07 | 2017/08 | 09

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川崎対名古屋 

熱帯夜切り裂くブラジリアンパワー。マギヌンの“恩返し”をジュニオールという“起爆剤”で跳ね返す

魅力的なアタッキングフットボールを持ち味とする水色と赤の激突は、攻守が目まぐるしく移り変わる好ゲームとなった。灼熱の夜を焦がすような激しい90分は、1-1の痛み分けで決着。試合終了後には選手達が次々に倒れ込んだ。レフェリーが負傷交代するアクシデントも生まれた熱戦を、振り返る。


3-5-2と4-4-2。その“噛み合わせ”を上手く生かし、先に結果へと結び付けたのは名古屋だった。3バックの弱点であるサイドのスペースを徹底的に狙い、早くも前半12分、マギヌンが豪快に左足を振り抜いて古巣のゴールネットを揺らし、先制点を挙げる。左ストッパーの井川がロングボールで釣り出され、その背後のスペースを使われての失点だった。

先制後の名古屋は、4人のMFと4人のDFが低めの位置でしっかりとブロックを築き、バイタルエリアを埋めて川崎の分厚い攻めを受け止める。個人技に長けたジュニーニョとジュニオールの両ブラジル人には、チャレンジ&カバーで冷静に応対。川崎の攻撃はスペースを埋められて窮屈になり、散発化した。

守りに重点を置きながら、名古屋はカウンターでしたたかに追加点を窺う。高めの位置にポジションを取る村上の背後を執拗に突き、度々左サイドを突破。サイドバック、サイドハーフの連携に加え、2トップやセンターハーフまでが流れて川崎の右サイドを機能不全に陥れた。前半にもう1点奪えていれば、大勢は決着したかもしれない。

しかし、フィニッシュの精度を欠いて前半を1点リードで折り返すと、後半は川崎の猛攻を浴びる。運動量の低下から中央でプレスがかからなくなた上、リトリートを意識し過ぎるあまり、ボールホルダーとの間合いが甘い。川崎の攻撃陣は前を向いて仕掛けられる機会が増え、50分にはジュニオールが単独突破からループシュートであわやゴールというシーンを生む。そして直後の52分、チョン・テセのシュートのこぼれ球へ走り込んだジュニオールが無人のゴールへ同点弾。ジュニオールのデビューから2試合連続ゴールで追い付いた川崎は、3試合連続の逆転勝ちに向け、急速にエンジンの回転数を速めていく。

57分にはジュニーニョが、35分には途中出場の我那覇がゴールマウスを捉えたが、日本代表の守護神・楢崎がスーパーセーブ。劣勢の名古屋を鼓舞する。この奮闘に応えたい攻撃陣は杉本の投入から3トップへと変えて前傾姿勢を強めるが、88分のビッグチャンスは川崎DF・横山の身体を張った守備に防がれた。

終盤はお互いに足が止まりはじめ、中盤を省略した淡白な“蹴り合い”となってしまった。雑なプレー、決定力の低さも目立った。鹿島やG大阪ら上位陣はそれを見逃さない。優勝争いに加わるためには、均衡したゲームをモノにする力強さを付ける必要がある。しかし、最後まで1点を目指す両者の気迫には、勝利への強い意志と魂が感じられた。このドローは足踏みでなく、飛翔への一歩となりそうだ。

筆者選定MOM:V・ジュニオール(川崎)

トップ下で攻撃の核になりながら、自陣まで戻って守備にも奔走。ブラジル人らしいテクニックとらしからぬ献身性で早くもチームの重要人物に。同点ゴールでは抜け目なさが光った。これでまだ21歳とは末恐ろしい。


久しぶりに自宅でまったりとJリーグ観戦。期待通りのナイスゲームだったので、思わず観戦記なぞを書いてみた。やっつけのため、クオリティはかなり低い(苦笑)。
(^_^;)
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コメント

いやいや、素晴らしい観戦記

ですよ。
試合は見られなかったのですが、その様子がよくわかります。

最近のグラは2点目がなかなか奪えないんですよね~。
大宮さんからは、なぜか4点も取っちゃったんですが(苦笑)
かと言って、守備が万全って訳でもないので、
失点を喫して負ける、というのが最近のパターンでした。
それでも、浦和を倒して意気上がる川崎相手に、
アウェーで勝ち点1なら、今のチーム状態を考えても御の字かなと思います。

ヴィトール・ジュニオールの今後の活躍には、要注目です。

恐れ入ります

>どらぐら様

名古屋サポの方の前で披瀝するのは恥ずかしい限りなのですが、こういうのも修練だと思い、挑戦してみました。普段、あまり観る機会のないクラブを語ることの難しさを痛感しました。紙面でしか分かりませんからねぇ。

昨日の名古屋は、ミスターもハーフタイムに言ってましたが、完全にカウンター志向でした。立ち上がりは防戦一方でしたし、90分を通じて押され気味だったのですが、ギリギリのところで交わしてましたね。劣勢の中で1点取って前半をリードして折り返すまではプラン通りだったんでしょうが・・・惜しかったです。とはいえ、こういう展開で勝ち点1を持って帰れたことは大きいですよね。今季は中位に落ちることなく最後まで上位戦線に踏みとどまるのではないでしょうか。

ジュニオールは噂に違わぬ良い選手でした。何より献身的なのがいい。いずれはJから巣立ってしまうかもしれませんが、それまで素晴らしい活躍を披露してくれることでしょう。

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