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01 | 2009/02 | 03

投機と人身売買と 

以前から何度か“人身売買”と変わらぬ少年の青田買いを糾弾してきたが、今度は6歳の少年を巡ってイングランドとスペインのメガクラブが倫理観を無視した争いを繰り広げているようだ。

○チェルシーとレアル・マドリードが6歳の少年を狙う?将来はジダンかC・ロナウドか…

チェルシーとレアル・マドリーが、“ニュー・ジダン”と称される少年との契約を目指しているとイギリス紙『サン』が報じている。

問題の少年はまだ6歳のマディン・ムハンマド君だ。驚異の才能を持つ彼は、ジダンと同じアルジェリア出身で、3年前に家族とともにフランスへ移り住んだ。フランスサッカー協会から奨学金をもらっているという話もある。

ジダンのような選手になれるのかがわかるのはかなり先の話であるが、とてつもない逸材であることだけは確かなようだ。そのテクニックから次代のクリスティアーノ・ロナウドとも呼ばれる彼の将来に注目が集まる。

~goal.comより~

で、下が動画。




なるほど、確かにボールテクニックは素晴らしい。しかし、この技術が成長してもなお生かされるのか、そして正しい時にボールを持ち、放すことができるかは別問題だ。テクニックを誇示したいがために無駄を費やしているシーンも散見される。柔らかいタッチや創造性は十分に見所があるが、ゲームの中で果たしてどれだけの存在感を発揮できるか。疑問符は付く。そんな段階でも、金満クラブは「今の時点で払う金額なんて微々たるもの。仮に(上手く育たず)ドブに捨てるはめになっても構わない。それを恐れて金の卵を逃すよりはよっぽどいい」と判断し、先物買いに出る。これは人への投機でなくて何であろうか。FIFAやUEFAは、CL改革やヨーロッパリーグ創設といった金儲けのための施策には腰が軽いが、“人買い”にはお小言を吐いてお茶を濁すだけだ。「フットボールを正しい在り方へと導く」とかねがね主張しているプラティニよ、いったいどこを見ているのか。
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