07 | 2008/08 | 09

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更新一時休止のお知らせ 

8月28日午前1時15分、祖母が他界しました。誰にも“知らせず”ひっそりと独り旅立ったようです。「気遣いの人」らしい最期でした。

小学校5年生の夏から片親で、それから中学校卒業まで実質祖母に育てられた私にとっては、父であり母であり、最大の理解者であり、そして太陽のような存在でした。

今はただ、冥福を祈るばかりです。

時間が時間だっただけに、この後のスケジュールは未定で、新聞が追い込みになっていることもあり、とりあえず1時間仮眠して通勤中。複雑な親類関係のため、“家族葬”にするそうで、なるべくは実家にいたいのですが、現在の編集部は人手が全く足りてない。仕事を放棄して休めません。

前置きが長くなりましたが、このような事情につき、暫くは更新できないと思われます。ご了承下さい。
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【改】開幕2連勝で首位に立ったホッフェンハイムとは何者か・上 

昨季王者、2位が開幕から2連続引き分けで出遅れる中、2連勝でブンデスリーガ首位に立ったのは耳慣れないホッフェンハイムという名のクラブ。クラブ史上初めて1部昇格を果たした超スモールクラブが、まさかの快進撃を見せている。今日と明日の2回に分けて、このホッフェンハイムの素性を探る。

※文章は「ワールドサッカーダイジェスト」8月21日号内、シュルツェ氏のコラムより抜粋

---------- キリトリ -----------

【FM2008におけるホッフェンハイム】

Hoffenheim.jpg


2部に所属してますが、シーズン目標を「降格を避ける」にしても1.27Bの移籍資金がもらえ、「優勝」にすれば2.75Bとブンデスリーガトップクラブ級の補強費が下ります。
( ゚Д゚)

(監督の設定を元代表選手にしてしまったため、やや割り増しになっていますが)

メディア予想が16位のため、オーナーの要望も控え目で、成り上がりにはもってこいのクラブかもしれませんね。

ただ、ご覧の通りスタジアムは超小規模ですから、補強し過ぎると巨額の赤字に悩まされる可能性が高く、あんまりお薦めではないかもしれません。
(;・∀・)
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【完成版】蹴球小噺~2008/08/26~ 

○優勝する育成~スペイン流「いいフットボール」ができるまでの30年~

※フットボリスタ8月27日号の小澤一郎氏のレポートより抜粋

EURO2008の優勝で「繋ぐフットボール=いいフットボール」というスペインフットボールのイメージは世界に大きなインパクトを残した。ではこのコンセプトはどのように統一されていったのか? 連盟の監督養成コースのディレクターを務め、UEFAでもコーチングライセンスのコーディネーターとして活躍しているヒネス・メレンデスは次のように考えている。

「パスを繋ぐフットボールがスペインフットボールのステレオタイプになったの時期は特定できない。それは長い年月をかけて徐々に形成されてきたものだからだ。ただ、70年代前半に暗い負がバルセロナに移籍し、トータルフットボールを実践したことは、今のスペインフットボールに大きな影響を与えている。その後、クライフが80年代後半から監督としてバルセロナを率い、「ドリームチーム」と呼ばれる常勝チームをつくり上げたことで、全国的に結果と内容を両立するフットボール観が広まった。コンセプトの統一に関して言えば、主役はスペインフットボール連盟ではない。リーグ運営や監督養成コースなどのオーガナイズはするが、あくまで主役はクラブが担っている。各クラブが選手の特性やファンからの要求をベースに攻撃的なパスフットボールを追求するようになっていったというのが我々の見識だ」

我々日本人の感覚からすれば、スペインでこれだけ繋ぐフットボールが普及し、そのフットボールを実現する質の高い選手が出てくれば、連盟が明確なコンセプトを打ち出し、それを実行するためのメソッドを統一していると推測しがちだ。しかし、実態は違う。スタイルや戦術は多種多様なものであり、スペインの地域性や人種、言語が多様であるのと同じことである。

とはいえ、スペインの監督達が思い描く理想のフットボール像には共通性がある。ヒネス・メレンデスは言う。「確かにそう感じるかもしれないが、監督の数だけスタイルと戦術がある。もし連盟が『スペインではこういうフットボールをすべきだ』と強要すれば、スペインフットボールの進歩は止まる。機械的に監督を生み出せば、彼らから生み出される選手もまた、ロボットのようになってしまうだろう」

実際、例えばアスレティック・ビルバオの育成コンセプトは独自であり一線を画す。「フィジカルの強さとスピードがある選手を育てることに尽きる。確かにシャビやセスクのようなクリエイティブな選手もいいが、我々はそうしたタイプの選手を育てようとは思わない」と言い切る。中でも驚くのは、1月、2月、3月生まれ、つまり早生まれの選手に注目しているという事実。「何故なら、そうした選手は一般的に11月、12月生まれの選手より背が高く、身体が強く、スピードがある。また、フィジカル的に優れた選手の方が、技術の習得が速いと考えている」という。

多様性を認めた上で、スペインは「いいフットボール」とそれを実践できる「いい選手」を育んできた。A代表が勝てない時代に質を求める姿勢が保たれた理由は、育成年代で結果を残してきたからに他ならない。「小さな政府」を標榜し、オーガナイズやコーディネートの役割に集中してきた連盟、そして「いい選手」を集め「いいフットボール」をすれば勝てるというモデルを見出したヒネス・メレンデスら下部カテゴリー代表の監督達。彼らが築き上げた育成モデルを「優勝する育成」と呼ぶのは時期尚早かもしれない。だが、「優勝した育成」と呼ぶことはできる。14日、デル・ボスケ新監督が発表した新生スペイン代表22人の平均年齢は22.5歳。育成からA代表までの成功の道が繋がった今、スペインフットボールの未来はまだまだ明るい。

---------- キリトリ -----------

このレポートは、安易に世界のトレンドを妄信し、全面的に導入してしまう日本への警鐘と言えないだろうか。ユーロをスペインが制覇したことで、最近はやたらと「Look Spain」が叫ばれているようだが、性急かつ安易な迎合では本質を見誤ることになる。日本人にとって本当に必要なモノは何か、大事なモノは何か。育成に携わる全ての人間がきちんと精査した上で、その十人十色の解答をそれぞれが独自の手法で具現化すればいい。そして、導き出された結果を照らし合わせる。その繰り返しの先にこそ、真の「日本化」があるのではないだろうか。
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無事帰ってきました 

先程、鹿児島2泊3日旅行より帰宅しました。
||ヽ(*゚▽゚*)ノミ|Ю タダイマァ♪

どの食べ物も美味しい、素晴らしい場所でした。初日の夕方までは雨に祟られたものの、2日目と3日目はピーカンと天気にも恵まれ、存分に旅を満喫しました。
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

この鋭気を駆使し、明日からまた通常営業となりますので、またどうぞ宜しくお願い致します。
m( __ __ )m

頂いたコメントへのレスおよび皆様のところへの顔出しは、明日改めて。さすがに疲れたので、もう休むとします。


○インテル、スーペル・コパを制覇

24日、07-08シーズンのセリエA王者とコパ・イタリアの覇者が対戦する「スーペル・コパ」が行われ、2-2で迎えたPK戦を制し、セリエA王者・インテルがコパ・イタリア覇者・ローマに勝利した。

