02 | 2012/03 | 04

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清武、ニュルンベルク移籍が確定的に 

29日、日本代表MF清武弘嗣(22)の移籍について、C大阪とニュルンベルクが合意したと複数のドイツメディアが報じた。報道によれば、違約金は100万ユーロという。ニュルンベルクへの合流時期は、清武が出場を熱望する五輪後になると見られる。ニュルンベルクは、ボーフムに所属する乾貴士(23)やG大阪からバイエルンにローン移籍中の宇佐美貴史(19)の獲得にも興味を示しており、特にボーフムでチーム最多の7得点を記録している乾には熱視線を注ぐ。ただ、乾の獲得には推計300万ユーロの違約金が必要とされており、資金力に乏しいニュルンベルクには厳しい条件だ。

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当ブログでは以前にもニュルンベルクの魅力について書いたが、多くの有望な若手を抱えており、伸びしろは大きい。“日本人トリオ”が実現すれば、テクニカルでスピーディーな面白いチームができそうだ。それを観てみたい。
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酒井宏樹、ドイツで争奪戦 

J1柏のDF酒井宏樹(21)に、独1部のクラブが熱視線を寄せている。独「ビルト」は26日、まず日本メディアの報道として、ドルトムントが酒井の獲得に乗り出しているという記事を掲載。「酒井と柏との契約は1年残っており、今夏の契約には100万ユーロがかかる」と、具体的な条件についても触れた。さらに同日、「ハノーファーのシュマツケSD(スポーツディレクター)が今週末にアジアを訪れるのは、酒井との交渉のためではないか」と報じ、その上で「ドルトムントではピシュチェクの控えだが、ハノーファーではより多くのプレー機会を得られ、右サイドバックのレギュラーを務めるチェルンドロに刺激を与えることもできる」と、交渉はハノーファーにアドバンテージがあると指摘している。過去にはブラジルの名門サントスからもオファーがあった酒井。クラブW杯やU-23代表での活躍から、国内外で注目度は急速に高まってきており、海外進出は遠くなさそうだ。

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---------- キリトリ -----------

ドルトムントにはピシュチェクが不動の右サイドバックとして君臨し、控えにも元ドイツ代表のオボモエラを擁する。21歳という年齢は、まさに伸び盛りで、何よりも出場機会が大切となるだけに、移籍先としてはどうか。そういった意味では、若手の育成に熱心なクラブであり、かつ選手層の薄いハノーファーが最適かもしれない。

連勝の余勢を駆って頂点急襲 

第42回高松宮記念


◎ロードカナリア
○カレンチャン
▲ジョーカプチーノ
×サンカルロ
△グランプリエンゼル
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ルーカス・バリオス、中国へ移籍か 

オイルマネーに続いて中華マネーがフットボール界を席巻するのだろうか。「ビルト」や「キッカー」など独メディアは23日、ドルトムントのパラグアイ代表FWルーカス・バリオス(27)が、今夏に中国スーパーリーグ(1部)のGuangzhou Evergrande FC(広州恒大足球倶楽部=こうしゅうこうだいそっきゅうくらぶ)へ移籍する可能性が高いと報じた。ビルトやキッカーによれば、バリオス側とは年俸670万ユーロの4年契約で合意しており、広州はドルトムントに対して1200万ユーロでオファーを出しているという。バリオスは昨季、ドルトムントのエースとして優勝に大きく貢献したが、今夏は怪我で離脱中にレバンドフスキーにポジションを奪われ、今冬も移籍が噂されていた。サポーターからの熱心な残留要請に応えて残留したが、ついにシグナル・イドゥナ・パルクに別れを告げるのだろうか。

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バリオスは「シーズン終了までドルトムントに集中する」とコメント。肯定も否定もしていない。27歳という絶頂期に近い年齢で、フットボールのメインステージである欧州からアジアへの“都落ち”は決断しづらいが、広州の提示した年俸は現在の推計250万ユーロの2・5倍以上。金銭的な魅力が、プレイヤーとしての矜持を上回ってもおかしくはない。決断はいかに。

---------- キリトリ -----------

広州は、いわゆる金満クラブで、「アジアのチェルシー」とも呼ばれているとか。さらにオーナーは今年、約7500万ユーロを補強に投下すると宣言しているようで、金の力で大物を釣り上げるかもしれません。

