05 | 2017/06 | 07

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【完成】我慢の末、土俵際の大技で鯱を沈める 

2010年 Jリーグ 第2節

名古屋 2-3 川崎


J1 10 02節
@豊田スタジアム
名古屋グランパスエイト21-23川崎フロンターレ
1-1
得点

金崎

マギヌン
時間


16
78
90
得点
レナチーニョ

チョン・テセ

チョン・テセ



川崎フロンターレ (J1 2節 vs名古屋)
 チョン・テセ 
黒津レナチーニョ
谷口田坂
 稲本 
小宮山
伊藤菊地
 川島 



凌いで凌いで、我慢の末に土俵際で大技を繰り出した。同点に追い付かれ、さらに勢いを増す名古屋の攻撃に防戦一方だった川崎が、ロスタイムに“火事場の馬鹿力”を発揮する。左サイドからのクロスに合わせたチョン・テセが、一度はDFとの競り合いでボールをこぼし、態勢を崩しながらも右足を一閃。巨躯をコマのように回転させて放った力強いシュートは、ゴールへと猛進し、右隅上段に突き刺さった。自身、そして川崎サポーターも咆哮せずにはいられない劇的なゴールと結末。負傷者が続出し、野戦病院と化したチームにとって、この勝ち点は最高の良薬となった。

「撃ち合い上等」の攻撃的な両チームの試合は、“飛び道具”で口火を切る。前半3分、レナチーニョがFKを直接決めて川崎が先制。GKと壁の立ち位置を見極め、“逆”を狙った狡猾な一撃だった。しかし、名古屋も直ぐさま応戦する。6分、CKから金崎が押し込み、同点。開始10分を待たずして両軍のスコアボードに得点が刻まれる。

さらに16分、またもやセットプレーから試合が動く。チョン・テセのFKは壁に当たってコースが変わり、そのままゴールイン。幸運な得点で川崎が再びリードする。

セットプレーからの2得点で優位に立った川崎だが、この日はオンプレーでも主導権を握る。高い位置からのプレスが機能。3人のMFとディフェンスラインが連携し、名古屋の攻撃を分断する。パスはコースを限定し、“出させて”カット。玉田、金崎のドリブルも、人数をかけて封じ込めた。とりわけ、アンカーの稲本は出色のパフォーマンスを披露。鋭い出足で楔のボールをことごとく弾き返し、海外仕様のスライディングタックルは、危険な場面を未然に防いだ。

しかし、多くの対戦相手が指摘するように、川崎の課題は持続力。そして、悪癖は稲本が負傷退場した後半になって首をもたげる。運動量が目に見えて落ち、プレスがかからなくなると、ディフェンスラインがずるずると後退。中盤も最終ラインに吸収された結果、クリアボールを拾われて二次攻撃、三次攻撃の“集中砲火”を浴びることになり、一方的に自陣に押し込まれてしまう。

それでも川島の好セーブなどで耐えていたが、ついに78分、マギヌンに同点ゴールを許す。たたみかける名古屋は、巻を投入して前線に4人を並べる4-2-4へとスイッチし、逆転を狙う。

だが、これが裏目に出る。名古屋の中盤が2人に減ったため、川崎はクリアボールを拾えるようになり、カウンターで名古屋の薄い守備を突く。そしてロスタイム、劇的な逆転弾で、勝ち点3をもぎ取った。

毎シーズン、序盤戦は低調なパフォーマンスが続き、「スロースターター」という不名誉な称号を抱えてきた川崎だが、開幕2連勝を達成。ジュニーニョと中村憲に続き、試合前日の練習で寺田を、試合中に菊地と稲本を失い、今後のメンバーのやりくりには頭を抱えることになりそうだが、起死回生の勝利によって生まれた勢いは、それを幾分か補ってくれるはずだ。2連敗で後がなくなったACLに向け、チームから逆襲の雰囲気が漂い始めた。
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コメント

Re: 我慢の末、土俵際の大技で鯱を沈める

連勝おめでとうございます。
ウチの監督がまた博打に失敗しました(苦笑)
攻撃的な選手をどんどんつぎ込んで自滅するのは、いい加減やめていただきたいのですが・・・。

川崎は球際の強さが光りました。
あとはやはり相性ですかねぇ・・・。

観戦、お疲れ様でした

>どらぐら様

お互いの応援するチーム同士の対戦は、どんな結果が出ても心苦しいですね。

そんな中でのコメント、ありがとうございます。

エルゴラの記事を読みましたが、引き分け=負けという考えの下での4-2-4だったようですね。その心意気は凄いと思いますが、4-3-3のままでやっていた方が、逆転の可能性は高かったように思います。それくらい、ずっと押し込められていましたから。

それにしても・・・相性って、なんだかんだで大事ですよね。浦和対FC東京しかり。

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