イブラヒモビッチの1トップにフィーゴ、マンシーニの両ウイングで臨んだインテルに対し、ヴチニッチを前線に置き、新戦力のバチスタやリーセがスタメンに名を連ねたローマの一戦は、前半19分にムンタリのゴールでインテルが先制。その後、後半15分にデ・ロッシのゴールで同点とされたインテルだったが、38分に途中出場のバロテッリが勝ち越しゴールを挙げる。しかし、後半41分にトッティを投入したローマが終了間際にヴチニッチのゴールで追い付き、試合は延長戦へともつれ込む。延長戦でも決着は付かず、PK戦ではトッティとファンが外し、6-5でインテルが勝利した。

108842-500.jpg

~超ワールドサッカーの記事を再編集。写真はインテルの公式サイトより~

新戦力の活躍と既存戦力のレベルアップで、まずは〝1冠〟を達成しました。プレシーズンマッチの結果もそれなりですし、モウリーニョ色の塗り込みも順調。いよいよ幕を開ける08-09シーズンでは、セリエAとビッグイアーの2冠も十分に可能でしょう。欧州完全制圧に向けた最後のピースとしてクアレスマと再度交渉していることをモウリーニョが明かしていましたし、余剰戦力の処理が上手くいってないのは懸念材料ですが、昨季よりさらにスケールアップしたインテルが覇道を爆走する姿が目に浮かびます。

もちろん、セリエAではライバルのローマ、お隣、白黒も着々と補強を進めており、悠々と頂点に立つことはできないでしょうが、それでも青と黒が4連覇を成し遂げることでしょう。むしろ、唯一最大の目標はチャンピオンズリーグの制覇。イングランド・プレミアリーグ勢を筆頭に、多士済々なライバルが揃っており、道のりの険しさはセリエA以上です。とはいえ、そのためにモウリーニョを〝補強〟したわけですし、「今度こそ」と期待してもいいはず。本当にお願いしますよ、ジョゼ様!

追伸:シェフチェンコがお隣に戻り、フッキがデビュー戦で弾丸ミドルを決めたり、旅行中は色々なニュースがありましたね。まだ追い付いていないので、余裕ができ次第勉強しないと。

Sevilla日記・5 

FM2008日記・俺は代表監督になる!~Mali発、欧州成り上がり物語~

第3章・其の5


―――――――――― キリトリ ―――――――――――

○これまでのあらすじ○

マリ代表監督に就いたのは偶然だった。

うだつの上がらない選手時代に知り合った〝親友〟が、いつの間にかビジネスの成功で大富豪となり、それを足がかりに祖国のフットボール協会の頂点へと登り詰めていたことによってもたらされた「縁故採用」に過ぎない。

所詮は彼の〝寵愛〟で得たポスト。陰口が痛烈に耳朶を打つ。しかし、裏にどんな経緯があろうと、結果を出せば黒も白となるのがフットボールの世界だ。

「俺はここから成り上がる」

いつの日か、あのビッグイヤーをこの手に――。

見果てぬ夢を叶えるため、彼はアフリカの地へと降り立った。

それから3年余。

2010年ACN準優勝、初めてのW杯出場とベスト16…

輝かしい栄光をマリへともたらし、手腕の確かさは全世界へ発信された。

もはや、資質を疑問視する者はいない。

新たな名将の誕生。世界は、彼の一挙手一投足に熱視線を注ぎ始めた。

Cheivoでの2年間。

彼は天国と地獄の両方を味わった。

悲喜こもごもの中で得た確かな手応え。それを信じ、さらなる高みへと昇りつめる。

今、新たな戦いの火蓋が、切って落とされた。

降格の危機に瀕していたSevillaを文字通り救った暁空也。

また一つ加わった〝勲章〟を胸に、新シーズンを迎える――。


「絶好調である!」そう言い放ちたくなるほどではないものの、昨季に比べて目覚しい進化を見せるセヴィージャ。しかし、背後には恐ろしい影が忍び寄っていた・・・。
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こんなゲームはいかがでしょう 

なでしこジャパンの3位決定戦のハーフタイムにちょろっと更新しておきます。今日はゲームソフトの紹介を。明日発売のニンテンドーDSソフト、「イナズマイレブン」です。

↓公式サイト

http://www.inazuma.jp/

Wikipediaによれば、

“LEVEL5 VISION 2007”で発表され、サッカー育成、収集RPGというサッカーをテーマにした異色のRPG。ゲームの内容は雷門中学サッカー部という架空の中学が舞台で、弱小チームが強くなっていく熱血青春ストーリーが描かれる。

その中の部員や収録選手は 1000人にも及び、声を掛けたり苛められている子を助けるとその子達が類希なる才能の持ち主という少々強引ながらも、自分だけのオリジナルチームを作ることができ、友だちと対戦や交換が行えるという新鮮なシステムを容れている。

劇中のアニメーションは『ポケットモンスター』などで有名なOLMが手がける。主題歌は豚骨ピストンズが本作の為にT-Pistonzというユニットを立ち上げ、テーマ曲を書き下ろしている。

・ストーリーモード

マンモス校、雷門中でストーリーモードが起こり、仲間を集めるため右往左往しなければならない。仲間を集めるといっても単純な事であり、話しかけたり、苛められている子を助ければ仲間になってくれる。仲間になってくれる人達は1000人にも及び、プレイヤー次第で強さが変わってくる。

・試合モード

タッチペンをスライドさせ、選手を自由自在に動かし敵と遭遇したらコマンドバトルが開始する。ボールの奪い合いはタッチペンコマンドで選択するコマンドバトルで決まる。各キャラクターには必殺技が用意されておりアクションはすべてタッチペンで行えるようで、フィールド上で敵と当たると、”かわす” や”スライディングする”などのコマンドか、必殺技を選ぶことになり、そのコマンドの内容によって敵が追ってきたりする。勝敗はパラメータで決まり、プレイヤー次第のコマンドの選択で勝敗が変わるのは一目瞭然となる。

・通信モード

自分で作ったチームをDSワイヤレス通信で他のプレイヤーとの対戦が可能。

○あらすじ

マンモス中学校の雷門中サッカー部のキャプテン・円堂守は悩んでいた。この雷門中サッカー部は弱小チームであり、メンバーも廃部寸前であり公式な大会に参加しても一回戦でいつも負けてしまうというチームであった。

ある日、転校生が雷門中にやってきた。豪炎寺修也という男の子で去年のチームを勝利に導いた伝説的なストライカーだった。そして、守は修也をサッカー部に誘おうと考え、部員勧誘に明け暮れる。メンバーも揃ってきた所で、守達・雷門中サッカー部は一丸となって、全国制覇を目指す!!

---------- キリトリ -----------

製作元のレベルファイブの代表作は「ダーククラウド」、「ダーククロニクル」、「ドラゴンクエストⅧ」、「レイトン教授シリーズ」で、当たり外れの大きい開発会社ながら、当たりだった時の作品は素晴らしいとか。最近はFM以外では「ひぐらし」かウイイレ、プロスピ、カルチョビットくらいしかゲームをしてませんから、そろそろ新作にも挑戦してみようかなと。

ファミ通のレビューでプラチナ殿堂入り(最高評価)したのはどうでもいいとして(誤報や明らかな胡麻擂りも多いため)、ネットでの評価や期待が殊更高く、内容やシステムも想像通りならかなり魅力的。端的に言えば、「Wiiイレ」(ウイニングイレブンのWii版)とテクモがつくった(ここ重要)「キャプテン翼」を足して、ポケモンの要素(仲間に加えられるキャラクターが千人)もありますみたいなゲームなんですけどね。

選手はタッチペンでフリーランニングさせることができ、相手と対峙すればキャプテン翼のようなコマンドバトルや派手な必殺技もあり…という、子供の頃にキャプテン翼シリーズにはまった男性諸氏の心を鷲掴みにする要素が満載。通勤のお供に、購入するつもりです。
( ・ω・)∩