Jリーグ、11年度は黒字を確保 

Jリーグが19日に開いた理事会および総会で承認した2011年度の収支決算は、1億9400万円の黒字となった。事業活動収入は、東日本大震災の影響で協賛金収入が修正予算比1億5000万円減の30億5400万円にとどまるなどで、同2億2000万円減の98億8800万円となったものの、経費削減で事業活動支出を同1億8800万円減の96億9700万円に圧縮。当期収支差額はプラスを確保した。前期繰越金と合わせ、12億8400万円を次年度に繰り越す。なお、Jリーグは3月期から12月期への決算期変更を決定しており、11年度は9カ月の変則決算となっている。

事業活動収入のマイナスは、放映権料収入や商品化権料収入の落ち込みも響いた。放映権料収入は修正予算比5400万円減の43億4000万円、商品化権料収入は同4600万円減の4億400万円。一方で、事業活動支出はリーグ運営経費支出を同3900万円、その他を同1億5800万円、管理費支出を同400万円、それぞれ削減に成功している。

---------- キリトリ -----------

東日本大震災の影響で減った収入を、支出の抑制でカバーし、黒字で着地したのは立派。12年度も経済的な追い風は皆無で、むしろ逆風に近い状況だが、それをどう乗り切るか。各クラブの舵取りとともに注視したい。

宇佐美、来夏にニュルンベルク移籍か 

バイエルンにローン移籍中の宇佐美貴史(19)が、来夏からニュルンベルクでプレーすると、独「ビルト」が報じている。ビルトによると、宇佐美とニュルンベルクの交渉は大筋で合意に達しており、ディーター・ヘキンク監督とも面会済みという。ただし、ニュルンベルクの1部残留が前提で、契約は完全移籍ではなく、保有権を持つG大阪からの1年間のローン移籍(買い取りオプション付き)となる模様だ。ニュルンベルクは第26節が終了した時点で10位に付けており、8試合を残し、自動降格となる17位までは勝ち点8差、2部の3位との入れ替え戦に回る16位とは勝ち点6差となっている。

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---------- キリトリ -----------

ニュルンベルクには、DFプラッテンハルト、DFクローゼ、DFヴォルシャイト(今夏、レバークーゼンに移籍)、MFコーヘン、MFディダビ(シュツットガルトからローン移籍)、FWペクハルト、FWエスヴァインら将来性豊かな若手が多く所属しており、その育成にも長けている。宇佐美にとって、プレーしやすい環境と言えるだろう。

バイエルン日記・最終回 

U-21ドイツ代表監督経由、欧州の名将への道

選択リーグ:韓国1~2部、メキシコ1~2部、アメリカ1部、ベルギー1~2部、デンマーク1~2部、イングランド1~4部、フランス1~2部、ドイツ1~3部、ギリシャ1~2部、イタリア1~2部、オランダ1~2部、ポルトガル1~2部、ルーマニア1~2部、ロシア1~2部、スペイン1~2部、スウェーデン1~2部、スイス1~2部、トルコ1~2部、ウクライナ1~2部、オーストリア1部、アルゼンチン1~2部、ブラジル1~2部

合計22カ国・45リーグ

<経歴>

U-21ドイツ代表→PSV→バレンシア→バイエルン

<あらすじ>

ビッグイアー獲得を目指す戦いは、ついに決勝トーナメントへ。
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【完成】UCLおよびEL、準々決勝&準決勝の組み合わせ決定 

○チャンピオンズリーグ

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左が初戦をホームで戦う

この段階に至ると、大きな実力差のあるカードは生まれづらい。しかし、今季はAPOELが躍進。注目が集まる中、相手はレアル・マドリーに決まった。予算規模、タレントの質と量、CLでの実績など、ほぼ全てで「白い巨人」が圧倒的に上だが、「一泡吹かせてやる」というモチベーションはAPOELに軍配。テクニックのあるブラジル人やポルトガル人を多く抱えながら、組織力にも優れる好チームが、スーパースター軍団にどれだけ迫れるか、楽しみな一戦だ。

