FC2ブログ

08 | 2008/09 | 10

Sevilla日記・6 

FM2008日記・俺は代表監督になる!~Mali発、欧州成り上がり物語~

第3章・其の6


―――――――――― キリトリ ―――――――――――

○これまでのあらすじ○

マリ代表監督に就いたのは偶然だった。

うだつの上がらない選手時代に知り合った〝親友〟が、いつの間にかビジネスの成功で大富豪となり、それを足がかりに祖国のフットボール協会の頂点へと登り詰めていたことによってもたらされた「縁故採用」に過ぎない。

所詮は彼の〝寵愛〟で得たポスト。陰口が痛烈に耳朶を打つ。しかし、裏にどんな経緯があろうと、結果を出せば黒も白となるのがフットボールの世界だ。

「俺はここから成り上がる」

いつの日か、あのビッグイヤーをこの手に――。

見果てぬ夢を叶えるため、彼はアフリカの地へと降り立った。

それから3年余。

2010年ACN準優勝、初めてのW杯出場とベスト16…

輝かしい栄光をマリへともたらし、手腕の確かさは全世界へ発信された。

もはや、資質を疑問視する者はいない。

新たな名将の誕生。世界は、彼の一挙手一投足に熱視線を注ぎ始めた。

Cheivoでの2年間。

彼は天国と地獄の両方を味わった。

悲喜こもごもの中で得た確かな手応え。それを信じ、さらなる高みへと昇りつめる。

今、新たな戦いの火蓋が、切って落とされた。

降格の危機に瀕していたSevillaを文字通り救った暁空也。

また一つ加わった〝勲章〟を胸に、新シーズンを迎える――。


クラブの金庫は空っぽも、チームは好調子をキープ。勝ち点がどんどん貯まり、チャンピオンズリーグ出場権は目の前だ。もはや、チャンピオンズリーグ出場による“集金”なくして今の戦力を維持することはできないだけに、死力を尽くして獲りにいくしかない!!
続きを読む
スポンサーサイト