07 | 2017/08 | 09

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世界最高水準の医療機関を備える、南米の2強・上 

医療先進国と聞いて、ブラジルやアルゼンチンを挙げられる人は、よほどの事情通だ。普通はアメリカやヨーロッパ諸国を思い浮かべるのではないだろうか。しかし、ことスポーツ医学に関しては、フットボールの世界と同様に、ブラジルとアルゼンチンが最高峰の水準を誇っている。だからこそ、カカやメッシは怪我を負った際に祖国へと帰るのだ。もちろん、祖国で精神面からリフレッシュされるというのもあるが、南米の2強には欧州の名門クラブをして“送り出す”だけの医療環境が整っている。

※以下、フットボリスタ11月11日号内、沢田啓明氏のコラムより。

日本ではあまり知られていないが、ブラジルの外科医療の水準は高い。スポーツ医療においても、70年代からフットボーラーの手術や治療が行われてきた。フットボールにおける体の使い方をよく理解している外科医と理学療法士が協力して個別のリハビリ・スケジュールを作り、選手の早期復帰を助けている。

この国にはプロクラブが1000以上あり、プロ選手が2万人以上いる。また、試合数が多い(クラブ年間平均で50以上)こともあって、手術に対する需要が極めて大きい。医療関係者は、こうした状況がスポーツ外科医の技術向上に役立っていると指摘する。

例えば現在、国内最高のスポーツ外科医とされるルンコ医師(ブラジル代表とフラメンゴのチームドクターを兼務)は、過去20年にプロ選手だけで約700、アマ選手や他種目のアスリートも合わせると約2000という驚異的な数の手術を行っている。ルンコ医師が得意とするのは、内視鏡を使った膝の手術(関節鏡手術)。昨年5月にカカの左膝を施術したのも彼だ。立ち会ったミランのチームドクターは、「完璧だった」と賞賛を惜しまなかった。術後、カカはサンパウロの施設「REFFIS」(注)でリハビリを行い、約40日間で完治した。

ルンコ医師は、「欧州のビッグクラブに在籍するブラジル人選手が私達に執刀を依頼するのは、母国語でやりとりできるというメリットはもちろんあるが、世界最高レベルの治療を受けることができるから。理学療法の分野においても、ソウザ(ブラジル代表)やロザン(サンパウロ)ら一流のプロがいる。欧州の名門も、我々の体制とノウハウを信頼しているからこそ、クラブの大切な財産である選手が母国で手術やリハビリを行うことを承諾する」と説明している。

注)サンパウロが04年にオープンしたリハビリ施設で、各種医療機器、測定機器、温水プール、室内ピッチなどを完備。医師、理学療法士、ハイドロセラピスト、生理学療法士、フィジカルトレーナー、栄養士らが常駐している。あらゆる種類のリハビリ治療を行うことができるほか、故障予防のためのトレーニング、マッサージ、筋力トレーニングなどが可能。クラブに在籍する選手はもとより、カカ、インテル時代のアドリアーノ、レバークーゼン時代のファンらがこの施設を使ってリハビリに取り組み、驚異的な早さで試合に復帰して欧州のクラブ関係者を驚かせた。現在ではアトレチコ・パラナエンセ、クルゼイロ、サントス、コリンチャンスなども自前の充実したリハビリ施設を設置するようになった。

---------- キリトリ -----------

今宵はブラジルの医療技術を紹介したが、明日はアルゼンチンを取り上げる。外科医療に長けたブラジルに対し、アルゼンチンでは心理的サポートにも重点が置かれているという。フットボーラーであり続ける限り、怪我とは上手く付き合っていかなければならない。その割に、メディアで触れられる機会は少ないだけに、こうした企画には非常に価値がある。「さすがはフットボリスタだ」と感心する次第だ。

---------- キリトリ -----------

川崎フロンターレがナビスコ杯の表彰式で晒した醜態が、未だに火種となって燻っています。川崎サポーター内でも喧騒が続いており、収束の気配は一向に見られません。いったい、何なんでしょうか。個人的な意見としては、「騒ぎ過ぎ」の一言に尽きると思います。過ちを指摘し、それを正すように導いてあげるまでで“外野”の役目は終わっています。そして、クラブ側は謝罪文をサイトに掲載し、恐らく選手達にも“教育”がなされたことでしょう。各所で轟々たる非難を集め、きっと今更ながら自分達の愚行を悔いているはずです(全員とは言い切れませんが)。十分に、代償は払いました。であるにもかかわらず、賞金を返還し、さらにJリーグからの処罰を甘んじて受けなければならないのでしょうか。この行き過ぎた処罰と“おもねり”には、正直なところ納得がいきません。怒りすら覚えます。また、この騒動に乗じて、川崎フロンターレのフットボールやサポーターを貶す輩がいます。そうした卑しい人間にはほとほと呆れ果てます。最後は言葉が悪くなりましたが、数日来のバカバカしい騒動が、早く収まってくれることを祈るのみです。
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コメント

No title.

ブラジルの医療って確かに水準が高くて、
スポーツ医療に限った話ではなく、
心臓外科とかも水準が高いらしいです

ドラマとかの影響で有名なバチスタ手術が
確かブラジルで確立された手技だったはずで、
イメージとまったく違って、それを知ったときには
すごく印象に残ったものです

今年もマギヌンが

5月に右ひざの怪我(全治約2ヶ月)の治療のために一時帰国していますが、
恐らくはブラジルの方が医療が進んでいるという理由もあったんでしょうね。

川崎の件は別の記事にもコメントを書かせていただきましたが、
私も騒ぎすぎの感が否めません。
確かにあの態度は批判されても仕方ないのですが、
「吊し上げ」まですることはないでしょう。
多くの人は「大人気ない」と批判しているわけですが、
その前に自分達(or自分達の応援しているクラブ)は絶対にあのようにならないと言える自信があるのかを問いかけて欲しいです。
そうでなければ「大人気ない」という言葉は、そっくりそのまま批判している者に返ってくるでしょう。

医龍で知りました

>libero様

バチスタ手術がブラジルで確立されたという話は、漫画「医龍」で知りましたw

ブラジルって、スポーツだけでなく医療でも凄いんですよね~。あまりイメージがなかったので、私も驚きました。

ブラジルは懐が深い

>どらぐら様

ブラジルって、本当に色々な“顔”を持っていますよね。さすがはBRICsに名を連ねているだけのことはあります。って、最後はちょっと関係ないですがw

日本はスポーツ医療では結構遅れをとっていると聞きます。分野が細分化されていないからでしょうかね。ピッチ上だけでなく、こうした部分のレベルも上げていかないといけません。

川崎の件は、私の周りも辟易しています。「騒ぎすぎ」だと。悪いことは悪いですが、それをいつまでもダラダラと関係ないことも含めて糾弾するというのは、ちょっと違うかなと思います。どらぐらさんのように、皆が理解ある大人だといいんですけどね・・・。

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