マルセイユ対バイエルンは、ようやく復調してきたバイエルンの優位は動かない。マルセイユは戦いぶりが安定せず、特に攻撃のメカニズムの未整備が目立つ。勝ち上がるとすれば、ホームで序盤に先制し、そのまま押し切る形。バイエルンは先制されると弱い。その弱点を突きたい。

ベンフィカ対チェルシーは、“同類”の匂いがする。ポルトガルとブラジルの香りだ。戦い方のベースに技術を置きながら、フィジカルを上乗せするのも似ている。チェルシーにはCLでの経験値とナポリを大逆転で下した勢いがあるが、一筋縄ではいかないだろう。ピッチ上の展開が最も面白いのは、このカードだと思う。

優勝候補の筆頭であるバルセロナは、嫌な相手を引いた。フィジカルとインテンシティの強さでは欧州一と言っても過言ではないミランには、グループステージのホームゲームで2-2と勝ち点を許している。グアルディオラ監督への“お礼参り”に燃えるイブラヒモビッチが、バルセロナの連覇を叩き潰すかもしれない。

勝ち上がり予想:レアル・マドリー、バイエルン、チェルシー、バルセロナ

APOELの実力を認めた上で、レアル・マドリーは2戦合計スコアで大差を付けると読む。バイエルンは再びガッチリと噛み合いつつあり、マルセイユに不覚は取らない。ベンフィカ対チェルシーは、最後にチェルシーが僅かに上回るだろう。バルセロナは、リーグ優勝の可能性がほぼなくなっており、CLに全力投球。その集中力がピークに達すれば、敵はいない。


○ヨーロッパリーグ

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まさに、実力伯仲。CLのように傑出したクラブやスーパースターがいない分、どのチームにも頂点を狙うチャンスがある。

AZ対バレンシアは、ポゼッション型の前者とカウンター型の後者の、スタイルのぶつかり合いも見所。両チームともリーグ戦では好成績を残しており、好調同士のテンションの高い試合になりそうだ。

シャルケ対ビルバオは、マンチェスター・ユナイテッドを破ったビルバオに勢いがある。コパ・デルレイでも決勝に進んでおり、カップ戦での勝負強さは抜群。その原動力とも言えるビエルサ監督の采配も冴え渡っている。シャルケは、簡単に失点してしまう守備が課題。ビルバオの巧みなフリーランニングを抑えるには、これまで以上の集中力が求められる。攻撃陣は当たっており、1点や2点は計算できるだけに、しぶとく守りたい。

スポルティング対メタリストは、ベンフィカ対チェルシーに似ている。テクニックと組織力を融合させたチーム同士の戦い。国際的な知名度を持つ選手が多いスポルティングを優位と見る向きが大半だろうが、資金力を生かして急速に台頭してきたメタリストも侮れない。普段、なかなか目にする機会がないという意味でも、観てみたい試合だ。

アトレティコ・マドリー対ハノーファーは、筆者一押しのカード。筆者がブンデスリーガマニアだからではない。4つのカードのうち、最も実力が均衡していて、かつ共通点が多いからだ。共に前線に強力なアタッカーやGK、優秀なプレイスキッカーを擁し、攻守の切り替えが速い。また、強い時と弱い時がはっきりしており、崩れ出すと脆い。この似た者同士が、どう主導権を握ろうとし、決着をつけるのか。そそられる。

勝ち上がり予想:バレンシア、ビルバオ、スポルティング、ハノーファー

面白味に欠ける予想となった。ハノーファーの勝ち上がりは、単なる希望的観測(苦笑)。ただ、シメオネの下で一枚岩になったように映るアトレティコ・マドリーだが、これまで何度もそう思わせて瓦解してきた。その負の歴史は、そう簡単に塗り替えられないはず。チームとしての結束で勝る、ハノーファーが勝ち上がる。

ポルトガル1部リーグ、2クラブ増加へ 

ポルトガル・プロフットボール・リーグ(LPFP)は先ごろ、来季から1部リーグのクラブ数を増やす計画を明らかにした。現在は16クラブで構成されているが、これを18クラブとする。LPFPは「各クラブの会長からは承認を得た」と声明。ポルトガル・フットボール連盟の許可が下りれば、今季は最下位および15位を降格させず、来季は2部から2クラブを昇格させて、18クラブでリーグ戦を行う。

