10 | 2017/11 | 12

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名うてのFM愛好家に学ぶ、“俺流”・3 

フットボールのシミュレーションゲームとしては、名実ともに世界最高峰の存在である「Football Manager(以下、FM)」シリーズ。日本語版の発売以来、我が国でもフットボールマニアを中心に急速度で支持率を高めている。大国から小国まで世界中のリーグを網羅し、数十万人にも及ぶ選手・コーチ・監督・スタッフを収録。緻密な各種データ計算と、フットボールの母国ならではの感性に裏打ちされたプログラミングは、ゲームの域を越えてフットボールを再現する。セミプロクラブからビッグイアーを目指す、あるいはメガクラブで“黄金時代”を築く。プレースタイルも自由自在だ。

無限の可能性を持つ至高のフットボールシミュレーターに魅了され、日本でも独自の“文化”が形成されつつある。それは、自らのプレーをWeb上で綴る「監督日記」だ。今や、多くのFM愛好家達がホームページやブログで“戦記”を公開している。プレースタイルや表現方法は千差万別だが、全てに共通するのは、FMへの深い愛情に他ならない。

当連載では、自身のホームページやブログで「FM・愛」を貫く方々に、その愛のカタチやこだわりを披露して頂く。FMにどっぷり浸かった方にも、これからFMライフへ入る方にも、彼らの“金言”は刺激となるはずだ。

第3回は、読みやすいサイズにまとめられた日記と各種データ検証が特長で、さらにはFMの啓蒙活動にも取り組んでおられるどらぐら氏に、プレーでのこだわりを語って頂いた。





---------- キリトリ -----------

■3回目は、どらぐら日記でFMを取り扱っていらっしゃる、どらぐら氏の登場です。どうぞ宜しくお願い致します。まずは、お名前の由来から教えて下さい。

「ドラゴンズの『どら』とグランパスの『ぐら』です。ちなみに、東海地区では『どらぐら2』というテレビ番組もあります((*´∀`))ケラケラ」

■まさに愛知県在住の方に相応しいお名前ですね。私の場合、野球は埼玉西武ライオンズを応援していますが、Jリーグは川崎フロンターレですから、その愛県精神を見習わなければなりません(苦笑)。もっとも、昨季までは大宮アルディージャのサポーターをやっていたんですけどねw そして、東海地区にはそんな名前の番組があるんですね~。1度観てみたいです。前段が長くなってしまいましたが、FMのプレー歴はどれくらいですか?

「FM2006とFM2007です」

■現在はFM2007を使用したプレー日記を執筆されていますよね。まもなく完結とのことで、悲願のCL制覇がなるよう祈っております。プレー日記といえば、様々な方が書かれていますが、こだわりはありますか?

「日記に関しては、特に重要な試合は詳しく書いて、そこまで重要じゃない試合は、さらっと流す程度にしてます。日記を作成する上でそうした方が自分が楽できるって一番の理由なのですが(苦笑)、1試合1試合をしっかり伝えていらっしゃる方々との差別化を図る意味もあります」

「後は、監督(私)とアシマネの会話の挿入。これは、暁さんが以前やっていらっしゃった「Paulista FC日記」の影響を受けています。もっとも暁さんのような面白い会話は、なかなかできないのですが(苦笑)」


■お褒め頂いて恐縮してしまいますが、私も日々試行錯誤しております。このスタイルは「FM Twilight」のろしあん様が先駆者だと記憶していますが、非常に感銘を受けまして、私も挑戦してみました。こればかりは笑いのセンスも関わってきますし、なかなか難しいですよね。日記の書き方で、重要でない試合をさらっと流すというのは、見習わせて頂いております。私も最近はなかなかプレー時間が取れないので、そうしないと全然進みませんから(泣)。 さて、ここからはFMをプレーする際のこだわりを聞いていきます。フォーメーションや戦術についてはいかがですか?