それから、土曜日から月曜日までの2泊3日で鹿児島に行ってきます。2泊の旅行なんていつ以来だろう。そもそも、高校の修学旅行以外で連泊の旅行なんてしたことない。基本的に出不精ですからねw

その間は更新をお休みするので、ご了承下さい。

そして最後に。松永君のシャルケ入団について書いたエントリーへのコメントは、本当にお父様からなんでしょうね。さすがに驚きました。また改めてレスさせて頂きますが、また何かあった時には情報を頂けたら、これほど嬉しいことはありません。

FM日記最前線~ver. 2008 8/20~ 

※2008年8月20日現在のFM日記関連サイトをピックアップしています。

※休止中のところも一部含みます。また、皆様が知っているであろう「FM Note」様や「FMJ」様は割愛させて頂きます。

小休止はだいたい1カ月くらい更新してない場合です。

※紹介順は適当。私のPCのブックマーク順とも言うw

※載っていない「ここぞ」という場所をご存知の方、いらっしゃったらご一報下さい。

※もしくは、「ひっそりとやりたいから公開しないでくれ」という方がいらっしゃれば、ご一報下さい。

※5月以来の更新となりますが、新たに4つのFM関連サイトを紹介させて頂きました。

※一応、自称「FM日記探索家」として毎日全サイトを訪れております。確認漏れなどありましたら指摘下さい。

FC2でブログを書いている方で、コミュニティ「Football Manager日記職人の集い」に「参加してもいいよ」という方がいらっしゃれば、一報下さいませ。
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【加筆】大会連覇へばく進。カナリアの歌を止めたセレステ・イ・ブランコ 

カナリアは謳い、セレステ・イ・ブランコは太陽に映える──。ともに世界一、二を争う超優良輸出国。その“資源”に限りなく、世界中の勢力図は彼らの到来とともに塗り替えられる。外へ外へと流れ往く宿命(さだめ)故か、愛国心──其は郷愁か──の高さも他の追随を許さない。時にはクラブを敵に回し、遠距離を厭わず、我先にと祖国へ集う。いつの時代も変わらぬ、永遠不変の遺伝子。何から何までそっくりな似た者同士が、4年に1度、世界で1つだけ与えられる金色のメダルを渇望し、中国の地で激突した。

お互いに卓越したボールキープ力と打開力を有するだけに、試合は攻守がめまぐるしく移り変わるアグレッシブな展開となった。自陣でゆったりとボールを回し、相手のポジションをずらしてギャップを探ると、アタッキングサードから急加速。飛び込んでくればスルーパスで交わし、間合いを取られれば鋭いミドルシュートを放ちゴールマウスに肉薄する。ボールホルダーにはすぐさま身体をぶつけ、前を向かせない。容赦ないハードタックルは、敵を地べたへ叩き付けた。プライドを懸けた“戦闘”に、ゴール付近の熱量はあっという間に沸点へと達した。

先にチャンスを迎えたのは構成力で勝るアルゼンチン。12分、ペナルティーエリア内へ侵入したアグエロが巧みな切り返しでDFを交わし、フリーでシュートを放つが、これは惜しくも右へ外れる。

アルゼンチンは、その後も独力でゴールを陥れられるリケルメ、メッシー、アグエロのトライアングルへ積極的にボールを集め、ペナルティーエリア内へ幾度となく進撃。41分には左サイドからDF3人を上体フェイントでスキップしたメッシーがグラウンダーで狙うも、GKレナンが必死にブロックした。

一方のブラジルも、ロナウジーニョを起点に反攻。左サイドでボールを持ったロナウジーニョから右サイドのラフィーニャへと渡り、シュート気味のクロスを入れた前半19分は、誰かが触れば1点というシーンだったが、ボールはゴールラインを割った。

メッシーのドリブルに手を焼き、ややアルゼンチンに押され気味となったブラジルだが、ペナルティーエリア内に人数をかけて得点を許さず、両サイドアタッカーとFWソビスのスピードを生かす裏のスペースへのパスでカウンターに繋げる。ただ、“詰め”の精度を欠いて決定的なチャンスはつくれない。

前半は0-0で折り返したが、危うい均衡状態にはゴールの予感が濃密に漂っていた。

そして迎えた後半、いきなり試合が動く。

52分、エリア左でフリーでボールを持ったディマリアの速いクロスにアグエロが猛然と走り込み、胸でプッシュ。アルゼンチンが先手を奪う。

直後の54分にはソビスのミドルシュートがアルゼンチンゴールを脅かすも、GKロメロが辛うじて触れ、ボールはポストに当たって跳ね返った。

ピンチを逃れたアルゼンチンは57分、メッシーがペナルティーエリア内でDFを引き付けて右サイドのガライへはたくと、グラウンダーのクロスをノーマークのアグエロが合わせて追加点。準決勝までノーゴールだったアグエロの2得点でライバルを引き離したアルゼンチンは、75分にもメッシーが倒されてPKを獲得。“王様”リケルメがブラジルを奈落の底へと沈める一撃を冷静に叩き込むと、カナリアはついに歌うのを止めた。

屈辱に我を忘れたルーカスとチアゴ・ネービスが悪質なタックルで退場するなど、最後は自らのプライドすら汚したブラジル。負けてはならないライバルに、完膚無きまでに蹂躙され、大会を去る。ドゥンガ監督の解任どころか“未来”をも暗く閉ざす大敗に、カナリア軍団はただうなだれるしかなかった。

唯一最大のライバルを圧勝で駆逐したアルゼンチンは、意気揚々と決勝の地・北京へ向かう。連覇へ、もはや死角なし。ブラジルが未だかつて手にしたことのない金メダルは、もうすぐそこにある。
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【修正】ドイツでのし上がるか、松永祥兵の挑戦 

なでしこジャパンはアメリカに先制するも、逆転負けで金メダルへの道は潰えました。残念ですが、最後の1点は男子からは失われてしまった「大和魂」を感じましたし、彼女達が見せた技術や走力、連動性は間違いなく一級品でした。アメリカにも決して勝てなかっただけに――プレーした本人達がそう感じているはず――、悔しさは一入ですが、再度顔を上げて銅メダルを目指して欲しいものです。

夏休み第一弾の最終日ということで、ドイツ対ブラジルの準決勝も観ていたんですが、ブラジル選手のテクニックとスピードは圧巻でした。中でも「スカートを履いたペレ」ことマルタは別格。こう表現すると性差別になってしまいますが、まさに「男性顔負け」。鋭いドリブル、豊富なアイディア、豪快なシュート、ちょっと桁外れ。チームとしても、全員が個人技に走りがちだったり、守備がかなり疎かだったり、でも得点を重ねて勝つというのがブラジルらしい。準決勝の内容を比較すると、頂点に近いのはブラジルかもしれません。スコアは4-3か3-2くらいになっているでしょうがw

なでしこジャパンの闘いぶりについては、また改めて犬飼氏の発言などとともに書くとします。

で、今回のメインはこちら。

○ドイツ・ブンデスリーガの強豪・シャルケ04が日本人の19歳MF松永祥平と2年契約!