---------- キリトリ -----------

欧州の主要リーグでは近年、1部リーグのクラブ数の変更はありませんでしたから、久しぶりですね。しかも、どちらかというと「クラブ数を減らし、レベルの底上げを」との論調が多い中、逆行するのは珍しい。正式に決定したら、その狙いについて詳しく知りたいものです。

【FM】ウンターハヒンク日記~序章~【2012】 

「うちにも日本人が来るらしいぞ!!」

携帯電話から飛び込んできた音声は、クリアとは程遠く、単語の端々が割れに割れていたが、逆にそれが彼の興奮ぶりを浮き彫りにしていた。

シーズンオフのこの時期にしか味わえない、優雅な午睡を邪魔された怒りは瞬く間に消え去り、、頭の中で「日本人が来る」という単語を反芻する。

正しくは「日本人フットボーラーが来る」か。

今や、ドイツでは当たり前になった感もあるニューズだ。

昨季の前半戦にドルトムントでまばゆい閃光を放った香川を筆頭に、シャルケのUEFAチャンピオンズリーグ・ベスト4とDFBポカール制覇に貢献した内田、そのユーティリティ性が高く評価される長谷部、冬の移籍で加入するなりシュツットガルトのレギュラーを奪取した岡崎、アウクスブルクの1部昇格の立役者・細貝ら、ドイツでプレーする日本人は続々と増えている。

今夏も、さらに数人が来独するようだ。青い侍とドイツの蜜月は、なお続くだろう。

だが、私が休暇を謳歌しているのを知りながら電話をかけてきた男が「悪友でありプロフットボールクラブの関係者」、「うち」が「SpVggウンターハヒンク」を指し示すとなれば、話は変わってくる。

確かに、ウンターハヒンクは過去に1部――言うまでもなく、ブンデスリーガだ――に所属していた時期がある。とはいえ、それは99-00シーズンと00-01シーズンの僅か2季に過ぎない。

2部に落ちた01-02シーズンには、連続降格という不名誉な記録も打ち立てた。その後は、時折、昔日の熱量が乗り移ったかのようなパフォーマンスを見せ、何度か2部に返り咲いたものの、いずれも1部昇格への足場づくりは果たせず、3部に逆戻り。ここ数年は、3部リーグが主戦場だ。

加えて、近年は資金繰りに苦しみ、昨季は破産直前にまで追い込まれた。スポンサーの助力により、11-12シーズンに向けたライセンスは発行されたが、予算は大幅に縮小。130万ユーロという金額は、日本の2部クラブよりも少ない。つまり、いつ終焉を迎えても不思議ではない状況だ。

かつての快進撃は、やがて美しい記憶から御伽噺へと姿を変え、いつしか伝承の中だけに生きる存在になってしまうかもしれない。

それは、人口たった2万人余の田舎に根差すクラブの宿命でもある。

そんな僻地に、なぜ日本人がやって来るのか。酔狂にも程がある。疑念を拭えず、詰問の合いの手を挟もうとした寸前、一つの可能性に気付き、思い留まる。

Jリーグを追い出された選手か、アマチュア選手ではないだろうか、と。

前者では09年に2部のデュッセルドルフにやってきた結城耕造が、後者ではアーセナルの宮市亮やサバデルの指宿洋史の名が浮かぶ。

特に最近は、Jリーグを経験せずに海外へと渡る日本人が少なくない。環境も給料も決して良いとはいえないドイツの3部リーグだが、上を目指す若手の登竜門としては機能している。恐らく、こちらだろう。

そう独りごちて、「日本人と言っても、どうせ若手だろ?今の経営状況では、それ以外に考えられないしな。それで、ポジションはどこだ?」とスマートに聞き返す。無駄なやり取りは、貴重な休日を減らすだけだ。

しかし、答えは想像だにしなかった角度から撃ち込まれた。

まるで、ユーロ88でファン・バステンが決めたボレーシュートのように――。

「そんなことで、こんなに取り乱すかよ!選手じゃない、監督なんだ!」

「はあっ?!」

吃驚によって散り散りになった言葉は、それだけになって口を突いた。

意味が分からない。「選手」と「監督」という2つの単語は、子供とて聞き間違えるはずのないくらいに別物だが、本気で誤用を疑った。騙すつもりにしても、あまりに低レベルだ。