「4-4-2が中心です、と言うかそれしか使えません(苦笑)。情けない話、自分で戦術を構築するのが苦手なので、他の方の戦術やその理論を参考にさせてもらうことが多いのです・・・。現在使用している戦術理論は、バイブルにも紹介されている『Rule of One』で、今のところ、RoOをうまく機能させられているのが4-4-2だけなんですよね」

■私も、選手に合わせてフォーメーションや戦術を考える割に、戦術的に柔軟性のあるタイプではないので、いつも苦心しています。しかも、勘や思い込みでつくっていることが多々ありますし(苦笑)。それに対して、どらぐらさんはきちんと理論を把握されて、踏まえたモノを創り上げている。プレー日記での快進撃は、戦術家たる証だと思います。恐らく、ホームとアウェイでは戦術を使い分けているのでは?

「これもRoOの話になるんですが、ホームとアウェイでメンタリティは各選手4つだけずらします。同様にディフェンスラインとプレスも4つずつずらします。ホームのみSBに前矢印を付けています(SHは常に付けています)。アウェイでは、カウンターにチェック。目立ったところでは、こんなものでしょうか」

■緻密なバランス調整ですね。私もRo0を意識して戦術を組んでいますが、もっと大雑把ですから(苦笑)。こういう大雑把な人間は、相手の引きこもりに対して無策になりがちなので、「引きこもり対策」について是非教えて下さい。

「2つパターンがありますが、1つは3-3-2-1-1への対応。この時は通常の戦術に手を加えて、2トップに横矢印を付け、クロスも積極的にします。CBをサイドにつり出すのが目的です。もともと攻撃的なMCに斜め前矢印を付けているので、CBがつり出されたためにできたスペースにこのMCや他の選手が飛び込んで得点を決めてくれれば、万々歳です。実際は、なかなかうまくいきませんが(苦笑)。押し込んでセットプレイのチャンスを増やして、そこで・・・ということもよくあります」

「もう1つ、特に同点やビハインドで時間がない場合は、迷わず4トップです。ホームだと、意外にこれで決めてくれる時があって助かってます(苦笑)」


■なるほど。相手のCBをつり出すことと、4トップによる特攻の2本立てですね。ありがとうございます。では逆に、格上と戦う際に重視されていることはなんですか?

「これは、RoOとは別のカウンター戦術を使うことが多いです。ターゲットマンを使うにチェックをしてるので、今プレイしているユーベならトレゼゲのようなFWがいれば効果的です」

■嵩にかかって攻めてきたところで、ロングボールからの一撃ですか。やはり格上相手にはカウンターですね。戦術やフォーメーションについては以上になります。続いては選手です。優秀な選手を獲得するポイントはどこでしょう。

「各ポジションで必要とされる能力をしっかり備えているか、でしょうか。説明書などでよく書かれていますが、例えばDF全般なら、『タックル』、『ポジショニング』、『チームワーク』、『勇敢さ』、『集中力』などに目がいきます。あとは、DF陣を率いる『影響力』のある選手も欲しいです」

「CBなら加えて『マーキング』、『勇敢さ』、『ジャンプ』あたりでしょうか。SBなら『運動量』や『スピード』、『加速力』。MCはパサータイプなら『パス』、『創造力』、『判断力』、フィルター役なら『運動量』、『タックル』、『ポジショニング』。SHなら『クロス』、『スピード』、『ドリブル』、『オフ・ザ・ボール(OTB)』。FWはタイプにもよりますが、共通するのは『OTB』と『予測力』、『冷静さ』でしょうか。後は、特に真ん中の選手は、『判断力』の値が高ければなお良しです」


■DFで言うと、集中力のない選手はポカが多いですよね。私もこれは大事だと思っています。もちろん技術やフィジカルも重要ですが。他の選別方法も、選手補強の際に参考にさせて頂きます。ところで、FMは自由度の高いゲームですが、どのようなプレーを好みますか?

ビッグクラブではない中堅クラブから頂点を目指すのが一番好きです。今やっているユーベも、セリエBから欧州制覇するのを最終目標としてプレイしてます。この欧州制覇がなかなか達成できないのですが(苦笑)。ただ、次やるならもうちょっと格下の方が良いかなと思ってます。現実で不甲斐ない成績のクラブを建て直そうみたいな。ユーベ日記をやる直前、実はリーズ(FM2007)も選択肢にありました。ただ、あれは戦力の割に設定された目標が高いので、敬遠しましたが・・・。

