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11 | 2008/12 | 01

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【ちょっと加筆】アジア最強の矛が挑む、欧州最強の盾 

マッチレポートは明日きちんと書き上げますが、とにかくG大阪の勇猛果敢な姿に感動しました。

思わず涙が出ましたね。元海外厨だった身としては、逆に痛快過ぎて。ヘラヘラ笑って日本のフットボールを舐めてんじゃねぇよと。

圧巻のシュートラッシュと3点奪取、お見事!それを下支えした、高いラインを敷いて踏ん張った守備陣も乙!!
(≧∇≦)b

それにしても、シーズン中から何度も課題として指摘されていたセットプレーから2点取られたのは勿体無かった。あれさえなければ、また流れも違っていただろうに。。。

あとは、やはり守備時のパワー差。山口も、中澤も、重量級にはいかんせん分が悪い。ボールを引き剥がすような力強さがないと、どうしても押し切られてしまう。加地、安田の両SBが頑張っていただけに、余計に力量不足が目立ちました。もちろん、よく身体は張っていましたが・・・。藤ヶ谷のポジショニングにも、ちょっと疑問符が付きましたね。

とはいえ、それも些細なこと。3点を力尽くでもぎ取ったJの誇りに、心からの拍手を 。

---------- キリトリ -----------

まずは、一足先に昨日行われたクラブW杯準決勝、パチューカ対キトの雑感から。

結局、試合は2-0でキトが逃げ切って決勝進出を果たしました。リベルタドーレス杯の時から主力2人が離脱していること(欧州リーグへ移籍)、同大会優勝には約2800メートルという高地で戦えるホームアドバンテージが大きく味方したこと、事前の各種報道などから、キトのレベルを低く見積もってしまいましたが、頭を下げるしかありません。ブラジル、南米の名門を破ってリベルタドーレスを制した実績は伊達じゃありませんでした。

特筆すべきは、我慢強く集中力の切れない守備。ラインコントロールやチャレンジ&カバー、それから中盤の激しいプレスも見事で、パチューカの猛攻を柳のように“いなし”、すかし、無失点で守りきりました。日テレの中継で、エクアドルの真面目で寡黙な国民性について語っているシーンがありましたが、南米らしくない勤勉さは大きな武器ですね。あれほど繊細な守備を見せる南米のチームを初めて見ました。

この堅守に加え、ボールを奪うと両サイドが一気に駆け上がる高速カウンターも迫力満点。確かに、先制点はパチューカDFのミスから、2点目もボラーニョスの鮮やかなFKからと、流れの中から奪ったものではありませんでしたが、身体能力をフルに生かしたスピーディーな攻撃は十分な破壊力を感じさせました。

決勝で戦うのがアジア王者になるか、欧州王者になるかは分かりませんが、北米王者に勝負強さを見せ付けて「米大陸王者」となったキトは、頂点に立てる資格を十分に有していると思います。

一方、圧倒的にボールを支配し、終始攻勢だったにも関わらず敗れたパチューカは、アタッキングサードでの力強さと落ち着きをやや欠いた感がありました。繋ぐ技術はそれこそ惚れ惚れするものがありましたが、身体をぶつけられたり、ゴール前にブロックをつくられたりすると厳しい。初戦で有効だったミドルシュートは、雨のせいか精度がイマイチで、空中戦も――2度ほど惜しいシーンはあったものの――基本的には劣勢。好セーブを見せたGKをはじめとするキトの守備陣が綻びを見せなかったこともあり、ゴールは遠かったです。

攻めても攻めてもゴールが遠い様子は、まるで日本のようでした。「日本とメキシコのフットボールは似ている」とよく言われるものですが、日本よりも遥かにテクニックがあり、判断速度に優れ、巧緻な連動性を有するパチューカでさえ、ボール保持に固執すれば“失着”を打ってしまうという事実を、我々は「他山の石」としなければなりません。フィニッシュワークでの力強さ、チャレンジを、もっともっと追求していく必要がありますね。

さて、本日はいよいよもう1つのクラブW杯準決勝、G大阪対マンチェスター・ユナイテッドです。昨年のアジア王者は、日本の「守り」が世界に十分通用することを証明してくれましたが、G大阪はその対極に位置する日本の「攻め」の象徴。攻撃的なフットボールを貫徹することで頂点に上り詰めたアジア最強の“矛”が、欧州屈指の“盾”を擁するマンチェスター・ユナイテッドを貫けるか。大半のメディアは、C・ロナウド、ルーニー、テベスらで形成される「赤い悪魔」の攻撃力ばかりに目を向けていますが、日本式フットボールの未来を見つめる上でより大切なのは、「どうやったら点を取れるのか」だと思います。

地力・経験の差は歴然。どのポジションを見ても、マッチアップで上回れる場所はありません。世界屈指の走力を誇る彼らの前では、日本人の長所とされる運動量の総和でも劣ります。しかし、そんな超人達を相手にしてこそ、浮かび上がる成長への道筋があります。幸い、G大阪は西野監督以下「いつも通りのスタイルで臨む」と宣言してくれています。その意気は心強く、ありがたい。跡に続く者達の道標となるような、全力のG大阪を披露してくれることを祈って止みません。願わくば、同じ西野監督の下、そして兄を見て育った弟の遠藤とともに、12年前の「マイアミの奇跡」よ再び――。

※G大阪対マンチェスター・ユナイテッド後に、マッチレポート加筆予定。

※ちなみに、マンチェスター・ユナイテッドがどれぐらい凄いのかという指標を一つ出すと、スタメン全員の年俸だけで、Jリーグで1番稼ぐ浦和レッズの営業収入(08年1月期は79億6400万円)を上回ります。
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