沸々と立ち上る怒りに任せ、「おい、嘘をつくならもっと頭を使え。日本人が監督だって?そんな与太話に付き合うくらいなら、食べ途中のチップスが残り何枚か数える方がマシだ」と詰(なじ)る。

「違う!嘘じゃないんだ。お前は、うちが経営難で高給の監督とコーチを切ったのは知っているよな。その後任に、4部リーグで話題になっている日本人監督を選んだらしい」

4部リーグで話題になっている日本人監督―。そういえば、6部リーグから日の出の勢いで4部に昇格してきたクラブがあるというニュースは耳にしていた。だが、その指揮官が日本人だとは知らなかった。

「まさか、日本人は日本人でも監督だったとは…」

絶句する俺に、悪友は「信じられないのは一緒だ。事実だと分かっていてもな」と本音を明かす。お調子者で、会話の7割を嘘で塗り固めるようなヤツが、今ばかりは神妙だ。

もっとも、根は真面目なのだ。そうでなければ、激務で薄給の3部クラブの広報など務められはしない。

少しだけ感心してから、フルスピードで頭を仕事モードに切り替える。驚いている場合ではない、前代未聞のニューズが手のうちにあるのだ。

「それで、正式な発表はいつなんだ?今日なら、すぐに準備をして向かうし、明日以降ならうちが独占で書いていいのか?」

と尋ねる。俺にとっては特ダネの方がありがたいが、ヤツはプライベートと仕事を混同しない。今日、記者会見があるのだろう。

「それ、答えが分かっていて聞いているよな?もちろん、特ダネにはしてやれない。3時間後に、クラブ側が記者会見を開くからな。ただ、条件によっては独占インタビューの機会をプレゼントできるかもしれない。条件というか、お願いなんだけどさ」

瞬間的に嫌な予感がした。ヤツの“お願い”は、いつだってロクなもんじゃない。軽く両手の指に余る数の苦い記憶がフラッシュバックした。

それでも、単独インタビューは魅力的な提案だった。欧州では他に例を見ない、日本人監督が率いるプロクラブ。話題性は十二分にある。ヤツは、友人であるとともにジャーナリストでもある俺には断れないと踏んで、誘導しているのだ。悔しいが、了承せざるを得ない。

とはいえ、すんなり従うほど“甘ちゃん”ではない。これは友達付き合いでなく、ビジネスなのだから。あくまで、需要と供給はフィフティ・フィフティ。言いたいことは言わせてもらう。

「“お願い”は聞いてやる。ただし、単独インタビューは1回でなく“定期的かつ優先的に”だ。どうせ、それくらいの便宜は図ってもらえる“お願い”なんだろ?」

不遜な物言いに、ヤツは「敵わないな~」と苦笑するが、その悲哀を表す言葉とは裏腹に、全く困っている雰囲気はない。それは、呑気な声色からも明らかだった。

「お願いってのは、記者会見で使う資料なんだよね。日本時代の経歴も記載したくて、資料は手に入れたんだけど、日本語で書かれていてさ~。うちには日本語が分かるスタッフはいないし、雇う暇もなかった。お金もないしね。監督はドイツ語を自在に使いこなせるらしいけど、だからって頼めないでしょ。どうしようか悩んでいた時に、『あれっ、身近に日本語に精通した人間がいるぞ』って、気付いたわけよ」

「これから草稿と資料をメールで送るから、上手く仕上げて返信してね~。今後も、何度かお願いするかもしれないな~。ほらっ、日本からマスコミが大挙して訪れるかもしれないし。その時は、窓口になってね。協力してくれたら、ちゃんと恩返しするからさ」

“お願い”の内容によっては、聞くだけ聞いて適当にあしらおうかとも思ったが、悪くない。むしろ、クラブとのパイプを太くする好機だ。幸い、中田英寿のプレーに魅せられて日本のフットボールに興味を持ち、日本語を学び始めた自分は、よほど難解な表現でない限り、読み書きには不自由しない。

俺は「たまには、まともなお願いもするんだな」と皮肉を投げてから、「問題ない。時間もたいしてかからないだろう」と受諾する。

それを聞いてヤツは安心したのか「良かった~。本当に助かったよ。じゃあ、会見場の最前列を確保して、質疑応答の時には必ず指すようにするからね」と言い残し、電話を切った。

日本人監督か―。

最近、良い話題のなかったウンターハヒンクに、降って湧いた“スキャンダル”。彼の手腕はどれほどか。チームはどう変わっていくのか。急速に胸が高鳴るのが、はっきりと感じられた。

---------- キリトリ -----------

Coming Soon!