■リーズは多くのファンがいますし、「復活」というテーマに最適なので、プレー日記でもよく見ますね。ただ、プレミアに復帰してタイトルを取るところまでいった日記はないので、いつか挑戦して頂けると助かります。って、私がやればいいという話ですが(苦笑)。FM関連の話題の最後に、一押しの選手を教えて下さい。

「コロッチーニでしょうか。もっともFM2007での話ですが。守備に必要なメンタル能力が高く、毎試合高いパフォーマンスで『我がチーム』の守備を支えてくれています。CB以外にも、DMや右SBもこなせるユーティリティープレーヤーでもあります。だけど評価額は、¥2B未満なんですよね」

■コロッチーニは私も獲得したことがあります。どのシリーズでも能力が高いですし、案外地味なのか獲得もしやすい。素晴らしい選手だと思います。インタビューもいよいよ終わりとなりますが、リアルの世界で好きなクラブと選手、日本代表への一言、そして一押しの選手を教えて下さい。

「Jリーグではもちろん名古屋グランパス!プレミアではチェルシー、リーガではバルサです。海外については、本当は一つに絞らなきゃいけないんでしょうけどね・・・。好きな選手ですが、Jでは小川佳純、海外ではランパードです!日本代表は、W杯出場はノルマ!」

「一押しなのは、ロッベンでしょうか。バルサの宿敵であるマドリーの選手を選ぶのもなんですが(苦笑)。『怪我さえなければ・・・』と言われていたのが、最近はあまり怪我しなくなったようで、怪我人続出のマドリーを引っ張る活躍をしているみたいです。EURO2004で彼の虜となり、その後、彼のいるチェルシーを応援し始めたのですが、一選手としては今でも応援しています。でもクラシコではお手柔らかに(苦笑)」


■今のロッベンの切れ味は、メッシーやC・ロナウドと並ぶ世界最高クラスだと思います。頭髪の後退具合がなければ、大スターになっていてもおかしくありませんよね(苦笑)。マドリーにとって不可欠な存在ですし、これで逆転優勝となればMVP間違いなしでしょう。おっと、バルセロニスタのどらぐらさんにはそんな事態は起きて欲しくありませんよね。本日は、大変細かくお答え頂き、誠にありがとうございました。現プレー日記のハッピーエンドと新作を楽しみにしております。

---------- キリトリ -----------

<編集後記>

どらぐらさんとは、毎日のようにお互いのブログでコメントし合う仲でして、FC2ブログユーザーでないにもかかわらず、このインタビューにも協力頂き、心から感謝しております。今後とも何卒宜しくお願い致します。

インタビューから見えてきたのは、どらぐらさんのディテールを追求する細やかな仕事ぶりです。戦術構築や選手補強、さらにはセットプレーの設定まで、いつも巷の様々な理論を参考にしつつ独自の視点でまとめていらっしゃいます。適当極まりない自分は、そうした姿勢を見習わねばと思っているのですが、なかなかできていませんね(苦笑)。

なお、第4回にして当面の最終回は誠氏が登場です。念のため書いておきますと、某Nice boat.アニメに出てくる誠氏ではありません(当たり前。ってか、このネタが分かる人はいるのかw)。根っからのマドリディスタの同氏は、R・マドリーでのプレー日記を書いていらっしゃいます(他にもフィオレンティーナやダービー)。クラブ愛溢れるプレーぶりは、一読に値します。次回もお楽しみに。
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コメント

掲載ありがとうございます!

書いておいてこんなこと言うのもなんですが、恥ずかしいですね(苦笑)

かなり褒めていただいて、これもまた恥ずかしいですが、
私に言わせれば人の真似しかできない脱・初心者ぐらいのレベルですから・・・。

ユーベ日記が終わったら、別のチームで始める予定ですが、
タレント揃いのユーベと違うでしょうから、
(特にGKは神クラスですからw)
ここで本当に「監督」としての手腕が試されると思ってます。

ご協力深謝

>どらぐら様

各質問に対し、事細かく回答頂き、ありがとうございました。
m( __ __ )m

まとめてみて改めて思ったんですが、どらぐらさんはきちんとバイブルなどの情報を踏まえたプレーをしてらっしゃいますし、多くの方にとても参考になるのではないでしょうか。

次のプレーは、ビッグクラブでないということですね。
これはこれで別の楽しさがありますし、連載開始を心待ちにしております。

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