07 | 2017/08 | 09

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【FM2008】暁式4-3-3の解説【PCゲーム】 

設定をコネコネし過ぎて悪影響を及ぼす迷将の私には珍しく、ぴったりと「はまる」戦術を組み立てられた感があるため、一応紹介させて頂きます。
(m´・ω・`)m

ただし、ここで改めて強調しておきたいのは、戦術というものは選手の面子によって、あるいは相手に合わせて、その都度決めるものであり、誰かがつくった戦術をそっくりそのまま自分のチームに導入したところで効果は薄いということです。世界中を見渡しても、万能な戦術なんてのはありません(同ゲームの過去作では、凶悪的な威力を誇るDiabloなんてのもありましたが)。あくまで、「こういう仕組みを考えてみたら、それなりに結果が出たよ」というケーススタディとして読み流して頂ければと思っております。
---------- キリトリ -----------

前々回のFM日記で、

「なんというか、自分で色々と試してみて、FM2008に関しては4-3-3が強いのかなと。で、その背景には「センターバックの2人の距離感の問題」がありそう。多くの人が指摘し、改善策を試行錯誤しているこの難点。個人的な感触としては、「どうしたって完璧には対処できない」気がする。「クロスボール」の設定がどうとかも含めて。となれば、そのスペースを広げ(ウイングがディフェンスラインをサイドへ引っ張る)、突く(3トップの頂点が絶えず狙う)ことのできる3トップの威力が際立ってくる・・・っぽいw

もっと多角的に掘り下げてみてもいいんですが、その辺の解析は得意ではないので(苦笑)。wataoniさんみたいな緻密さや調査力があればな~。
(;つД`)

ガッチガチの4-4-2派としては忸怩たるものがあるけど、機能させやすさでは4-3-3かな。もっとも、選手の顔ぶれが4-3-3に適していたからこそであり、たまたまなのかもしれない。あくまで自分の中では、ということで理解して下さい」

と書きました。

その4-3-3について解説していこうと思います。

これが、現在私がセヴィージャでメインに使っている4-3-3です。今風に書けば、4-1-2-3。ゲーム内でも4-1-2-3として認識されています。

<4-1-2-3>

4-3-3-for.jpg

フラットな4-3-3と違い、ディフェンスラインの前にアンカーと呼ばれるポジションを設けているのが特長です。それから、両ウイングは相手ボールの際にはポジションを下げて相手SBから自由を奪います。あとは見た目通り、配置で他に工夫している点はありません。

<チーム設定>

4-3-3-team.jpg

上の図はいわゆる標準仕様で、攻撃的に戦う時はメンタリティを右へ寄せて攻撃に関与する人数を増やします。

創造性:ファンタジスタ的な選手がおらず、後天的な技術と頭脳で戦う選手が多いため、全体的としては低めに。あとはポジションごとに差を付けています。

パス方法:ショートになる一歩手前です。フォーメーション的なものか、前線へのロングボールに走りがちなきらいがあるため。

テンポ:「遅い」になる一歩手前です。パス方法の項とも関連しますが、4-3-3は前へ急ぎ過ぎるような感じがします。ショートパスを軸にタメをつくって攻めたいので、この設定にしてあります。

展開の幅:「狭い」になる一歩手前です。上の2つと同じ理由で、4-3-3だとワイドなポジションを取って選手間の距離が開いてしまう傾向が見受けられます。それを抑制し、コンパクトな陣形を保つためです。

プレス:これもポジションごとに定めているのであまり関係ないですが、積極的なプレスは陣形の乱れやラインブレイクになるため、チームとしては弱めに整えてあります。

ディフェンスライン:選手の身体能力の向上、オフサイドルールの複雑化などから、現代フットボールにおいて高いラインをキープするのは非常にリスキーです。セヴィージャには足の速いDFはいませんし、裏を取られないように待ち構えて跳ね返すのが守り方です。

チーム設定は以上で、続いて個人設定を。

<個人設定>

GK、CB、SBについては特別な設定は施していません。4-4-2だと、サイドバックがサイドハーフと被ってしまったり、サイドハーフをサイドバックが追い抜いていく動きがなかなか生まれなかったりという問題を防ぐために、サイドバックへの指示を気にする必要がありますけどね。4-3-3だと前方に広大なスペースがあるため、サイドバックは勝手に上がっていきますし、ウイングが中へ中へと切れ込んでいくため、サイドラインを深く抉るシーンも自然と出てくるので、何ら心配要りません。私がマウスで書いた円と文字は非常に心配なクオリティですがwww

4-3-3saidobackagari1.jpg

ですから、今回公開するのは、DMC、MC、FC(サイド)、FC(トップ)の4種類だけです。

○DMC

4-3-3-dm.jpg

ディフェンスラインと中盤のラインの間に生まれる、いわゆる「バイタルエリア」をカバーする黒子の役割が主任務で、攻撃にはあまり関与しません。以前は、創造性とパス方法をべったり左端に付けてましたが、今はある程度の自由度を持たせています。セヴィージャでは、攻守に優れたDMCが多いため、スルーパスも積極的に。「このポジションにはあまりプレスをかけさせないのがいい」という向きもあるようですが、私はOwn Halfの右端まで高めて走らせます。これぐらいであれば、サイドまでプレスに行くような無茶はしませんからね。ボールキープにチェックが入っているのは、得てして前へと急ぎがちな4-3-3において、タメをつくるためです。