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ジャーナリスト視点でのプレー日記を予定しております。

日本初上陸外国人選手、帰国ダービー 

今季もJ1・J2に多くの外国人選手が初上陸しています。その中で、誰が真っ先に帰国or海外へ移籍してしまうのかを当てようという、ブラックな企画です。もし宜しければ、以下のリストから1人を選び、当記事か「ニコ生」のコミュニティの掲示板に投票して下さい。的中者が複数出た場合は、日付が最も早い人が優勝です。優勝者には、ささやかながら賞品を贈呈します。締切は今月いっぱい。なお、シーズン中の退団が少ないアジア人助っ人は除外してあります。

<リスト>

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私の予想は上の通り、G大阪のエドゥアルドです。

「Football Manager 2012」最新パッチの主要日本人選手 

先ごろ、「Football Manager 2012」の最新パッチがリリースされた。冬の移籍が反映され、日本人の収録数もアップ。日本国籍を持つ選手は、日本代表から専門誌で紹介されるような「流浪のフットボーラー」まで、391人にものぼる(日本国籍の選手をフルロードした結果。日本国籍を持つ外国人も含む)。その中から、主な選手を紹介する。なお、日本のクラブからローン移籍している選手は今回も登録されなかっため、宇佐美や酒井高徳は存在しない。

まずは、冬の移籍で海外組となった日本代表の李忠成とハーフナー・マイクから。

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ともに想像以上に高く評価されている。なにせ、評価額で李は日本人の8位、ハーフナーは9位に該当するのだ。これから実績を積み上げる選手達にもかかわらず、すでに一定の評価を得ている細貝や松井、森本よりも上。リサーチャーの“褒め殺し”に、若干の違和感を覚える。

また、香川や本田、長谷部、内田らを別にすれば、まだまだ日本人の評価は総じて低い。

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長友のようにようやく上方修正された選手もいるが、森本の能力は急降下している。

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宮市も、ボルトンでのプレーが反映されていないためか、即戦力になり得ない。

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ツヴァイテ・リーガでは活躍している乾も、この程度だ。

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日本人選手のさらなる活躍と、次回作での「適切な反映」を切に望む。

以下、主な日本人選手の画像を羅列する。
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今、読めるFMプレー日記 

当ウェブサイトでは、「Football Manager」に関するウェブサイトを定期的に紹介していますが、今回のテーマは「今、読めるFMプレー日記」。「1カ月以内の更新」かつ「プレー日記を主とする」というフィルターを通した上で、現在進行形のFMプレー日記を掲載させて頂きます。私と同様、「FMプレー日記を読むのが好き」という方々にとって、新しい発見になれば幸いです。

ただ、一部例外がありますし(最後の更新から1カ月以上経っている)、私の情報不足による漏れもあると思われます。何卒、ご容赦下さい。

また、「うちを忘れるな(#゚Д゚)ゴルァ!!」や「ここを知らないのか(#゚Д゚)ゴルァ!!」といった情報の提供もお待ちしております。もちろん、「勝手に載せるな(#゚Д゚)ゴルァ!!」とのお叱りを受けた場合は、速やかに削除致します。

※並びは五十音順。顔文字は記号と捉え、最後になっています。

○あさぺちとFootball Manager

http://asapetit.blog135.fc2.com/

○えりすの日記帳兼備忘録

http://suk2.tok2.com/user/ellice/

○しゃもあのFM監督日誌やその他もろもろ

http://shamoa0000.blog133.fc2.com/

※最終更新から1カ月以上経っていますが、リアルの忙しさを縫って更新すると仰っていたので。

○人生ロカ岬

http://aspect.dtiblog.com/

○中の人などいない!

