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07 | 2021/08 | 09

W杯予選、フィナーレへ 

32の“座席”のうち26が埋まり、いよいよ今夜、残りの6席が確定する。欧州では、ウクライナ対ギリシャ、ボスニア・ヘルツェゴビナ対ポルトガル、スロベニア対ロシア、フランス対アイルランド(いずれも左側がホーム)。アフリカではアルジェリア対エジプト、ウルグアイ対コスタリカの大陸間プレーオフも行なわれる。一発勝負のアルジェリア対エジプトをはじめ、いずれのカードも“前半90分”は接戦。果たして、喰うか喰われるかの生存競争は、どちらに軍配が上がるのか――。

<欧州>

ウクライナ対ギリシャ 第1戦:0-0

互いに決め手を欠き、“前半”はスコアレスドロー。エースのシェフチェンコが復調しつつあり、“後半”をホームで戦えるウクライナに分がありそうだが、1点以上を奪った上での引き分けで勝ち抜けるギリシャも戦いやすい。ユーロ2004優勝で示されたように、知将レーハーゲルは一発勝負における「勝ち方」を熟知しているだけに、僅かながらギリシャがW杯へ近いか。

スコア予想:1-1、トータル1-1でギリシャがW杯出場


ボスニア・ヘルツェゴビナ対ポルトガル 第1戦:ポルトガルが1-0勝利

敗れたとはいえ、ボスニアの強さは本物だった。ジェコのヘディングシュートがバーを叩き、こぼれ球を詰めたムスリモビッチのシュートもポストに跳ね返された初戦の89分は、そのハイライトだ。90分を通じてポルトガルに主導権を握らせず、ほぼ互角に戦い抜いたプレーぶりは、“後半”での逆転を十分に期待させる。ただ、ラヒミッチ、スパヒッチ、ムラトビッチが出場停止に加え、ミシモビッチも怪我で離脱。主力の不在はホームの声援という助力でも拭いきるのは難しいかもしれない。

スコア予想:1-2、トータル1-3でポルトガルがW杯出場


スロベニア対ロシア 第1戦:ロシアが2-1勝利

予選10試合で4失点(欧州予選最少)の堅守を誇るスロベニアから2点を奪い、ホームできっちりと“リード”したロシア。終了間際の失点で“後半”を難しくしてしまったが、地力で勝るロシアの優位は揺るがない。「魔術師」ヒディンクの手にかかれば、1点を守るにせよ、先に点を取って終わらせるにせよ、全ては自由自在。ユーロ以上の成績を目指すロシアのW杯出場は堅い。

スコア予想:0-1、トータル1-3でロシアがW杯出場


フランス対アイルランド 第1戦:フランスが1-0勝利

苦戦も予想された敵地を1-0で駆け抜けたことで、W杯出場へ大きく近づいたのは間違いない。ただし、その“前半”もパフォーマンスは芳しくなかった。GKロリスの好セーブに助けられたシーンも少なくない。アイルランドには独力でゴールを奪えるスペシャルな選手もいなければ、優秀なプレイスキッカーもいない。だが、最後まで戦い続けるアイリッシュ魂と、アウェイにもかかわらず3万人以上を動員すると目される熱いサポーター達の存在がある。逃げ切りに心が向き過ぎると、フランスも危うい。

スコア予想:1-0、トータル1-1でPK戦へ。PK勝ちでアイルランドがW杯出場


<大陸間プレーオフ>

ウルグアイ対コスタリカ 第1戦:ウルグアイが1-0勝利

FWスアレスが出場停止のウルグアイだが、アブレウら控えは充実しており、戦力の減退はない。アウェイでの1-0も大きく、このままホームで突き放して本大会へと辿り着く。

スコア予想:2-1、トータル3-1でウルグアイがW杯出場

<アフリカ最終予選グループCプレーオフ>

アルジェリア対エジプト

予選最終節の直接対決では、エジプトが終了間際に“追い付き”、再戦のチャンスを得た。元より総合力ではアルジェリアを上回るエジプト。劇的勝利の余韻のまま、アルジェリアを振り落とす。

