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01 | 2011/02 | 03

フットボールクラブの“長者番付”、09-10シーズンも「白い巨人」がトップ 

世界最大の監査法人であるデロイトは先ごろ、2009-10シーズンにおける世界のフットボールクラブの売上高ランキングを発表し、スペインのレアル・マドリーが6年連続で1位に輝いた。同シーズンの売上高は、前年から3720万ユーロ増えて4億3860万ユーロ。2位は同じくスペインのバルセロナで3億9810万ユーロ(3220万ユーロ増)、3位はマンチェスター・ユナイテッドの3億4980万ユーロ(2280万ユーロ増)となっている。上位20クラブを見ると、7クラブがランクインしたイングランドの隆盛が際立つ。特に、前年から9つも順位を上げたマンチェスター・シティ(11位)、3つ順位を上げたトッテナム(12位)はトップテンを窺う勢いだ。

※以下の表は全て、デロイトより

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トップテンの顔ぶれは、若干の順位変動こそあったものの、全く変わらず。特に上位6クラブは昨年と同じ順位だった。7位以下では、ミランが3つ順位を上げ、ユベントスが2つ、リバプールが1つ、それぞれ順位を下げている。09-10シーズンに自国リーグ、自国カップ戦、チャンピオンズリーグの3冠を制覇したインテルは、売上げを2830万ユーロも伸ばしたが、順位は9位のままだった。

好調のイングランド勢は、経営構造も優れている。

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入場料収入、テレビ放映権収入、マーチャンダイジング収入のバランスは概ね均等。特定の収入源に依存しないため、中長期的な経営計画を立てられる。一方で、イタリア勢はテレビ放映権収入が5割~6割を占める。自前のスタジアムを持たないためとはいえ、仮にテレビ放映権収入が大幅に減った場合は、クラブの存続自体が危なくなってしまう。ユベントスは今年、新スタジアムが完成する予定だが、この不健全さをどの程度まで改善できるだろうか。
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