http://indusmasa.blog23.fc2.com/

○Football Manager監督手記

http://fmhirosyu.blog26.fc2.com/

○FootballManager日記

http://blog.livedoor.jp/mikan3594/

○mira FM日記

http://mira09kz.blog98.fc2.com/

○名将現る

http://kenty20.blog15.fc2.com/

○RakkyoのGame日記

http://rakkyogames.blog-sim.com/

※現在はRPGのプレー日記を執筆中ですが、「FM日記も続ける」そうなので。

○我が独自の道

http://serozz.com/index.htm

○( ´∀`)ノFM日記さん

http://carrafm.blog.fc2.com/

【個人予想】2012年J1・J2順位予想【追加】 

4日に開幕したJ2に続き、いよいよ10日にはJ1が開幕する。いよいよ、日本にもフットボールの“熱”が帰ってくるのだ。その前に――すでにJ2は1試合を終えてしまったが――、J1およびJ2の順位予想を公開する。この手の企画は、「幾つ当たるか」よりも「予想するプロセスを楽しむ」のがベスト。昨年に1つしか当てられなかった言い訳に聞こえるかもしれないが、どういう尺度で各クラブの実力を計っているのか、それを少しでも楽しんでもらえれば幸いだ。

<J1>

○予想方法

昨年は「数値加算予想」を実施した。的中が1という辛酸を舐め、昨年限りでの廃止も考えたが、一方で話を広げるためには十分に役立ったと判断。今年も改善した上で使う。

改めて「数値加算予想」を説明すると、胡散臭い”項目および数値を設定し、それの加算によって順位を決めるというもの。

胡散臭い項目というのは、「昨季順位点」、「継続性」、「補強収支」、「監督力」、「外国人力」、「GKの質」、「ベテラン力」、「若手力」、「選手層」、「完成度」、「成績安定度」、「ACLダメージ」、「暁査定」の13個。暁査定は1~100まで、その他は1~5まで(0.5刻み)で評価している。

昨季順位点は、文字通り昨季の順位に応じてポイントを付けた。継続性は「監督の在任期間」を5段階で評価したもので、5年以上の場合は5、あとは単純に在任期間をそのまま割り振った。補強収支も、字面通り。移籍市場での立ち回りに応じ、査定した。監督力は、筆者の主観。新人監督や国際的には著名でも日本での実績がない外国人監督は低めの数値になっている。

外国人力は、外国人の質と数に依存する。GKの質も、筆者の主観。純粋に「技術」で設定している。ベテラン力は、頼りになるベテランがいるかどうか。日本代表、あるいは元日本代表のベテランがいると評価は高くなる。若手力は、若手の伸びしろ。才能が豊かな若手が多いクラブは高くなっている。

選手層は、怪我人や代表での離脱(フル代表、五輪など)に対応できるだけの“厚み”があるかどうか。完成度は、チームのスタイルがどの程度まで固まっているかを表す。成績安定度は、近年の成績を基にしている。ACLダメージは、選手層やACLでの経験値によって設けた。

暁査定は、筆者の主観による各クラブの戦力値。ある程度、大ざっぱに決めている。

○数値を付ける

各クラブに、数値を付ける。

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数値の根拠は「ニコ生」で説明したので割愛するが、異論は多々あるかもしれない。

そして、数値順に並べ替える。

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採点のトップに立ったのは、名古屋だった。昨季の主力の大半が残った上に、選手層の薄かった右SBとCBを補強。ケネディ以外に実績のある本格派のストライカーがいないのは気掛かりだが、覇権奪回は十分に可能だろう。

2番手は、昨季優勝の柏。名古屋と同様、全体的に一回りレベルアップされており、ACLの負担を最小限に抑えられれば、連覇もありえる。

この2クラブを僅差で追うのがG大阪だ。山口智、高木和、下平、橋本、平井、イ・グノの抜けた穴は、今野や倉田、寺田、パウリーニョらで埋められる。新監督の手腕は未知数ながら、どうやらドラスティックな改革はないようで、これまで培ってきた攻撃の文化は生きている。優勝争いには間違いなく絡んでくる。

4番手は、改革元年の浦和。個人的には1桁順位に入れば上々だと思っているが、数値は予想以上に高くなった。阿倍、槙野、ポポという実力者の上積みがあり、彼らが額面通りに働けば躍進も期待できる。ただ、改革の進捗が遅れれば、再び低迷も。ストライカーの質も心許ない。