スコア予想:0-1、エジプトがW杯出場

---------- キリトリ -----------

香港代表対日本代表の試合は、とにかく画質が酷かったのと、それを弁解するかのようにアナウンサーが何度も「この放送は香港の制作会社が~」と言っていたのを覚えている程度で、4-0のスコアほどの鮮烈な印象は受けなかった。恐らく、誰もがそうだろう。真剣勝負を挑んできてくれた香港を相手に、ひたすら低く速いクロスを打ち込む練習をしただけ――とは言い過ぎだろうか。あれだけ引かれ、ペナルティエリア内を埋められた場合、低くて速いクロスに執着するのは無意味でしかないが、そういう状況でも“届かせる”技術を身に付けるための鍛錬。愚直に続けた行為が、来年に実を結ぶことを願ってやまない。

---------- キリトリ -----------

今宵はもう一つ、Jリーグ関連の話題をお伝えしたい。

○地元に根差しはじめたガイナーレ

※エルゴラッソ11月19日号、飯竹友彦氏のコラムより

(略)

とりスタの収容人数は16000人。JFL第15節には、今季最多の6188人が詰めかけた。第15節終了時点での平均集客数は3383人。これは、J2の一部クラブをもしのぐ。Jリーグ参入条件である平均集客数3000人はクリアした。

資金面でも地元企業、行政から大きな支援を受けている。この試合のハーフタイムには、“ユニフォームスポンサープロジェクト”という、一口千円で県民がユニフォームの背中のスポンサーになるという企画で集まった約1000万円がクラブに進呈された。また、8月には財政面強化のために1口千円の強化募金を呼びかけ、中小企業からの協賛広告や出資依頼活動を展開。その結果、13000名を超える個人と、280企業団体から約2600万円以上もの寄付金が寄せられている。

このほか、地元企業が「高いスポンサー料は払えないが、応援グッズを作りその売上げの一部を寄贈」という支援策を展開するなど、様々な形で地元はクラブを後押ししている。

悲願のJリーグ昇格に向け気運は高まってきた。残るは肝心なチームの“成績”のみだ。

---------- キリトリ -----------

ここ数年に亘り鳥取を取材している同僚は、経済状況の停滞と中心市街地の空洞化に官民一丸となって立ち向かう姿勢に、大いに感銘を受けていた。そうした街を愛するココロが、フットボールにも表れている。経営基盤の脆弱さを“無視”し、外国人の補強や維持に大金を費やし、Jリーグに6億円もの資金を借り受ける破目に陥った某J1クラブは、改めてこうした地域密着の姿勢を見習うべきだろう。
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コメント

いよいよ大詰め

ですね。
ウクライナはホームの利を活かして勝ち抜けそうな気もしますが、フランスは相手がアイルランドだけにわかりませんね。

まさかの展開となったアルジェリア対エジプトのプレーオフ。
こちらはやはり勢いと地力で上回るエジプト?

ガイナーレ鳥取は、良い雰囲気みたいですね。
後は成績ということですが、4位以内に入るためには、4位のソニー仙台を上回らなければいけないとのこと。
勝ち点差は1ですし、頑張って欲しいですね!

コメントが遅れましたが

>どらぐら様

1つの試合が後味の悪い結末になってしまいましたね。
(;´Д`)

アルジェリアは総合力的に厳しいかなと思いましたが、国内の混乱が勇気に繋がりましたか。アルジェリアもタレントはそれなりに揃っているので、本大会でどれだけやれるか楽しみです。

ガイナーレはクラブの成績に加え、地域密着の姿勢に好感を持てたので、取り上げてみました。こういう方針をどのクラブも貫けば、良いクラブに育つのではないでしょうか。時間はかかりますけどね。

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