10 | 2017/11 | 12

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W杯全試合プレビュー・23 

スコア予想


ドイツ 1-2 スペイン


通算成績:61試合中34試合的中






<スカイスポーツ、BBC、ガーディアンを用いたプレビュー>


ドイツ対スペイン

Referee: Viktor Kassai (Hungary) 4試合目 ブラジル対北朝鮮(イエローカード1枚)、メキシコ対ウルグアイ(イエローカード3枚)、アメリカ対ガーナ(イエローカード5枚)を吹いている。WorldReferee.comの平均採点は7.8。同サイトのランキングでは3位に位置する。なお、1位はイルマトフ、2位はバルダッシ。

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Assistants: Gabor Eros and Tibor Vamos (both Hungary)
Fourth official: Frank de Bleeckere (Belgium)

オッズ:Germany 2.88 Draw 3.40 Spain 2.70 ※いずれも主要ブックメーカーの最も高い(倍率が高い=的中時に儲かる)数値

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☆ガーディアンの予想スターティングイレブン

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○ドイツ

総得点13は1位、総失点2は3位、総シュート数は79本で5位、パス成功率は73%で9位。

アルゼンチンを4-0で一蹴し、威風堂々とスペインへの“リベンジ”に挑む。

4回目の優勝を目指すドイツに、ユーロ2008で苦杯を舐めたスペインが立ち塞がる。しかし、今のドイツは当時とは別のチームだ。

ポドルスキ、シュバインシュタイガーらが成熟し、ミュラー、エジル、ケディラ、ボアテング、ノイアーといった若手が急成長。昨季はバイエルンで3ゴールに終わり、“盛りを過ぎた”と目されたベテランのクローゼも、南アフリカの地でゴールを量産している。

右サイドから果敢にペナルティエリアへ侵入し、貴重なゴールをもたらしてきたミュラーの出場停止は痛いが、ミュラーの代役を務める見込みのトニ・クロースは、昨季のレバークーゼンでブレイクしたミュラーに劣らぬ逸材。U-21代表でエジルとプレーしているのも心強い。

そのエジル、そしてケディラは準決勝後に体調を崩したものの、大事には至らず。イングランドとアルゼンチンから4ゴールずつを奪った攻撃陣のクオリティは保てる。

守備陣もメッシ擁するアルゼンチンを完封し自信を深めた。A・フリードリヒ、カカウら怪我人も回復している。2年前に叶わなかったスペイン艦隊撃破へ、視界は良好だ。


注目の選手は、トニ・クロース。

Kroos.png

ToniKroos.jpg

09-10シーズンにレンタル先のレバークーゼンで大ブレイク。今季からはバイエルンに戻ってプレーする。本職は中盤のセンターで、ゲームメーカータイプだが、シャドーストライカータイプのミュラーとは違った“味”を出し手くれるはずだ。


<戦術的傾向>

・攻撃

両サイドバック、中盤の底に位置する2人、2列目の3人、1トップで厚みのある攻撃を仕掛ける。

チャンスの多くはトップ下のエジルが起点になって生まれるが、彼を追い越してペナルティエリア内に侵入するケディラの「3人目の動き」も得点に繋がりやすい。

ポドルスキの左からのカットイン、機を見て切り込んでくるシュバインシュタイガーのアタックも破壊力がある。

また、ラームのオーバーラップと精度の高いクロスも武器。クローゼはヘディングだけでなく、ロングボールで裏を取ったり、ポジションを変えながら点で合わせたりする動きも上手い。


守備

豊富な運動量を生かし、全員守備に近い。1トップのクローゼも、精力的に動いてビルドアップを妨害する。

GKのノイアーは一戦ごとに安定感が増しており、センターバックもシュバインシュタイガー&ケディラと連携して中央突破を許さない。

ただ、サイドを抉られて速いボールをセンターバックの背後に入れられると、脆さを見せる時も。セルビア戦の失点が典型で、サイドを破られ、ヨバノビッチにフリーで合わせられている。