静岡・加藤暁秀高サッカー部出のMF松永祥兵(19)が、ドイツ・ブンデスリーガの強豪・シャルケ04と2年契約を結んだことが18日、明らかになった。同チームの日本人選手第1号となった。同校からは昨年も、1年後輩のFW内田将志がAマドリードの入団テストに合格したばかり。日本では無名だった19歳が夢をつかもうとしている。

高校時代は全国経験がない無名の19歳が、幸運をつかんだ。松永は国士大を昨年5月に休学し、今年1月にドイツ2部リーグのアーヘンの練習に参加した。刺激になったのは後輩・内田がスペインで正式契約を勝ち取ったことだったという。

ドイツでドリブルの技術と、左右両方からの正確なキックが注目された。3月にはシャルケの練習に呼ばれてBチームの練習試合に出場。トップ下などでゴールを挙げるなど活躍を見せた。当時のコーチから高い評価を受け、トップチームに報告が入り練習にも参加し契約にこぎつけた。

シャルケはリーグ戦では04~05年、06~07年に2位。昨季も3位で欧州CLにも出場する強豪だ。ドイツと言えば“パワーサッカー”のイメージが強いが、ここ2、3年は器用な選手がいるアジア市場に目を向けてている。「トップ下も左右MFもこなせる。19歳という年齢も魅力」とチーム関係者。能力の高い十代の選手なら、欧州でも活躍できる選手を自力で育てられる、という判断が契約にまで至った原因でもあるという。

入団発表は8月末を予定。シャルケ傘下の2部クラブにレンタルされる可能性もあるが、松永は「(後輩の)内田のことが刺激となった。自分のプレースタイルがチームに合っていると思う。早くトップのゲームに出たい」と意欲を見せた。

シャルケは現在、欧州CL予選3回戦を戦っている。第1戦ではAマドリードに1―0で勝利。27日の第2戦を勝てば本戦出場が決まる。セルテッィクの日本代表MF中村俊輔(30)との日本人対決という夢に期待がふくらむ。

◆松永 祥兵(まつなが・しょうへい)1989年1月7日、静岡県三島市生まれ。19歳。

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小1から地元少年団でサッカーを始めた。加藤学園暁秀高では県大会で3年の県選手権ベスト8が最高。好きな選手はFWロビーニョ(Rマドリード)。家族は両親、姉、妹。171センチ、62キロ。血液型B。

~報知より~

内田君については、フットボリスタの記事を引用して以前に報じたことがありますが、今度はドイツで松永君が“快挙”を成し遂げました。高校時代の実績が県選手権ベスト8のため、プレーを見たことある人間は――私も含めて――ほとんどいないわけで。これまでの日本であれば、大学でプロに見出されるのを待つか、プロクラブのセレクションを辛抱強く受け続けるしかありませんでしたが、今は実力に自信があれば、海外へ売り込みにいってプロ人生をスタートさせることもできる。時代は変わりましたね。「日本人は見る目がねぇ!俺は海外で認められてやる!!」という度胸・自負を持つフットボーラーが増えてきたのも、光の見えない男子フットボール界にあって、微かな希望の灯火ではないでしょうか。

シャルケは近年、若手の獲得・育成にかなり力を注いでいますし、仮にレンタルで放出されるにせよ、2年間は見守ってもらえるわけです。このチャンスを何としてでもモノにし、小野、稲本、長谷部を上回る活躍を披露して欲しいと願って止みません。

【明日完成させます】PREMIER LEAGUE 08/09展望 

今季も「ビッグ4」を中心に覇権争いが展開されることは間違いないだろう。ここ数年、彼らと「その他」の戦力差はますます広がりつつあり、タレント力・選手層ともに太刀打ちできる〝穴馬〟はいない。モドリッチ(元ディナモ・ザグレブ)、ベントリー(元ブラックバーン)、ドス・サントス(元バルセロナ)、ゴメス(元PSV)らワールドクラスを一気釣りしたトッテナムにしても、開幕戦を見る限りでは彼らの牙城に迫れるとは言い難い。化けそうな若手が多く、知将ラモスの手腕いかんによってはチャンピオンズリーグ圏内に食い込む可能性もあるが、やはりC・ロナウドを残留させ3連覇を目指すマンチェスター・ユナイテッド、「フェリポン体制」で雪辱に燃えるチェルシー、トーレス&キーンのコンビで悲願成就に驀進するリバプール、さらなる若返りで魅惑的かつエネルギッシュなフットボールに磨きをかけるアーセナルの〝四つ巴〟となる可能性が高いはずだ。

一方、降格候補は昇格組のWBA、ハル、ストークに、補強の遅れが目立つウィガン、大量補強&大量放出のリストラクチャリングに博打失敗の予感漂うフルアム、得点力不足がエルマンデルの加入のみで改善するとは思えないボルトンといった昨季危険水位に身を浸していた既存組が加わる。一般的に「プレミアリーグとチャンピオンシップの間には大きな壁がある」と言われているように、昇格組が〝本命〟とはいえ、この辺りは怪我人や運不運によって順位が左右される面もあり、優勝争い以上に一筋縄ではいかないだろう。


○注目クラブ

Newcastle

大金をドブに捨てることには定評のある「マグパイプス」に復活の予感が漂う。相変わらずキーガン監督は名将なのか迷将なのか分からないところがあるが――恐らく残念なことに後者だろう――、高額なサラリーを貰って働かない〝不良債権〟をようやく駆逐し、実力派のグティエレス、ガスリー、コロッチーニを獲得。3人とも開幕戦の先発リストに名を連ね、上々のデビューを飾った。中でも左サイドを幅広く動いて攻守に存在感を示したグティエレスと持ち前の高さと1対1の強さを示したコロッチーニは、チームに大きな上積みをもたらしてくれるはず。オーウェンはいつものように怪我で戦列を離れがちだが、マルティンスは開幕戦ゴールでコンディションの良さを感じさせた。相変わらず守備はギブン頼みの感は否めないものの、攻撃性能は上位クラスなだけに、欧州カップ戦出場権を狙える順位でフィニッシュしても何ら不思議はない。

○注目選手

Luka Modric(Tottenham)

ユーロ2008でのエレガントなプレーに魅せられたヒトは決して少なくないはず。華麗なボールテクニックや豊かなイマジネーションを持ちながら、汗をかくことを厭わない新世代のファンタジスタにとってプレミアリーグの舞台は最適。「クロアチアのクライフ」の異名に違わぬ活躍を披露してくれるだろう。今季のトッテナムがどこまで順位を上げられるかは彼の双肩にかかっていると言っても過言ではない。
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急遽お休み 

筆者体調不良につき、本日予定していたプレミアリーグおよびブンデスリーガの展望は明日ということでお願い致します。
m( __ __ )m

誠に申し訳ないです。レスを頂いた皆様、いつも遅くなってすみません。感謝とお詫びを。

昨日の大宮アルディージャ快勝と日本のメダルラッシュにはしゃぎすぎた。。。
(;´Д`)

それから全く関係ないですが、今更ながらニコ動のアイマス動画に感化されて&どらぐらさんや誠さんに影響されて、どっぷりPerfumeにはまってしまいました。
(ノ´∀`*)

アルバム2枚とも一気に買ってしまった。。。

そんなまったりとした夏休みも残りは明日のみ。休みってのはあっという間に過ぎていきますね。

明日は、なでしこジャパンの準決勝。毎週恒例のフットサルには行かずに応援しますか!

それでは、また明日。

躍動するなでしこ。完勝でアメリカへリベンジを誓う 

★なでしこジャパン、開催国の中国に快勝し、五輪初の準決勝進出!次はグループリーグで敗れたアメリカとのリベンジマッチに挑む!

