09 | 2017/10 | 11

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数値で振り返る、今季のJリーグ 

●得点数

※数字の後ろのカッコ内は1試合平均得点。クラブ名の後ろのカッコ内はリーグ順位

1位 65(1.91) G大阪(2)
2位 61(1.79) 川崎(5)
3位 60(1.76) 清水(6)
4位 58(1.71) C大阪(3)
5位 54(1.59) 名古屋(1)

得点数の高いクラブがリーグ戦でも好成績を残している。リーグ戦4位の鹿島も、6位。つまり、J1で上位に入るには、得点数の増加が欠かせない。

一方、ワースト5は以下の通り。

1位 29(0.85) 山形(13)
2位 30(0.88) 京都(17)
3位 31(0.91) 湘南(18)
4位 36(1.06) F東京(16)
5位 37(1.09) 神戸(15)

降格した全チームが入っている。これが逆説的に得点の重要性を示している。

また、補足としてシュート数をランキングしておきたい。

1位 517 川崎
2位 511 鹿島
3位 489 横浜FM
4位 475 C大阪
5位 452 G大阪

それぞれの得点数は、2位、6位、10位、4位、1位。シュート数の多さは得点になりやすいが、横浜FMはやや空砲が多い。

最後に、ゴール効率の上位を並べる。ゴール効率とは、得点数÷シュート数で出す。単位はパーセント。

1位 14.89 清水
2位 14.38 G大阪
3位 13.08 新潟
4位 12.68 名古屋
5位 12.21 C大阪

上位のクラブは、シュートがゴールに結びつきやすい。つまり、精度が高い。それぞれのクラブのシュート数は、12位、5位、16位、10位、4位となっており、清水と新潟、名古屋は決定力が高いと言える。


●失点数

※数字の後ろのカッコ内は1試合平均失点。クラブ名の後ろのカッコ内はリーグ順位

1位 31(0.91) 鹿島(4)
2位 32(0.94) C大阪(3)
3位 37(1.09) 名古屋(1)
4位 38(1.12) 広島(7)
5位 39(1.15) 横浜FM(8)

リーグ戦2位のG大阪は44失点で9位に過ぎない。同5位の川崎に至っては47失点で14位だ。繰り返しになるが、やはりJリーグでは得点力が最も重要になる。

一方、ワースト5は以下の通り。

1位 82(2.41) 湘南(18)
2位 60(1.76) 京都(17)
3位 49(1.44) 磐田(11)
3位 49(1.44) 清水(6) 
5位 47(1.38) 川崎(5)

降格クラブが1位、2位を占めた。FC東京は41失点で6位タイと健闘したが、下から4番目という得点数の少なさに泣いた。

ここで、被シュート数と失点数の関連性について掘り下げたい。

多い方から順に

1位 575 湘南
2位 483 名古屋
3位 479 仙台
4位 445 神戸
5位 444 新潟

となる。

それぞれ失点数は、1位、15位、13位、10位、11位。湘南を除き、被シュート数の多さが失点数の多さに直結しているとは断言できない。「守り方」も関係しているだろう。

一方で、少ない方から順に見ると

1位 354 横浜FM
2位 361 浦和
3位 362 C大阪
4位 378 山形
4位 378 F東京

それぞれの失点数は、14位、13位、17位、11位、12位。被シュート数の少ないチームは、失点も少ない。これは常識的な結果だ。


●反則数と順位、失点数の関連性は?

反則数の上位をまとめてみた。

1位 672 神戸
2位 641 京都
3位 633 磐田
4位 609 大宮
5位 596 C大阪

それぞれの失点数は、7位、2位、3位、8位、17位で、反則数が多いと失点は嵩む。リーグ戦の順位も15位、17位、11位、12位、3位で、ふるわない。例外はC大阪だが、これは守備の際の積極的なアプローチの結果だろう。

反則数が少ないのは、

1位 513 横浜FM
2位 524 清水
3位 526 浦和
4位 528 山形
5位 530 G大阪

それぞれの失点数は14位、4位、13位、11位、10位で、清水を除いて手堅さが表れた。順位は8位、6位、10位、13位、3位。やや、まだらとなった。

フットボールは数字だけで判断できない。しかし、数字から見えてくる側面もある。フットボールを捉える際には、そのバランス感覚が重要だ。
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コメント

Re: 数値で振り返る、今季のJリーグ

2回目の放送を視聴してました。
グラサポを名乗っていたのは、ほとんど私のコメントだと思われ((*´∀`))ケラケラ

数字が全てではないですが、数字から見えるものもありますよね。
勉強になりました。

名古屋の被シュート数と失点数の関連性を、強引に野球に例えるなら、打たせて取る投手ってとこですかね。
ただ、これはこれでリスクがあって、例えば川崎さんにはよく点を取られるんですよ(苦笑)
今の守備方法はアシスタントのボスコの指示らしいですが、かつてはあのやり方はもうやめてくれと言うサポの声も少なくなかったんですよ・・・。

ありがとうございます

>どらぐら様

深夜にも関わらず、ありがとうございました。そして、やはりそうでしたかw

的確なフォロー、感謝します。私はずっと観ている人間ではないので、“本職”の方からの支援は助かります。

私も数字だけで判断すべきではないと思っています(ブログには書いてありますが)。ただ、数字から読み取れる要素を排除してしまうのもいけないと考えています。要は、使いこなせるかどうかですよね。何か、「気付き」になればいいなと思い、まとめた次第です。

さて、名古屋は「打たせて取る投手」ですか。巧みな表現ですね~。野球というスポーツは、例えにとても便利ですw

名古屋の守り方については、どらぐらさんの方がご存知でしょうが、あのやり方だと、無理矢理ブロックを崩しに来る、あるいは個人技での“偶発的な崩し”を狙う川崎のようなクラブが天敵ですね。もっとも、今後はどうなるか分かりませんが。徐々に、守備の仕方が整ってきているように感じますし。

アシスタントの主導だというのはエルゴラで読んだことがあります。そして当初は、失点が多くて、混乱していましたよね。守備組織の熟成は時間がかかります。しかし、それを途中で放り投げずにやり切ったのが、今の堅守ではないでしょうか。いずれにしても、天晴れです。

Re: 数値で振り返る、今季のJリーグ

一連の考察で、J1における得点力の必要性は良く分かりました。
であるがゆえに、異彩を放つのが山形。
得点ワーストを、8位の失点数で補ってJ1残留。
反則数が4位というのも、いかにも組織されているという感じが伝わってきます。
なかなか観戦できる機会は無いのですが、どこかしら贔屓してしまうチームです。

そこに目を付けられるとは!

>ごり様

実は、ニコ生で話した時に、いかに山形が異彩を放っていて、組織的な完成度が高いかを力説していました。
(゚Д゚)ノ

この数字から同じように感じて頂いたことを、とても嬉しく思います。

得点力の圧倒的な低さを、堅守と勝負強さで克服しての2季連続残留。もっともっと小林監督は評価されていいと思います。私も、好きなチームです。

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