そして、大量補強の神戸。野沢、田代、橋本、高木和と経験豊富かつ優秀な選手を取り込み、虎視眈々とACL圏内を窺う。ハイプレス&ショートカウンター以外に戦術がなく融通性に欠ける、新戦力が多くフィットに時間がかかるなどの課題を抱えていても、それ以上にジャンプアップの匂いが漂う。

仙台は、戦力的には昨季が“デキ過ぎ”。守備の安定感、完成されたスタイル、的を射た補強で、上位はキープできそうだが、6番手とした。ACL圏内を捉えるとしたら、新外国人選手の奮闘か―。

今オフの補強ではトップクラスの成果を上げた大宮を7番手に推す。チョ・ヨンチョル、菊地、下平、ブラジルの名門サンパウロのレギュラーだったカルリーニョスら、他のクラブも羨む“釣果”。選手層も厚く、7番手は最低目標だろう。

ここまでが賞金獲得圏内。以下、17位までの理由は割愛させてもらう。

降格予想は、広島、札幌、鳥栖とした。J2から昇格した鳥栖と札幌は、やはりタレントの質と選手層で見劣りする感は否めない。広島は、監督交代と李忠成の移籍、そして若手の伸び悩みが響きそうだ。

もっとも、個人的には予想外の結果。有り体に言えば、「数字を打ち込んでいったら、こうなった」以上の意味はない。

広島、清水、新潟、FC東京、川崎、横浜FM、磐田くらいまで、多くのクラブが残留争いを繰り広げそうだ。


<J2>

J2は、メディアの情報を基に個人的な印象で予想した。

1位 京都
2位 徳島
3位 甲府
4位 山形
5位 東京V
6位 千葉


自動昇格は京都、徳島、プレーオフの勝ち抜きは東京Vと読む。京都は昨季終盤戦の成熟ぶりを評価。徳島は小林監督の効果と近年の安定度を勝った。

甲府は、かなりリスキーな選出だが、城福監督の就任で良い方向に化けると結論付けた。以下、守備力は維持できている山形、大幅にメンバーが入れ替わった東京V、底力はある千葉の順。今季も混戦と見ているが、最終的には選手や監督の質が高いクラブが上に来るはずだ。

なお、この予想は開幕戦の前に行った。

---------- キリトリ -----------

コメントを頂きましたが、確かに「数値加算方式」の予想だけでは、“言い訳”や“責任逃れ”になってしまいますよね。

そこで、色々と考えた上での予想を加筆しておきます。もちろん、数値加算方式を作成する際のプロセスも生かしていますが、より私の中での各クラブの印象に重きを置いています。

 1位 名古屋
 2位 柏
 3位 G大阪
 4位 浦和
 5位 仙台
 6位 鹿島
 7位 神戸
 8位 大宮
 9位 C大阪
10位 FC東京
11位 新潟
12位 磐田 
13位 川崎
14位 横浜FM
15位 広島
16位 清水
17位 札幌
18位 鳥栖


細かい説明はしませんが、今のJ1では6位~16位のクラブは全て、主力の怪我や監督の采配ミス、不運な判定などで順位が目まぐるしく変わると思っています。その中で、自分の好みによって順位を設定しましたが、全く自信などありません。欧州の主要リーグを予想する方がよほど簡単で、そういった意味ではJ1・J2の面白さ――先行きの分からなさ――は、世界屈指ではないでしょうか。

バイエルン日記・2 

U-21ドイツ代表監督経由、欧州の名将への道

選択リーグ:韓国1~2部、メキシコ1~2部、アメリカ1部、ベルギー1~2部、デンマーク1~2部、イングランド1~4部、フランス1~2部、ドイツ1~3部、ギリシャ1~2部、イタリア1~2部、オランダ1~2部、ポルトガル1~2部、ルーマニア1~2部、ロシア1~2部、スペイン1~2部、スウェーデン1~2部、スイス1~2部、トルコ1~2部、ウクライナ1~2部、オーストリア1部、アルゼンチン1~2部、ブラジル1~2部

合計22カ国・45リーグ

<経歴>

U-21ドイツ代表→PSV→バレンシア→バイエルン

<あらすじ>

ビッグイアー獲得のため、バイエルンの監督に就任。しかし、スーパーカップを落とし、不安なスタートを切った。


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