中国女子 0-2 なでしこジャパン
【な】
澤(前15)
永里(後35)

~超ワールドサッカーより~

スタジアム中に轟く開催国への大声援にも動じない。むしろ、完全アウェイの緊迫したゲームを、なでしこ達は楽しんでいるように見えた。テクニック、運動量、組織力で中国を遥かに上回り、ノルウェー戦の大逆転勝利で手にした“勢い”も持続。ダイレクトを多用した躍動感溢れるプレーで中国の守備陣を低い位置に釘付けにし、パスは面白いように回った。

中国の攻守を完全に分断し、時折放り込まれるロングボールは、石清水や池田が鋭い飛び出しと身体を張った守備で封じ込めた。

すると前半15分、左CKにエース澤が棒立ちのディフェンダー2人の裏から飛び込みヘディングで先制点を挙げる。

その後も攻め立てる日本は、中国に1本のシュートも許さず前半を折り返す。

後半は中国がラインを上げ、前線からのプレスを強めてきたことで、立ち上がりにやや押し込まれた。しかし、集中力を保って無失点で切り抜けると、丁寧な繋ぎで徐々にリズムを取り戻す。そして80分、大野がドリブルで中央を駆け上がり、永里とのワンツーでエリア内へ侵入。これは挟み込まれて潰されたものの、永里がフォローし、GKの脇を冷静に射抜く。貴重な、そしてメダル圏内へと辿り着く追加点。最後はしたたかに時間を稼いで逃げ切り、準決勝へと駒を進めた。

ようやく踏み入れる北京の地。充実の心技体を武器に、アメリカへのリベンジと金色のメダルを手に入れる──。

--------------------------------------------

素晴らしい!!!
o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

試合を観ていて、情熱が伝わってくる。今日も内容・結果ともに見事でした。次は厳しい戦いになりますが、今の勢いなら否が応でも期待が膨らみます♪

他の競技もかなり結果が出てますし、日本にとっては予想以上に良い五輪となりそうです。

さて、明日は4時間フットサルだ!!!
(`・ω・´)

その前に髪を切らなきゃ。
φ(.. )

そういえば、某媒体で「反町が大宮の監督になる」とか出てましたが、本気で止めて下さい。
(((゜д゜;)))

あと、本田圭に浦和がオファーを出したみたいですが、前にヤツは「海外で引退する。Jリーグには戻らない」って言ったような…。さすがに帰ってこない…はず。

Sevilla日記・4 

FM2008日記・俺は代表監督になる!~Mali発、欧州成り上がり物語~

第3章・其の4


―――――――――― キリトリ ―――――――――――

○これまでのあらすじ○

マリ代表監督に就いたのは偶然だった。

うだつの上がらない選手時代に知り合った〝親友〟が、いつの間にかビジネスの成功で大富豪となり、それを足がかりに祖国のフットボール協会の頂点へと登り詰めていたことによってもたらされた「縁故採用」に過ぎない。

所詮は彼の〝寵愛〟で得たポスト。陰口が痛烈に耳朶を打つ。しかし、裏にどんな経緯があろうと、結果を出せば黒も白となるのがフットボールの世界だ。

「俺はここから成り上がる」

いつの日か、あのビッグイヤーをこの手に――。

見果てぬ夢を叶えるため、彼はアフリカの地へと降り立った。

それから3年余。

2010年ACN準優勝、初めてのW杯出場とベスト16…

輝かしい栄光をマリへともたらし、手腕の確かさは全世界へ発信された。

もはや、資質を疑問視する者はいない。

新たな名将の誕生。世界は、彼の一挙手一投足に熱視線を注ぎ始めた。

Cheivoでの2年間。

彼は天国と地獄の両方を味わった。

悲喜こもごもの中で得た確かな手応え。それを信じ、さらなる高みへと昇りつめる。

今、新たな戦いの火蓋が、切って落とされた。

降格の危機に瀕していたSevillaを文字通り救った暁空也。

また一つ加わった〝勲章〟を胸に、新シーズンを迎える――。

好調なスタートを切ったSevilla。だが、UEFA杯の本格化とコパ・デルレイの開始によって日程は過密化していく。そして、クラブには不穏な陰が見え隠れする・・・。
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フットボリスタに学ぶマイナーリーグの概要・3 

※フットボリスタ8月6日号より

○ロシア・プレミアリーグ

・レギュレーション

16クラブがホーム&アウェイの総当り方式で争う。ロシアの寒冷な気候を考慮し、リーグ戦は冬を避けて春から秋にかけて開催される。今季は優勝クラブと2位に09-10シーズンのCLグループリーグ出場権が与えられ、3位は3次予選へ。4位と5位はUEFA杯1回戦に出場。下位2クラブは自動的に2部へ降格する


ロシア・プレミアリーグは16クラブで構成される。春秋制を採用している。所属クラブはユーラシア大陸の広大な地域に散らばり、ルネ・エネルギアの本拠地である極東のウラジオストックとモスクワでは7時間の時差がある。反面、モスクワに7チームが集中し、しかも、07年シーズンを見ても、優勝こそサンクトペテルブルグのゼニトだったが、2位から7位はモスクワのクラブが占めたように、戦力面の偏りも問題視されている。92年のリーグ発足以来、モスクワ以外のクラブが優勝したのは95年のアラーニヤと昨年のゼニトの僅か2シーズンに過ぎない。

ところが、今シーズンは異変が起こっている。ルビン・カザン、アムカル・ベルミら地方勢が上位を賑わせているのだ。一時は、ルビン・カザンが1位、アムカル・ベルミが2位につけていた。春の椿事に過ぎない可能性もあるが、ゼニト、CSKA、FCモスクワがボトムハーフに低迷しているのは驚きである。CSKAは既にガザエフ監督のシーズン終了後の辞任を発表したし、FCモスクワのブロヒン監督(75年のバロンドール受賞者で、ドイツW杯ではウクライナをベスト8に導いた)の首も危ないようだ。

とはいえ、ロシアが来シーズンに適用されるUEFAランキングでドイツに次いで6位にまで浮上したのは、ゼニトがUEFA杯で優勝したお陰だ。意外なことに、オランダよりも上で、09-10のCLとUEFA杯に3チームずつ出場できる。

ロシア・トップリーグは、ソ連崩壊、ウクライナなどの分離独立の結果、ディナモ・キエフ、シャフタールなどがソ連リーグから脱退してできた穴を2部のチームで補って発足した。02年にはプレミアリーグと改称されるとともに機構改革がなされ、協会主導からクラブ主導の運営に変わったとされる。

最初の10年間はスパルタクの独壇場であった。この間に優勝すること9回。もともとソ連1の人気チームであり、ディナモ・キエフと並び立つ強豪であった上に、CSKAやディナモと違って国家機構から自由な生産協同組合に資金を仰いでいた伝統のお陰もあって、スポンサーの獲得など民営化にスムースに対応できたのだろう。国内だけでなく、旧ソ連のチームで唯一、欧州2大カップにおいてベスト8入りを果たすなど、この時期のスパルタクは国外でも注目されていた。

しかし、ヨーロッパの舞台での活躍のため、94年あたりからカルピン、オノプコなど中心選手が毎年のように国外に移籍していく。解体前の6割近くにまで国内総生産が落ち込んでいた当時のロシアとあっては、クラブに彼らを引き留める経済力はなかった。結局スパルタクが不振をかこつようになるのは、主力選手の抜けた穴を補う資金欲しさに身売りした石油成金チェルビチェンコが、会長として無能であったためだと言われる。

とはいえ、そうした「小金持ち」の時代は04年、アブラモビッチ一派がCSKAの株の過半数を取得したこと、さらにはロシア最大の石油会社ルクオイルの副社長フェドゥンがスパルタクを買収したあたりで終わる。こうした世界的な富豪のフットボール界への参入は、当該クラブの資金力を飛躍的に増大させた。CSKAのUEFA杯制覇は、そうした効果の表れに他ならない。

