07 | 2017/08 | 09

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【改】給与未払いの元凶「コンクルサル法」とは&W杯マスコットが決定 

前回の記事の続きを書こうと思ったんですが、それを会社に置いてきてしまったので、先に別のものを取り上げます。

※フットボリスタ9月24日号「サッカーの影を歩く」(小澤一郎氏著)より抜粋・編集

最終的には回避されたが、スペインサッカー選手連盟は今オフ、相次ぐ給与未払いへの抗議のため開幕戦のストライキを計画した。スペインの経済不況がクラブ経営を圧迫した結果だが、その割を食ったのは奔放な経営を行ったフロントではなく選手側だった。問題の根本にある「コンクルサル法」の構造を解き明かす。

今夏の移籍市場でリーガ1部のクラブが補強に投じた金額は、昨年の約半額(約427億円)。7月に発表された数字(注1)の通り、スペイン国内の不況は深刻さを増しており、その煽りを受ける格好で各クラブの資金繰りも苦しくなっている。特に2部クラブは存続自体が危ぶまれており、すでにレバンテ、ラス・パルマス、アラベス、セルタ、レアル・ソシエダの5クラブがコンクルサル法と呼ばれる破産法の適用を受けており、1部昇格組のスポルティング・ヒホン、マラガ(注2)も、その法律の適用を受けて危機を回避している。

コンクルサル法は、日本の法制度で説明するなら会社更生法に当たるものだ。清算型手続きではなく、あくまで再建を目的として管財人が置かれ、組織の存続が優先される。適用後は裁判所から管財人が派遣され、5年以内の再建計画をつくり、その中で財政再建を目指していく。最優先は「組織の存続」であるため、収入を超えた支出は認められない。よって、コンクルサル法が適用中のクラブの中には組織存続のため給与未払いが続いているところもある。

だが、ここで大きな矛盾が生じる。LFPの規約では、7月末までに給与未払いを解決できないクラブは自動降格となることが定められており、今でも一部選手の給与未払いが続くレバンテやレアル・ソシエダなどは、本来なら8月1日の段階で2部Bへの降格が決まっていたはずだった。

しかし、コンクルサル法は国の法律であり、LFPの規約を超えて適用されるため、対象クラブはこの法律の庇護の下で自動降格を免れることになる。いわば、LFPの規約が無効化してしまっているのだ。

クラブにとってコンクルサル法のメリットは、次の3つが挙げられる。「存続が保証される」、「自動降格を避けられる」、「給与未払い問題の先送りが認められる」。逆にデメリットは見当たらず、会長をはじめとする経営陣への法的な責任追及や私財の差し押さえもない。そのため2部では「経営に行き詰ればコンクルサル法に頼ればいい」という考え方が蔓延しており、ここ数年はコンクルサル法が適用されたクラブの数が増加の一途を辿っている。

こうした状況に対し、AFE(スペインサッカー選手連盟)は危機感を募らせている。AFEの調査によれば、昨季1部、2部、2部B、3部(実質4部)のうち、46クラブ(注3)で給与未払いが発生。その総額は約40億円にものぼる。そのためAFEは「コンクルサル法がLFPの規約を無効化する限り、自動降格を避けたいクラブが法を悪用する」と法改正の必要性を訴えてきた。

また、AFEがこの法律の見直しとともに力を入れているのが、選手保護基金廃止の問題だ。LFPはこれまで各クラブから毎年約1千万円を積立金として徴収し、クラブの破産といった非常時に備え選手を保護するためのセーフティネット(選手1人当たり最高20万ユーロを支給)をつくっていた。

しかし、04年のコンクルサル法施行と同時にLFPはその基金制度を廃止しており、AFEのモビージャ会長は「リーガは無保険車のようなもの。故障も事故もなければいいが、何か起こった時には困る」と警鐘を鳴らし、「レバンテのケースで分かった通り、基金なしでは選手が犠牲になる」と基金再構築を訴えている。つまり、冒頭に挙げた開幕ストライキ計画の目的とは、「コンクルサル法の見直し」と「基金の再構築」を求めてのものなのだ。

7月末にスポーツ上級審議会で行われたLFPとAFEの会合では、両者の意見のすり合わせが行われ、ストライキ回避の合意がなされた。

まずコンクルサル法見直しについては、悪用を避けるため、LFP規約が正常に機能するような法整備を進めることが決まった。続いて基金の再構築についても、キニエラ(サッカーくじ)の売上金を使う案が出され、今後は正式な法案づくりを働きかけていく予定。選手達が安心してプレーできる環境づくりに向け、ようやく動き出した。

注1:6月にサパテロ首相が「経済危機」と表現した通り、7月には前年比3.9%の地価下落、失業率10%突破(4年ぶりの最高値)、インフレ率5.3%(16年ぶりの最高値)の数字が発表された。

注2:スポルティング・ヒホンは約82億円の負債を抱え05年に、マラガは約43億円の負債を抱え06年に適用申請。今季は昇格による収入増(放映権料とチケット売上げ)で大幅な負債減を見込む。

注3:内訳は1部ではレバンテ、2部ではレアル・ソシエダ、セルタ、アラベス、ヘレス、サラマンカ、エルチェ、アリカンテ、ヘルクレス、グラナダ。その他、2部B27クラブ(全74クラブ)、3部9クラブ(全363クラブ)。

---------- キリトリ -----------

クラブを破産状態へと転落さえたフロントがのうのうと生き残り、選手達が給料の未払いに耐えなければならない不可思議な現状を一刻も早く改善しなければ、スペインフットボール全体が低迷の一途を辿ることでしょう。高給を受け取っているメガクラブの選手と異なり、こうしたコンクルサル法の適用を受けるようなクラブに所属している選手達は、家賃や生活費を払えずに困窮極まる例も少なくありません。国家、リーグ、クラブ、選手が一致団結して、全力でこの問題に当たることを願ってやみません。


本日はPCの故障によるサポートセンターへの電話、復旧、フットサルと色々忙しかったため、短いですがこの辺で。




---------- キリトリ -----------

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南アフリカで2010年に開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)のマスコットがヒョウの「ザクミ(Zakumi)」に決まり、22日に国営テレビでお披露目された。

ヒョウは南アに生息する代表的な野生動物の一つ。

「若くて活動的」というザクミは、アフロヘアをサッカー場の芝と同じ緑色に染め、躍りが得意。南アでアパルトヘイト(人種隔離政策)が終結し、民主化が実現した1994年生まれという設定で、大会開催年には16歳になる。

名前の「ザ」は国際的に南アを表す略号の「ZA」からとり、「クミ」はスワヒリ語などアフリカの現地語の多くで大会開催年の「10」を意味するという。

南アフリカでは、2年後に迫ったアフリカ初のW杯開催に向け、競技場建設など、準備が急ピッチで進んでいる。

(2008年9月23日19時57分 読売新聞)

キモスwww
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