地で強いとは言えない。
なお、バルセロナはウクライナ勢に対し、ホームで5勝1分け2敗。シャフタールはスペイン勢に対し、アウェーで1勝1分け4敗の通算成績。
●バルセロナ負傷者:アビダル、プジョール
出場停止:
メッシは体調不良から回復できると本人が語っている。マクスウェル、ペドロも回復した。3週間ぶりの復帰となるペドロが右のウイングに入るか。センターバックはブスケッツだろう。左サイドバックは、マクスウェルよりも最近好調のアドリアーノが起用される見込み。
●シャフタール負傷者:クチェル
出場停止:
チグリンスキが足首の怪我を抱えており、間に合うかは不透明。エドゥアルドとフェルナンジーニョは出場可能だ。
シャフタールは攻守分業型で、守備は非ブラジル人が踏ん張り、攻撃はブラジル人カルテットが個人技と閃きで打開する。
☆ブラジル人カルテットルイス・アドリアーノ=俊足、飛び出しが得意。オフ・ザ・ボールも巧み。
ジャジソン=卓越したドリブル、セットプレー、テクニック。高い創造力を持つ、ブラジル人らしいファンタジスタ。
ウィリアン=チームでトップクラスのスピードを持つ。ドリブルも抜群。飛び出しも上手い。
ドゥグラス・コスタ=両利き、ドリブル、クロス、ミドルと20歳とは思えない精度と威力を誇る。
控えには、エドゥアルド、フェルナンジーニョがいて、攻撃力なら世界でもトップクラス。ただ、守備は強さはあっても俊敏性に欠け、横への揺さぶりに弱い。失点も多く、完全に前輪駆動。撃ち合いは上等だが、崩れると大差負けもありえそうだ。
●両者の予想布陣
※マルカより
多くのメディアがこれを予想しており、ほぼ間違いないか。
●オッズ
さすがに圧倒的にバルセロナが支持されている。