その後は、国益を最優先するプーチン大統領の下、再国営化された企業が有力スポンサーになる。世界最大の天然ガス会社ガスプロムが買収し、スポンサーとなったゼニトはその典型だ。20世紀末に運輸省から資金を引き出すことに成功し、弱小クラブから強豪の仲間入りしたロコモティフ・モスクワは、最新の潮流の先駆けであったと言えようか。

現在、ロシア経済は非常に好調で、辺境のリーグとしては主要クラブの予算が50億円から70億円と、Jリーグよりも高い水準にある。しかも、巨大企業や大富豪の懐は臨時の出費にも対応しているようで、ゼニトはウクライナ代表のティモシュチュクの獲得に、同じ年にミランに移籍したロナウドのほぼ倍の20億円を費やし、税金の無駄遣いと批判された(ちなみに、ゼニトのアドフォカート監督は彼をアルシャビン以上に高く評価しているようだ)。

しかし、平均入場者数に目を転じると、J1の約3分の2に過ぎず(07年シーズンは1試合あたり約1万3000人)、入場料収入は総収入の3~4割程度が理想とされるが、一説にはロシアのそれは1割に満たないとも言われている。だが、それを補うように放映権料が100億円以上に高騰しているのは、いささか不健全だ。いずれにしてもほとんどのクラブは赤字で、スポンサーによる補填が必要なのが現状である。支出面では人件費が突出している。最近ロシア人選手の国外移籍が非常に少ないのは、アルシャビンの年俸が6億5000万円というように、高い給与水準が選手を引き留めているためだろう。

---------- キリトリ -----------

ユーロでの一大旋風もあり、ロシアに対する注目はこれまでになく高まっています。ただ、ロシア・プレミアリーグのホームページはロシア語で(当たり前か)、ほとんどの雑誌も載せて順位表程度なのが現状。なかなか概要を知る機会がないので、フットボリスタのこうした特集は、私のようなマニアックな人間にとって非常にありがたいものです。この他にも、「フットボールと権力ゲームの現在」という、ロシアフットボール界の暗部に触れた記事があり、ディープな世界を垣間見ることができます。こちらについても、機会があれば紹介します。

それから、昨日と今日にかけてチャンピオンズリーグの予選が行われました。

★フィオレンティーナ、スラビア・プラハに完勝!

フィオレンティーナ 2-0 スラビア・プラハ
【フ】
ムトゥ(前3)
ジラルディーノ(後17)

★新生バルサ、エトーの2ゴールも飛び出し、幸先良いスタート!

バルセロナ 4-0 ビスラ・クラクフ

★ユベントス、4発大勝でCL本戦復帰に大きく前進!

ユベントス 4-0 アルトメディア

★注目カードはホームのシャルケが先勝!

シャルケ 1-0 アトレティコ・マドリー

スパルタク・モスクワ 1-4 ディナモ・キエフ
レフスキ・ソフィア 0-1 BATEボリソフ
シャフタール 2-0 ディナモ・ザグレブ
アノルソシス・ファマグスタ 3-0 オリンピアコス
オールボーBK 2-0 カウナス
ガラタサライ 2-2 ステアウア・ブカレスト
SKブラン 0-1 マルセイユ
トゥベンテ 0-2 アーセナル
スパルタ・プラハ 1-2 パナシナイコス
パルチザン 2-2 フェネルバフチェ
スタンダール・リエージュ 0-0 リバプール
ギマラエス 0-0 バーゼル

多くの実力上位国が勝っている中、オリンピアコスとガラタサライは厳しい戦いを余儀なくされました。特にギリシャリーグは最近不振ですね。心配されたアーセナルは敵地で快勝。トゥベンテ旋風も監督の移籍で終焉か。むしろリバプールが大丈夫?

---------- キリトリ -----------

昨日は15時過ぎに仕事が終わり、家には17時過ぎには着いていたのですが、フットサルに行ってしまい更新できませんでした。ご容赦を。明日、セヴィージャ日記の第4回を公開します。今日から来週の月曜まで夏休み第1弾です♪
ヽ(゚∀゚)メ(゚∀゚)メ(゚∀゚)ノ

爆勝、粉砕、決勝トーナメントへ 

★なでしこジャパン、逆転勝利で決勝T進出!!

ノルウェー女子 1-5 なでしこジャパン
【ノ】
G・クヌッツェン(前27)
【な】
近賀(前30)
OG(後6)
大野(後7)
澤(後26)
原(後38)

~超ワールドサッカーより~

後半だけで4ゴールの激勝キター!
o(゜∇゜*o)(o*゜∇゜)o~♪

糞野郎共とは大違いだぜ!!!
(σ・∀・)σ

先制されて追い込まれた状態から4分後にすぐさま追い付くと、後半だけで4点を叩き込む最高のパフォーマンス!

集中力といい、思い切りの良さといい、勝利に相応しいものがありました。

勝ち越すまでは慎重になり過ぎてシュートを打たず、もどかしいシーンもありましたが、守備陣がしっかり守ってくれたお陰で徐々に落ち着き、相手のオウンゴールによって勝ち越した後は持ち味のダイナミックさが復活。圧巻のゴールラッシュで見事に決勝トーナメント進出を決めました。
\(^_^)/

昨夜はオグシオが負けて、小椋久美子様が男みたいな相手になぶられて、枕を涙で濡らしましたが、少しだけ気が晴れました。

さて、明日で仕事もひとまず終わり。でも原稿はたんまり残ってる。
(ノ_・。)

4時に起きるから、もう寝ます。

皆様も、良い夜を!
(^O^)/

フットボリスタに学ぶマイナーリーグの概要・2 

※フットボリスタ8月6日号より抜粋・編集。ご存知の方はスルーあれ。一応、それ以外のネタも1本入れておきます。

○メキシコリーグ

・レギュレーション

前期(8~12月)、後期(1~5月)それぞれ6チームずつ3グループに分かれ、全チームとの1回戦総当り(計17節)を戦う。各グループ上位2チームと、続く成績上位4チームによるプレーオフに勝った2チームが決勝トーナメント「リギージャ」へ進む。

メキシコリーグは、中南米諸国の中でも特に資金力に恵まれたリーグである。アメリカ企業の投資や原油価格の上昇(メキシコは世界有数の産油国)を受けて国自体が好景気のただ中にあり、フットボール界もその恩恵を享受しているのだ。

親会社やスポンサーが巨額の資金を費やしてくれるので、チームは優秀な指揮官や選手を国内外から補強できる。それによってチームの、ひいてはリーグ全体のレベルが上がり、人気も高くなる。その最たる例が首都メキシコシティに本拠を置くクラブ・アメリカだろう。同国の有力テレビ局「テレビサ」が所有するこのクラブは、親会社の豊富な資金力を生かして実力ある選手を次々と買い集め、国内リーグはもとより国際大会でも目覚しい成果を上げている。この夏もラモン・ディアスを指揮官に迎えたほか、コパ・リベルタドーレスを制したLDUキトからパラグアイ代表のエンリケ・ベラを獲得するなど積極的な動きを見せ、新シーズンに備えている。

1部リーグは18チームで構成され、前・後期制で行われる。特徴的なのは、1回戦総当りのリーグ戦(順位は6チームずつ編成されたグループごとに決定)が終わった後に「リギージャ」と呼ばれる決勝トーナメントが行われること。成績上位8チームが進出し、優勝をかけた最後の戦いに挑む。つまり、リーグ戦で8位以内に入れば優勝の可能性があるというわけだ。極端な言い方をすれば、リーグ戦が予選、リギージャが本選となり、当然ながらリギージャの試合は異様なほどの盛り上がりを見せる。

