人類史上最速の男、ウサイン・ボルトが、プロフットボーラーへの転身を示唆した。英国BBCのインタビューで、4年後の“デビュー”を希望。憧れのクラブであるマンチェスター・ユナイテッドで、MFとしてプレーしたいという。ジャマイカでは幼少の頃からボールを蹴っていたというが、夢物語が叶う日はやってくるのだろうか。

※以下、「ワールドサッカーダイジェスト」10月7日号より。
(前略)
(ボルトは)次のように語っている。「きっとフットボーラーになれると信じている。ジャマイカでは小さい頃からボールを蹴っていたし、本当はフットボーラーになってプレミアリーグでプレーするのが夢だったんだ。でも、いますぐは無理だ。絶対に破られることのない9秒4を出してからだ。これから4年の間には達成したいね」。
ボルトは現在24歳で、確かに年齢的には現実味のある話だ。ちなみに、同じプーマ社と契約を結んでいるサミュエル・エトーとは、大親友の間柄。すでにサッカー界の様々な情報を得ているのかもしれない。
そこで、気になるのがポジションだ。196cm、96kgと屈強な体躯で、スプリンターとしては大柄と言われるボルト。やはり快速を生かし、FWかウイングでのプレーがお望みかと思いきや・・・あまりにも意外な答えが返ってきた。
「うーん、そうだなぁ、守備的もしくは攻撃的なMFとしてプレーしたいな」
果たして、4年後の争奪戦やいかに!?
---------- キリトリ -----------
現在は腰痛で競技を休んでいるボルト。最善の治療法を探究するため、今夏にはロッベンのコンディションキープで名を上げたバイエルンの医療チームを訪れた。前人未到の記録達成、また将来の夢に向け、まずは体調を万全にすることから始めるべきだろう。
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