○MC

4-3-3-mc.jpg

メンタリティは高めです。攻撃参加にもチェックを入れてあるので、サイドバックの攻め上がりを示した図でも分かるように、エリア手前まで上がってきてくれます。

4-3-3mckougeki.jpg

カウンターが怖いかもしれませんが、上の図ではDMCが相手の左サイドハーフを、左SBが相手の右サイドハーフを見ており、数的同数を保っています。

創造性とパス方法は真ん中。スルーパスにもチェックを入れています。アタッキングサードを打開するパスやウイング、サイドバックへの�散らし�をさせるためです。

プレスは積極的に。DMCの位置より後ろで交わされると危ないですが、MCの位置なら交わされるリスクよりもボール奪取やインターセプトを狙いたいというのが私の考え方。

ボールキープにチェックが入っている理由はDMCと同じです。

○FC(サイド)

4-3-3-wing.jpg

ウイングは攻撃意識を下げて、やや低い位置から攻撃をスタート。MCとの距離が近付けば、パスコースをつくりやすいかなと。もちろん、守備時のことを考えての意味もある。創造性は高め、ドリブルとスルーパスは積極的に。クロスは黙ってても上げてくれるから、敢えて増やす必要はないでしょう。どっちかと言うと、中へ中へと切れ込んで欲しいので。それに、指示の数が増えると�中身�が薄まってしまう(課されたタスクの多さでどっちつかずになる)というのはバイブルにも載っていますしね。

プレスが「ピッチ全体」なのは、当然守備のため。相手SBが上がってくれば、自陣まで付いていきます。

ウイングのポジショニングは、今の所、上手くいっていると思います。

4-3-3kaisetsu1-ex.jpg

上の図を見ると、ウイングが中へ切れ込むことによってCBの1枚が引き寄せられ、トップの選手がフリーに近い状態になっているのが分かりますよね。

もう1枚にも、SBとCBの2枚を引き連れているウイングの姿が。

4-3-3kougeki2-ex.jpg

相手は弱小でなくオッズ上は格上のヴィジャレアルですし、しかもアウェイゲームです。

○FC(トップ)

4-3-3-top.jpg

殆ど特徴らしい特徴はありませんw

メンタリティを若干下げて、孤立しないように心掛けているくらいでしょうか。ポストプレイヤーに設定しているわけではありませんが、ボールキープにチェックを入れてポストワークは意識させています。前線の基準点にならなければならないポジションのため、プレスはそこまでさせません。高さと強さのある選手を置ければ理想的。もっとも、点で合わせるタイプのKerzhakovがゴールを量産していたのを見ると、あまり関係ないかもしれませんが。

以上が、個人の設定です。

最後に、試合から切り取ったイメージヴィジュアルを。

<守備の局面>

4-3-3shubinokyokumen1-ex.jpg

数的同数を保ち、全員がマーカーを意識できています。円の部分はむしろ数的優位で、余った方がペナルティエリア内のカバーに動けます。

4-3-3shubinopress.jpg

こちらはプレスに動き出したシーン。相手の21番がフリーになっているのは心配ですが、アンカーが見てますからね。フリーにさせちゃってるMCも、相手のCBにプレスに行ってGKへのバックパスを強いるという働きをしてます。

攻撃については、チーム設定や個人設定のところで載せているので省略します。

いずれにせよ、このフォーメーションの肝となるのは・・・

優秀なSBとDMC・MCを揃えること

身も蓋もない話ですが、冒頭から繰り返しているように、戦術を遂行するのは選手であり、その選手達の力量以上に戦術が機能することはありません。要求に応えられる選手がいてこそなのです。もちろん、そんなことは皆様よくご承知でしょうが、最後に改めて強調しておきます。

戦力が揃っていて、うまくはまれば――特にフラットな4-4-2に対しては相性良し――、格上であろうと主導権を握り、勝利することができる点においては、それなりに価値のある戦術だとも思いますが。

例えば、今回の解説にあたり使用したビジャレアル戦では・・・

4-3-3seikourei.jpg

敵地で圧倒しました。点が入ってないだろって?それは愛嬌ということで(苦笑)。
(;^ω^)

また、スター揃いのバルセロナにも、ホームなら勝てるようになりました。

4-3-3-seikourei2.jpg

選手の質が上がるに従って(新シーズンはDMCにSunnyを起用、MCも補強)、スタッツは順調に改善していますし、もう少し経過を見てみようと思っています。FM日記についてのアンケートが終わるまで(10月7日まで)は時間的な余裕があるので。本格的に使い始めて、「さすがに(中盤の数的不利が厳しい)4-2-3-1との相性は悪いな」とか、「ウイングが相手のSBに負けると攻め手がなくなるな」とか、見えてきたこともありますしね。