この変則システムの影響もあってか、メキシコリーグでは連覇を成し遂げるチームが生まれにくい。過去5年間、計10シーズンの優勝チームは7チームを数える。トーナメント方式は運や勢いの差に左右される部分があるとはいえ、それだけチーム間の戦力が拮抗しているのも事実。リーグ全体が高いレベルを保っていると言えるだろう。

そのレベルの高さは国際大会でも実証されている。CONCACAFチャンピオンズカップ(今年からCONCACAFチャンピオンズリーグに)では07年、08年とパチューカが連覇を達成。06年のクラブ・アメリカから、メキシコ勢が3年連続で北中米カリブ海王者となっている。また、招待出場のコパ・リベルタドーレスでも輝かしい実績を残しており、今年もアトラスがベスト8、アメリカがベスト4に進出した。特にアメリカはフラメンゴ、サントスとブラジルの強豪を次々に撃破。準決勝でLDUキトに惜敗したものの、その実力を存分に見せ付けている。

豊富な資金力に魅せられて有望選手が集まり、その結果リーグのレベルも人気もアップする。そして国内での盛り上がりを見せるのみならず、国際大会でも確固たる実績を残す。メキシコのフットボールは今、かつてないほどの繁栄期を迎えている。

---------- キリトリ -----------

この冬、日本にやってくるのは昨年に続きパチューカ。昨年は油断か、それとも時差ボケか、たった1試合での帰国を余儀なくされたが、その実力に疑いの余地なし。日本の〝お手本〟と言われるメキシカンフットボールを、ぜひとも堪能させて欲しいものだ。
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Sevilla日記・3 

FM2008日記・俺は代表監督になる!~Mali発、欧州成り上がり物語~

第3章・其の3

―――――――――― キリトリ ―――――――――――

○これまでのあらすじ○

マリ代表監督に就いたのは偶然だった。

うだつの上がらない選手時代に知り合った〝親友〟が、いつの間にかビジネスの成功で大富豪となり、それを足がかりに祖国のフットボール協会の頂点へと登り詰めていたことによってもたらされた「縁故採用」に過ぎない。

所詮は彼の〝寵愛〟で得たポスト。陰口が痛烈に耳朶を打つ。しかし、裏にどんな経緯があろうと、結果を出せば黒も白となるのがフットボールの世界だ。

「俺はここから成り上がる」

いつの日か、あのビッグイヤーをこの手に――。

見果てぬ夢を叶えるため、彼はアフリカの地へと降り立った。

それから3年余。

2010年ACN準優勝、初めてのW杯出場とベスト16…

輝かしい栄光をマリへともたらし、手腕の確かさは全世界へ発信された。

もはや、資質を疑問視する者はいない。

新たな名将の誕生。世界は、彼の一挙手一投足に熱視線を注ぎ始めた。

Cheivoでの2年間。

彼は天国と地獄の両方を味わった。

悲喜こもごもの中で得た確かな手応え。それを信じ、さらなる高みへと昇りつめる。

今、新たな戦いの火蓋が、切って落とされた。

降格の危機に瀕していたSevillaを文字通り救った暁空也。

また一つ加わった〝勲章〟を胸に、新シーズンを迎える――。
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“FC浦和版カテナチオ”で4度目の戴冠 

第32回全日本少年サッカーの決勝が8月9日に行われ、延長戦の末に埼玉県代表のFC浦和が愛知県代表の名古屋グランパスU-12を2-1で下し、7973チームの頂点に立った。テクニックで勝る名古屋がサイドを起点に主導権を握り、前半12分に杉原啓太の豪快なミドルシュートで先制。しかし浦和は前半ロスタイムにゴール前での混戦からFW佐藤大人が決めて追い付くと、全員が身体を張って劣勢を粘り抜き、延長後半3分にCKから清川大輝がヘディングで劇的な決勝弾。イタリア代表を思わせるような“カテナチオ”を披露したFC浦和が、4度目の日本一を成し遂げた。

前評判は決して高くなかった。卓越したスキルを持つ選手もいない。それでも、全員一丸となってタイムアップまで走り切り、少ない決定機を確実に生かす。予選リーグを全勝で通過すると、準々決勝ではこの年代で圧倒的な実績を誇る東京Vを、準決勝では飛躍的にユース組織の質を高めつつある柏レイソルを、PK戦の末に撃破。泥臭く、しぶといフットボールで決勝の舞台へと漕ぎ着けた。

危険地帯で身体を張れる強固な守備力と前線のスピードを生かした鋭いカウンターは、この日も威力を発揮。また、MF岡野森の正確なプレイスキック能力が、セットプレーを数々のチャンスへ変えた。

一方、名古屋はタレント揃い。各選手が高いテクニックと“大人”のような判断力を備え、10番のMF笹沼孔明や11番の杉原といった“違いを創れる”逸材を軸にサイドから進撃。守備に回っても、高い位置からの連動したプレスで浦和の攻め手を絡めとり、試合を優勢に進める。

すると前半12分、左サイドのタッチライン際を駆け上がった杉原が左足を一閃。無回転のボールは、急激な角度でGKの手を掠め、左のネットへ吸い込まれていった。

だが前半ロスタイム、FC浦和はエリア内での混戦からのこぼれ球を佐藤が冷静に沈めて同点に追い付く。残り時間を考えて前に人数をかけ、注文通りに1点を挙げた“したたかさ”が光った。

後半になると名古屋の運動量が落ち、浦和の攻撃が機能し始めるが、時間を追うごとに疲労の色が濃くなり、徐々に試合は膠着。前後半40分で決着は付かず、勝敗は延長戦に持ち込まれた。

そして延長後半3分、ここまで耐えに耐えてきた浦和の“我慢”が結実する。幾度となく正確なキックでチャンスを演出していた岡野の右CKに清川が飛び込み決勝ゴール。息詰まる熱戦に終止符を打ち、栄冠を手中に収めた。



昨日の中継を録画しておいて、今朝観ました。さすがに小学生だけあり、技術的に未熟なプレーも多々ありましたが、将来が楽しみな選手も何人かいました。特に名古屋の11番は気に入りましたね。

ただ、GKについてはまだまだ育成方法が確立されてないようで、両軍ともに低調でした。

それから、給水タイムはともかく、1度交代した選手をもう1度使えるというルールはどうなのかと。むやみやたらの“過保護”は、逆に選択肢や可能性を狭めかねないのでは?

とまれかくまれ、どこぞのヘボ代表よりも遥かにアグレッシヴでエネルギッシュな試合を見せてくれました。

あれ?五輪代表の日本対ナイジェリアは明日でしたっけ?