○スペイン

パス成功率は80%で1位、総シュート数は90本で3位、総失点は2点で3位、支配率は59%で1位、被ファウル数は97回で1位。

欧州王者が苦しんでいる。

ボールは回る。常に主導権を握っている。ボール支配率、パス総数、同成功率はトップをひた走る。しかし、ゴールが遠い。

今大会、どのポジションにいようと当たりに当たっているビジャの「個の力」で無理矢理こじ開けてはいるが、アタッキングサードでの停滞感は、敗者のそれだ。

その原因は、トーレスにある。爆発的なスピードは鳴りを潜め、キレのない突破は簡単に止められてしまう。ポストプレーでの貢献も皆無に等しい。

コンディションの悪さは誰に目にも明らかだ。すでに、国内外で「トーレス不要論」が噴出している。

実際、スペインが“らしさ”を取り戻すのは、ジョレンテやセスクと交代し、トーレスがピッチを去ってからだ。

それでも、デル・ボスケ監督の信頼は揺るがない。一部メディアは「先発落ちか」と書きたてたが、スターティングイレブンから背番号9が消える可能性はゼロに等しいだろう。

万が一外れるとすれば、セスクを中盤に加え、ビジャを左サイドからトップに上げた、パラグアイ戦の途中からの布陣になりそうだ。


注目の選手は、トーレス。

Torres.png

ドイツからは、ユーロ2008の決勝でゴールを奪っている。この相性の良さで、目覚めるか。ここから先は、彼の覚醒が欠かせない。


<戦術的傾向>

攻撃

“キャッチボール”のような精緻さで、緩急を付けてパスを繋ぐ。

センチ単位どころかミリ単位でボールを通せるため、自陣から敵陣までどこでもボールをロストせずにキープできる。ボール支配率は平均6割、高い時には7割を超える。

この安定したポゼッションを武器に、コンビネーションやドリブルでのカットインを交えてゴールを狙う。

大半の選手がパワーや高さに欠けるため、ゴール前を固められた時に苦しむことが多いが、辛抱強くボールを回し、喰い付いてきたらパスで外すという“兵糧攻め”で疲弊させ、最後は“落城”させる。

ドリブラーのヘスス・ナバス、高さのあるジョレンテとオプションも豊富で、攻撃のバリエーションでは他国を圧倒する。


守備

統率のとれた4バックと、フィルター役のブスケッツが守備を担う。右サイドバックのセルヒオ・ラモスはオーバーラップで攻撃にも寄与。左サイドバックのカプテビラも精度の高い左足を持っているが、バランスを考えてあまり攻め上がらない。

センターバックのプジョールとピケは、高さと強さがあり、最低限のスピードもある(プジョールは加齢に伴い、スピードを失ってきているが)。バルセロナでコンビを組んでいることもあり、連携も取れている。

時折、ラインが乱れ、間のスペースに入られたり、寄せが甘く簡単にシュートを打たれたりするが、今大会では完全に崩されての失点がなく、安定感はある。


☆両チームのデータ ※FIFAの公式記録、「エルゴラッソ」、「フットボリスタ」を参照


○ゴール/シュート数/枠内シュート数

1)ドイツの主要選手

・シュバインシュタイガー 0/8/2

・エジル 1/9/5

・ケディラ 0/6/1

2)スペインの主要選手

・シャビ 0/5/0

・シャビ・アロンソ 0/9/2

・ブスケッツ 0/1/1


○パス総数/成功率

1)ドイツの主要選手

・シュバインシュタイガー 382/76.7%

・エジル 230/72.2%

・ケディラ 251/76.5

2)スペインの主要選手

・シャビ 464/80.2%

・シャビ・アロンソ 406/81.5%

・ブスケッツ 400/87.8%


○走行距離合計

1)ドイツの主要選手

・シュバインシュタイガー 56.4km

・エジル 48.9km

・ケディラ 56.7km

2)スペインの主要選手

・シャビ 52.9km

・シャビ・アロンソ 52.3km

・ブスケッツ 47.7km


○トップスピード

1)ドイツの主要選手

・シュバインシュタイガー 26.98km/h

・エジル 28.38km/h

・ケディラ 28.39km/h

2)スペインの主要選手

・シャビ 22.7km/h

・シャビ・アロンソ 24.02km/h

・ブスケッツ 22.6km/h


☆ガーディアン紙およびBBCの“トリビア”

・両者は過去に公式戦で8試合戦っているが、スペインが勝ったのはユーロ2008の決勝のみ。親善試合を含めると過去に20回対戦し、ドイツが8勝、スペインが6勝、6引き分け。

・ドイツ(西ドイツ含む)はW杯において、スペインとの直近の3戦で負けなし。66年大会、86年大会はドイツが2-1で勝っており、94年大会は1-1で引き分けた。

・ドイツはW杯で11度目の準決勝進出。直近の8回のうち6回は勝って決勝に進んでいる。その2回はいずれもイタリアで、他の国には敗れていない。

・ドイツのクローゼがW杯で決めた14ゴールは、いずれも流れの中&ペナルティエリアの中から。また、そのうち半分をヘディングで決めている。

・スペインは60年ぶりの準決勝進出だが、現行のフォーマットでは初となる。そのため、スペインを後押しするデータは無い。

・スペインのシャビは今大会で404回のパスを成功させている。これは1位。


☆ホットスポット~注目のマッチアップ~

・エジル対ブスケッツ

・クローゼ対ピケ&プジョール

・トーレス対フリードリッヒ&メルテザッカー

・ラーム対カプデビラ

・ボアテング対イニエスタ
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コメント

Re: W杯全試合プレビュー・23

クロース、途中から出場しましたが、惜しいシュートを一本放っただけに終わりましたね。

スペインは、トーレスを先発から外して、だいぶ“らしさ”が戻ってきました。
しかし、唯一の得点かつ決勝点がプジョルだとは思いませんでしたね^^;

ドイツの完敗でしたね

>どらぐら様

クロースは、チーム全体に覇気がない中、見せ場をつくっただけよしとしましょう。
(゚Д゚)ノ

まだ若いですしね~。

スペインは、ドイツ相手にいつものあれができるのだから、見た目以上に強いのでしょう。トーレスは相変わらずダメでしたが・・・。プジョールが決めて決勝というのは、全く想像できませんでしたし、思い入れのある選手なので、とても嬉しかったです。

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