09 | 2017/10 | 11

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人生と産業とフットボール 

本日2度目の更新です。

Jリーグクラブの社長には、様々な経歴を持った人がいます。有名なのは、官僚を辞めて大分トリニータの社長に就任した溝畑宏氏でしょうが、今季からJ2に加入したファジアーノ岡山の社長も変り種なんです。

○2年半でJ2昇格…ゴールドマンサックスの執行役員から転進したファジアーノ岡山・木村正明社長

“ヒルズ族”からサッカーのクラブ経営に転じ、わずか2年半で、ファジアーノ岡山を地域リーグからJリーグ2部(J2)のクラブに押し上げた。社長就任の年に6社だったスポンサーは、300社近くに達した。それでも「まだ発展途上。県民が誇れるクラブにしたい」と話す。

東大卒で、ゴールドマン・サックス証券の執行役員というエリート営業マンの転機は2006年。クラブ経営にかかわっていた小学校の同級生からの社長就任要請だった。「岡山にプロチームはない。それでいいのかと県民に問いたかった」

故郷の岡山に戻り、無給で地元企業を回る日々。最初は外資系出身者が何かたくらんでいると勘繰られた。「勝算なんてまったくなし。破産も覚悟した」と振り返る。真っすぐな熱意が、徐々に支持を広げていった。

チームの強化も順調で、07年に日本フットボールリーグへ、08年にJリーグへの昇格を達成。だが「早すぎる昇格に経営が追いついていない」と慢心は一切ない。

東京住まいの約20年で「岡山ってどこ」と何度も聞かれ、悔しい思いをした。それだけに競技場がオカヤマ・コールで揺れるたび、心が震える。理想のクラブ像は「肉親」と表現。「会話はなくても、常に身近にあって、悪く言われたら本気で怒るような存在になれたらいい」と言う。

趣味はフットサル。積極的にゴールを狙うプレースタイルは「向こう見ずに、全身全霊で突っ込む性格の表れ」と笑う。

~zakzakより~

ファジアーノ岡山というと「目指せ、セリエA!!ヴェネツィア応援(?)ブログ」の駒さんの“専売特許”ですし、私自身は殆ど知識を持っていませんが、こうした熱意のある社長がどんどん増えていけば、Jリーグも盛り上がりますし、都道府県自体も元気になります。

私の持論として、「フットボールは生活密着産業」というのがあります。「フットボールは、人々の生活になくてはならない産業(要素)である」という意味なんですが、今の日本ではまだまだそこまでいっていませんよね。しかし、Jクラブの地域密着活動の先にこそ、きっと結実すると信じています。フットボールを通じて地域振興が成され、フットボールの価値が磨かれていく。それだけの魅力と、商業的機能を持っているのがフットボールです。

もっともっと、広く深く日本全土へ浸透していくことを願っています。昔は私もそうでしたが、「つまらない」、「レベルが低い」という意見でJリーグを切り捨てる人間は、真のフットボーラーではありません。Jも海外も。これが最高に楽しいと思いませんか?

---------- キリトリ -----------

最後に、触れずにはいられないニュースを。

○イラクで惨劇!得点目前の選手を観客が射殺

イラクの警察当局者によると、中部ヒッラーで15日に行われたサッカーの試合終了間際に、同点ゴールを決めそうになった選手を相手チームのサポーターが射殺した。観客の一人が逮捕された。

事件が起きたのはアマチュアの試合。被害者の選手はゴールキーパーと1対1になった場面で、サポーターに頭を撃たれた。

治安改善に伴い、イラクではスポーツ観戦をする市民が増えている。首都バグダッドでは厳しい警備が敷かれるが、地方でのアマチュアの試合では警備が緩いという。

~スポニチより~

サンスポにも出ていましたが、過去のフットボール史にない、前代未聞の悲劇が起きてしまいました。スポーツはよく格闘技であるとか戦争であるといいますが、それはあくまでピッチ上の結果で決着をつけるものであり、命を奪うことではありません。勝敗は非情で、時に人の一生さえ左右するほどの重い意味を持ちます。しかし、銃で穿たれた勝敗には何の意味もない。誰も許さない。どうか、フットボールを悪用し、惨劇を生み出さないで下さい。
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コメント

J1の開幕戦で

配られたフリーマガジン「Number・Zero」にも、
ファジアーノの社長のエピソードが載せられていましたね。
このフリーペーパーには、他にもJリーグ入りする以前から選手を支えてきたカレー屋の女将さんの話も出てきます。
その女将さんのコメントで「(昇格したら、可愛がっていた選手の多くが解雇され)涙、涙でお別れですの。私まだ、気持ち切り替えられへん。」というのがあり、
木村社長とはまた別の意味で、ファジが愛され、地元の人に支えられていたんだなと感じました。


イラクの事件は、本当に許しがたい行為ですね。

地域密着こそ根源

>どらぐら様

まさに、地域に根ざしたクラブ運営なんですね。カレー屋さんの話も、フットボーラーの宿命とはいえ、切ないです。。。
( TДT)

やはり、Jクラブは地域と共に歩み、発展し、時に涙することが大事なんだと思います。いわゆるビッグクラブは、もっともっとそこを重視して欲しいものです。

イラクの事件は、あってはならないこと。とにかく再発だけは防いで欲しいと願うばかりです。

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