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08 | 2009/09 | 10

スモールリーグのビッグクラブ探訪・1~09-10CL編~ 

チャンピオンズリーグの魅力は、何もメガクラブやスーパースター同士の“生存競争”だけにあるわけではない。マイナーと揶揄されるリーグのローカルなるビッグクラブが、大金にモノを言わせてきら星のごとき選手を“囲う”ワールドなビッグクラブに挑み、これを打ち倒すのもまた、血沸き肉踊る至高のドラマだ。この連載では、そうした“夢物語”の実現を自国民から託された、マイナーかつ小規模なリーグの王者達を紹介していく。第1回は、初戦でリバプールと好勝負を演じたハンガリーのデブレツェニを取り上げる。

※参考資料はワールドサッカーダイジェスト9月17日号


DEBRECENI VSC(デブレツェニ)

※クラブ名をクリックするとWikipediaに飛びます。

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<短評>

過去5シーズンで優勝が4回、2位が1回と国内では無類の強さを誇る。だが、この戦力でグループステージを突破するのは難しそうだ。スピードが圧倒的に不足している最終ライン、スローテンポのボール回ししかできない中盤――。指揮官ヘルツセグは現役時代から数えて既に20年近くもデブレツェニに携わっており、このチームを熟知しているが、リバプール、リヨン、フィオレンティーナとの差は大きく、勝ち点1でも獲得できれば御の字だろう。

抜群の身体能力を誇るFWのクリバリーをはじめ、旧ソ連の名将、故ロバノフが惚れ込んだ逸材ボドナール、安定感が際立つポクレシッチなど、個人レベルでは通用するタレントもいるが、今回の挑戦は彼らにとっての「ステップアップの舞台」に終わってしまうかもしれない。


<主力選手>

・Adamo Coulibaly(アダモ・クリバリー)

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※背番号はロイヤル・アントワープ(ベルギー2部)時代のもの。現在は39番。

187センチの長身を生かしたポストワークには定評がある。予選3回戦の第1レグでは決勝ゴールを奪っている。

・Laszlo Bodnar(ラスロ・ボドナール)

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※背番号はザルツブルク(オーストリア)時代のもの。現在は10番。

パワフルなキックを最大の持ち味とし、正確なクロスとキャノン砲のようなFKも魅力。

・Gergely Rudolf

Rudolf Gergely

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※背番号は14。

機動力に富むストライカーで、昨シーズンは16ゴールを挙げてチーム得点王をゲット。

・Vukasin Poleksic(ヴカシン・ポクレシッチ)

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※背番号は1。

192センチの大型GKで、セービング技術は平均点以上。

---------- キリトリ -----------

デブレツェニは「注目のニューフェイス」のヴァルガを取り上げた時に出てきましたが、どんなクラブかをご存じの方は少ないのではないでしょうか。当初、第1回はアトレティコ・マドリーと引き分けたアポエル・ニコシアにしようと思ったんですが、FMだとキプロスリーグが存在しないため、上手くWSDの記事とFMをリンクできないと判断して止めました。記事だけを丸写しというのは流儀に反しますので。今後はマッカビ・ハイファ、チューリヒ、ルビン・カザン、ウニレア・ウルズィチェニ、スタンダール・リエージュといった辺りを順次取り上げていきたいと思います。少しでも、皆様がCLを観戦する際のタシになれば幸いです。
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一転して計画に狂いが生じ始めたノッツ・カウンティ 

今宵1つ目のトピックスは、こちら。

元イングランド代表DFソル・キャンベルを獲得し、ロベルト・カルロスをはじめとする著名選手の補強を示唆していたノッツ・カウンティだが、その計画に早くも狂いが生じ始めたようだ。同クラブは23日、ソル・キャンベルの退団を発表した。ノッツ・カウンティと5年契約を結び、19日のマレカンベ戦でデビューしたキャンベルだが、わずか1試合での退団となる。超ワールドサッカーによると、ノッツ・カウンティの幹部は今回の件について「我々のプロジェクトに適応できないとキャンベルが感じたことに失望している。我々は現役生活を終えるにはベストなクラブだと思って彼を獲得した。2010年のW杯出場を目指す彼の願いが叶うことを、我々は祈っている」と声明を発表。W杯出場の夢を諦められなかったキャンベルとクラブとの温度差が離別に繋がったようだ。やはり、4部リーグに過去のスター達を集めるのは無理なのか――。ノッツ・カウンティは難しい舵取りを迫られている。

---------- キリトリ -----------

続いては、以前にも取り上げたアルゼンチンリーグとテレビ放映権の話。紆余曲折を経て、政府が高額で買い取ることで解決し、現在リーグ戦は円滑に運営されている。

※以下、フットボリスタ9月24日号より

選手への給与未払い問題を解決するため、18年もの間、蜜月関係を築いてきたケーブルテレビのスポーツチャンネル「TyC」社との契約を破棄し、国営放送の「カナル7」と新たな放映権契約を結んだアルゼンチンサッカー協会。約180億円の支払いは政府が行い、カナル7は他の地上波局にも無償で試合を振り分けている。

これにより、以前はケーブルテレビやペイパービューでしか観られなかったリーグ戦を、無料で楽しめるようになった。さらに、これまではスポーツニュースでさえも日曜深夜以降でなければ得点シーンを流せなかったが、これも解禁。ファンは大いに喜んでいる。

政府がTyC社の倍以上を協会に支払ったため、クラブへの分配金も大幅に増えた。リーベルとボカには、これまでの約6億2000万円から約13億7000万円(見込み)が入ることになり、他のクラブも200%以上のアップが確実。TyC社以外の全てが恩恵を受けた。

しかし、カナル7は国営放送といえども、全国津々浦々までカバーしていない。電波が受信できない地方も多く、人々はケーブルテレビと契約して地上波を見ている。「フットボール・グラティス」(サッカーはタダ)というのが政府の方針だが、穴だらけのようだ。また、放送をここ数年行っていなかったので、地上波局のサッカー実況が下手という問題もある。しかし、これはやがて改善されるだろう。

---------- キリトリ -----------

アルゼンチン政府が放映権を買い取ったのは、クリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル大統領の“人気取り”と揶揄する向きもあるが、それでも国民の“生きる糧”であるフットボールを無償で観られるようにした功績は大きい。クラブ、選手にとっても恩恵は大きく、ピッチ上では素晴らしいパフォーマンスが見られそうだ。

---------- キリトリ -----------

昨夜はJつくの第2回会議が行われました。お忙しい中、参加下さった皆様には改めて御礼申し上げます。そして、発起人でありながら非常に遅い作業進度をお詫び致します。
m( __ __ )m

会議でモチベーションがかなり高まりましたし、ここから猛ダッシュしようと思います。
(゚Д゚)ノ

次回の会議には大手を振って参加できるように。

せめてもの罪滅ぼしに、昨夜の会議内容をまとめてWikiに追加しておきました。メンバーの皆様は確認をお願い致します。

また、「メンバーをスタッフなどで登場させる」といった提案も幾つかしてあります。ご意見など頂ければ幸いです。

その中でも触れていますが、Jつくのベータ版はメンバーのみの公開とさせて頂き、テスト等を繰り返して一定のクオリティに達した時点で一般公開に踏み切る予定です。果たして、年内には一般公開できるのでしょうか。