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07 | 2021/08 | 09

各国の審判事情を追え・2 

前回に続き、欧州主要リーグの審判事情を追う。今回はイングランド・プレミアリーグ。このフットボールの母国では、選手だけでなく審判もリスペクトされ、それが質の高いジャッジを育んでいる。

○母国の伝統が育んだ「紳士的」な関係 手厚く保護されるプレミアリーグの主審

(中略)

ピッチでは古くからロングボールとクロスの肉弾戦が展開され、ファンも速さと力強さを全面に押し出すサッカーを好んできた。これはイングランドの伝統であり、同時に価値観でもある。それゆえ、グラウンドを取り仕切る主審の役割は非常に大きい。つまらないファウルに笛を吹こうものならスタンドから一斉に不満の声が上がるし、選手をうまくコントロールできなければそれこそ乱闘騒ぎになるからだ。脇役に徹しながら、流れるような試合運びの手助けをする――。「主審は主役であってはならない」というのは万国共通の格言だが、イングランドはこの言葉の持つ意味合いが他国に比べて遙かに強いのである。

「優れた選手が優秀な主審を育てる」。これも当地で耳にすることが多い。実際、紳士たることを美徳とする風潮がシミュレーションや執拗な抗議を自制し、選手と主審の理想的な関係が長く廃れることなく続いてきたように感じる。

しかし、外国人選手・監督の大量流入によってこうした風習も徐々に失われつつある。PK狙いのあからさまなダイブ、選手たちが主審を取り囲んでの猛抗議などは、その最たる例と言っていいだろう。そこで、08-09シーズンから「リスペクト・キャンペーン」という新たな試みが始まった。選手も一緒になってレフェリーを保護していこうという狙いは上々の成果を収め、「選手からの激しい抗議は著しく減った。将来的に見ても必ずプラスに働くだろう」(ハワード・ウェブ主審)と審判団は選手たちの手助けを高く評価し、今後の進展に大きな期待が集まる。

また報酬の点でも主審は十分なサポートを受けている。プレミアリーグで笛を吹くトップクラスの主審になると、年間で約1100万円ほどの収入を得ることができ、それまで兼業が常識だったレフェリー業界で初めてプロ化を導入したのも、このイングランドだった。出身地のクラブの試合では笛を吹いてはならないという規定は「余計な詮索がないように」というFAの配慮によって生まれたもので、待遇面・環境面での下支えが、質の高いレフェリングに繋がると考えているようだ。

※田嶋コウスケ氏のコラムから引用

ちなみに、主審の1試合あたりの報酬は約14万円で、実はイタリアの約65万円、リーガ・エスパニョーラの約33.8万円に比べると非常に安い。ただし、これは出場給で、別途に固定給が支払われているため、総額では主要リーグでトップとなる。この待遇面の良さにイングランドのフットボール文化が加わって、レフェリングの質は高められている。ハワード・ウェブやスティーブ・ベネットといった“名手”の存在は広く知られており、リーグのレベルだけでなく審判のレベルまでプレミアリーグは独走しようとしている。

---------- キリトリ -----------

さて、本日は仕事を早めに切り上げて自宅で川崎F対G大阪を観戦してました。そして、我らが川崎Fは前半に得た虎の子の1点を川島の神がかったセーブで守りきり、6連勝を達成。順位も2位へと浮上しました!
(≧ω≦)人(≧Д≦)人(≧◇≦)人

それにしても、遠藤のPKを止めたセービングは見事でした。GKにとって、コロコロと強シュートを使い分けてくる遠藤のようなキッカーは鬼門以外の何モノでもない。よくギリギリまで動かず、思い切りよくヤマを張った方向に飛びました。その後の、同じく遠藤の直接FKを弾き出したシーンも、確かな技術と身体能力の高さを窺わせます。一時はパフォーマンスを落としていましたが、ここにきて絶好調ですね。日曜日の鹿島戦に向けて、非常に心強いです。

しかし、鹿島の強さときたら憎たらしいほどですね。アウェイで名古屋に3-0とは。どらぐらさんの心痛やいかばかりかと慮りますが、等々力で「ACL仲間」の敵を討てればと思っています。

今宵の最後は、“海外組”のニュースを。

○マガト監督、新天地でも日本人とともに?!

ドイツ3部イエナとの契約が満了したMF菊地直哉(24)が29日、昨季ブンデスリーガで8位のシャルケの練習に参加した。ボルフスブルクを退団し今季からシャルケを指揮するマガト監督が、昨年1月末の練習試合で1アシストを決めるなど活躍した菊地を評価。MFジョーンズが負傷したこともあり、入団テストを兼ねた練習参加の“オファー”を出した。

菊地は昨季イエナで17試合に出場。移籍金が発生しないため複数のドイツのクラブが獲得に動いていた。練習参加の期間は未定だが、シャルケの公式サイトでは「菊地のプレー次第では、マガト監督が彼をチームに加える可能性もありうる」と紹介されている。

~スポニチより~

長谷部のように、菊地を抜擢するのか。菊地というと、例の事件が未だ記憶に新しいわけですが、フットボーラーの贖罪はピッチで結果を残すのみ。シャルケになるか、別の地になるかは分かりませんが、さらなる成長を期待します。まだ24歳と可能性は無限大なのですから。
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コメント

頼みますから

あの憎き内弁慶をやっつけてください(苦笑)
もう、こっちはACLどころじゃないですね。
ケネディー加入でどこまで立て直せるか。

マガトは日本人好きですね((*´∀`))ケラケラ
監督としての最後は、ぜひJのクラブで。
でもドイツ人だと浦和の監督になってしまうか・・・。

なんと言うか

>どらぐら様

スルー→スルー→スルー→ゴールという美技まで見せ付けられての完敗、いたみいります。。。それほどまでに鹿島が強いとは思い至りませんでした。我々も、G大阪戦の内容ではどこまで抵抗できるか分かりませんが、優勝争いが終わってしまわないよう、選手達は全力を尽くしてくれるはずです!

私用でスタジアムには行けませんが、テレビの前で応援します。
フレーヾ(゚ー゚ゞ)( 尸ー゚)尸_フレー

マガトは日本人の真面目さ、戦術適応能力を高く評価しているようですよ。もっとも、結果を出せないと直ぐに干すのは変わりませんが(苦笑)。

Jリーグにも1度くらい来て欲しいですが、そこはパイプの太い浦和でしょうね~。

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