予定より1日遅れの公開となりましたが、親愛なるFMプレーヤーの皆様に、何らかの面白みや刺激を献上できたならば幸いです。

リアルのフットボールならまだしも、ゲーマーとしてはぬるぬる(秋山成勲ではない)の私が戦術解説をする機会は滅多にないので、さすがに疲れました。
(;´∀`)

もう、やりませんw

やるとしたら1年後とかでしょう。

長々と書き連ねましたが、それぐらい書けてしまうFootball Managerの奥深さ、楽しさに、改めて感服するのでした。
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コメント

お疲れ様です

>リアルのフットボールならまだしも、ゲーマーとしてはぬるぬる(秋山成勲ではない)の私が戦術解説をする機会は滅多にないので、さすがに疲れました。
(;´∀`)


またまたぬるゲーマーなんてご謙遜を!読み応え、内容、共に素晴らしい物だと思いますヽ(゚∀゚ )ノ


具体的には、DMとMCにボールキープのチェックを入れている所がなるほどなぁ~と。私も暁さんの記事に触発されて4-3-3に挑戦していたのですが、なかなか中盤でタメができずに無理矢理トップの選手にパスを出してカットされるシーンが多かったもので・・・その発想はなかった。

1年後と言わず毎回やってほしいものですが、試合画像を切り貼りして解説を加えると結構な手間ですよね。お疲れ様でした~

参考になります

大ボリュームの戦術考察ですね。お疲れ様です。
いろいろ試しはするものの一向に良い戦術を作れない自分にはホント勉強になります。

分かりやすい解説&味のある文字に感動しました(´∀`)

FM2007でも

参考になるかな^^;
両サイドのFWは、意外と設定が攻撃的ではないんですね。
ドリブルが「積極的」なのはわかりますが、スルーパスも同時に「積極的」ってのは、ちょっとビックリ。
ドリブルとスルーパスを共に「積極的」にして機能する選手はごく限られた数しかいない、
みたいなことがバイブルに書かれていたような気がしたんで。
まあ、絶対にそれが正しいとも言えませんしね^^;

全米で俺が泣いた

お疲れ様でした!
細かく解説してあって感動!
そして何よりこういう戦術系のって読んでいて面白い&勉強になります。
いやホント、お疲れ様でした!
また来年もよろしくお願いしますw




お褒め頂きありがとうございます

>wataoni様

遅くなってすみません&お褒め頂きありがとうございます。久しぶりの戦術公開で、どういう体裁にしようか迷いましたが、年に1回ということもあり、wataoniさんのを参考に解説してみました。「パクりやがって許せねぇ!」って意見をどこぞで見ましたがw、お許し下さい。

wataoniさんも仰ってますが、4-3-3だとやたら長いボールを当てにいくのが気になってたんですよね。なもんで、一旦タメさせることで少しは改善できるかなと思った次第です。例によって、実効性がどこまであるかは判りませんけどね(苦笑)。ただ、結果は2シーズン目も良好です。

画像の切り貼りは通常の日記で慣れてますが、戦術解説の場合、実際の試合から抽出しないといけないのが面倒ですよね~。はまった試合があれば楽なんですが。

また新しい戦術に着手した時は、こういう形で公開しようと思います。wataoniさんの戦術も、楽しみにしておりますので!

酷い文字で恐縮です。。。

>soーta様

ちょっと時間があったので、wataoniさんのを参考にして解説してみました。偉そうなことを書いてますが、選手の能力が優れているため、戦術の力かどうかは甚だ疑問です(苦笑)。

4-4-2信奉者としては、本来、4-4-2を突き詰めていきたいんですが、こればっかりは選手の面子によりますからね。今回は4-1-2-3を探究してみました。

それにしても、あの文字は酷いですね。
(;´Д`)

手で書くのはもう少しマシなんですよ!

たぶんw

あくまで2008用なので

>どらぐら様

2007ではダメかと思われます。
(;´∀`)

2007は1トップが強いと言われてますし、シリーズごとに通用しやすい戦術があるのは事実でしょうね。

さて、幾つかのご質問に関してですが、ウイングのメンタリティを高くし過ぎると、MCとの距離がますます増えてしまいますし、守備の局面での対応力が落ちる気がします。なので、純然たる3トップでなく、2+1を心掛けました。ある意味「4-1-2-2-1」というのが正しいのかもしれません。

バイブルの文章は私も参考にしており、素晴らしいものだと思いますが、実体験的に「そうかな?」と思う要素もあり、自分なりにアレンジしています。個人への指示は、2つくらいまでなら実行してくれると思うんですよね。そして何より、両ウイングの選手の能力は十分に対応できるレベルがありますから。下部リーグの選手には無理かもしれませんが、ワールドクラスなら大丈夫だろうという目論見ですw

ちなみに、クロスを積極的にせず、スルーパスを積極的にすることで、色々な種類のパスを出させようという狙いもあったりします。

ありがとうございます♪

>REUSU様

ぬるゲーマーなりに頑張った甲斐がありました!

私も他の方の戦術解説が凄い好きだったりします。是非、REUSUさんもやって下さい!!
(  ̄ー ̄)

次は恐らく2009で挑戦すると思いますが、その時はまた泣いて下さいwww

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