違いますよね…。
(*´Д`)=з

同じことの繰り返しで、もはやコメントなどありませんわ。
┐(´ー`)┌

事前の予想通りの3戦全敗が現実的になってきましたな。

とりあえず、松木と角沢を実況席から外したテロ朝の英断だけは評価したいwww

プロフットボールクラブが消えるということ~後編~ 

※前編に引き続き、超ワールドサッカー内の神尾光臣氏のコラムより。

「ジョベントゥ・ジャッロロッサ」1980年創立のサポーターズグループで、メッシーナのゴール裏で一番の影響力を持っている。試合ではホットな応援を繰り広げる南部のファンらしいグループ。その分、ブーイングも容赦なく、歴代の監督やフランツァ会長に対する抗議を良く行っていた。その本部は、メッシーナ港の一見何の変哲もないバールだった。そしてマルトラーナ氏は、そこの亭主である。

「今の状況か?見ての通りの悲惨な状況さ。プロクラブはこの街から消えた」。ただ、彼らの嫌いなフランツァ氏が経営から一歩退くということで、ある意味望んでいた姿なのではと、やや意地悪な質問をした。「それはそうなんだが、ただクラブがプロリーグの舞台から撤退したからな。やはりこれは本当に残念だよ。我々サポーターも、小口の資本提供や年間指定席で協力すると申し出たんだが、耳を貸してくれなかった。フランツァ?我々が反抗し続けたのは、ヤツがフットボールをまるで分かっとらんからだ。ジョルダーノ監督とかバレンティーニ強化部長とか、実績の怪しい人物を引っ張ってきたりするから・・・」。

その一方、北部からの資本家は訪れなかったし、最後の頼みの綱であったカッツァニガ氏もあっさり引いた。マルトラーナ氏は失望を露にした。「地元の資本家にやってもらうのが理想的だと我々は考えている。だが誰もフットボールに興味を示さん。北部の人間は地元に関心を示さないんだ。今回だってそうだろう。メッシーナは交通の要衝で、2010年には海峡連絡橋の工事だって始まる。地元にはあれだけでかいスタジアムもある(サン・フィリッポは最大4万人収容)。にもかかわらず、奴等は投資を惜しんだ。成功にはそれなりのリスクを冒さないといけないことは知っているだろうに」。

無視される地方だが、彼らは彼らなりの文化を築いている。ひとしきり話を聞いたあと、マルトラーナ氏はバールの上の部屋に自分を通してくれた。そこには綺麗に整った集会場があり、ゴール裏の数々のサポーターの写真が飾ってあった。気は荒いが、最近各地で問題となっている悪質な暴力行動に魂を売る雰囲気はなく、古きよき「ウルトラス」の姿を守っていることを彼らも誇りにしている。

フットボールの商業化でマーケットが拡大する中、そうした底辺のファンの存在はどんどんマイナーになっている。セリエA昇格の際は地元で急激にファンが増えたが、弱体化した時に関心を失った。バールにいたサポーターの一人は、「クラブ存続デモの時に、人数を動員できず、僕らの声を伝え切れなかった後悔もある」と語る。

マルトラーナ氏と昔話になった。「彼が日本でプレーしていたのはどこのクラブだったかね?メッシーナでやってた時は3ゴールくらいしか決めんかったよ。その代わり、チャンスメーカーだった」。日本との縁は柳沢や小笠原だけではない。メッシーナがセリエC1やセリエBにいた頃、ここには元磐田のイタリア代表FWスキラッチがいた。下部カテゴリーを蔑ろにすれば、こういったこともなくなるわけである。TV中継の一括放映権すらセリエBにはつかない。FCメッシーナの企業努力の不足を責めることもできるが、それだけではどうしようもない面もあった。

メッシーナがセリエB登録取り消しを受け入れた7月14日は、ロナウジーニョのミラン移籍が決まった日。この日、ベルルスコーニ会長の一言で移籍金が約5億9000万円つり上がったと伝えられるが、この額でメッシーナの抱えていた借金は帳消しにできたのである。この日、夢を潰されたメッシーナのファンの数は、ロナウジーニョ獲得で盛り上がったミラニスタに比べれば遥かに少数だ。だからといって、その存在が無視されていいとは思えない。

なお、プロクラブとして登録抹消されたメッシーナだが、組織としては死んでいない。規模の縮小は避けられないが、資本を募ってアマのトップカテゴリーであるセリエDからの再出発を目論んでいる。しかしファンは「フランツァの息のかかったクラブは認めない」という。アウグーリオSDは「ファンとの関係が修復されるには長い年月がかかるだろう」と覚悟を決めている。『弱者が痛みに耐える』という現実は、言葉以上に厳しいものである

---------- キリトリ -----------

FCメッシーナの事実上の消滅を巡る一連の流れを紹介させて頂きました。皆様には、どのように伝わり、響いたのでしょうか。日本人との縁も少なくないクラブが、いつの間にか泡のように消えてしまう。きっと、知らない人も沢山いることでしょう。柳沢や小笠原の過去を追い、振り返った時にメッシーナという存在はない。この怖さ、切なさを日本で起こさないためにも、総じて赤字体質、地元意識のまだまだ希薄なJクラブには一層の企業努力を望みたいものです。

【他グループ結果】空砲連発、夢早くも儚げに 

北京五輪男子フットボール第1節

★前半チャンスを迎えるも決めきれず、後半早々に失点…。反町ジャパン、痛すぎる初戦黒星

U-23日本 0-1 U-23アメリカ
【ア】
ホルデン(後2)

~超ワールドサッカーより~

【やる気度10分の1の適当レポート】

出足の鈍いアメリカに対し、序盤を優勢に進めたのは日本だった。しかし、前半のうちに何度もチャンスをつくりながら、いずれも決定力に欠けてものにできない。

この微妙なズレでリズムを崩したか、後半開始直後の2分に右サイドを突破されると、一旦は水本がクリアしたものの、ペナルティーエリア外で拾ったホルデンの強烈なシュートに西川の股を破られて先制点を許す。

押しながらビハインドを負った日本は、焦りからかミスを連発。特に組み立てのパスの精度が低く、前掛かりになったところでカットされてはカウンターを浴びた。

追加点だけは避けたい日本は、これで慎重になり過ぎてしまう。中盤でボールを持っても、それを追い越して前線へ飛び出す動きがなく、出しどころに困って囲まれる悪循環。1トップの森本へ直接当てようとするが、“落とし”のボールは悉く合わず、キープしようとすればフィジカルの差で潰され、ポストプレイヤーとしての役割を全く果たせない。

反町監督は梶山に代えて李を投入し、2トップにして打開を図り、アメリカの足が止まった終盤には豊田、岡崎と4枚のFWをピッチに並べて追い立てたが、ペナルティーエリア内でのプレーの質の低さは最後まで改善されず。PKでもおかしくないプレーが流されるなどのエクスキューズもあったが、日本にはダイナミズムや個による仕掛けが皆無で、結局は力負け。戦前の威勢のいい言葉とは裏腹の臆病な戦いぶりで、大事な初戦を落とした。

※気が向いたら加筆します。携帯から試合観ながら書いた上に、前半30分過ぎからしか見てないのでまさに適当です。

---------- キリトリ -----------

★バルセロナに戻ると思われたメッシが先発&先制弾!!優勝候補アルゼンチン、白星スタート!

【グループA】

コートジボワール 1-2 アルゼンチン

オーストラリア 1-1 セルビア

★次世代ファンタジスタ、ジョビンコがスーパーミドル発動!イタリアが好スタートをきる!

【グループD】

ホンジュラス 0-3 イタリア

韓国 1-1 カメルーン

【グループB】

日本 0-1 アメリカ

オランダ 0-0 ナイジェリア

【グループC】

ブラジル 1-0 ベルギー

中国 1-1 ニュージーランド

~超ワールドサッカーより~

オランダ対ナイジェリアは引き分けでしたか。これでチャンスは一応残った。1勝1分以上の成績が出せれば・・・って、無理だろうな~。ただ、アメリカの動きを見てて思ったのは、気候への適応力の違い。戦前の予想通り、欧米勢は苦労しそう。付け入る隙はそこにしかない!

【プラスα】五輪、いよいよ開幕 

○クラブ対五輪に一定の結論も・・・

・CAS裁定“メッシら五輪派遣義務なし”

スポーツ仲裁裁判所(CAS)は6日、北京五輪サッカー男子のアルゼンチン代表に選ばれたメッシの所属するバルセロナなど欧州の3クラブが選手の派遣を拒否した問題について、クラブ側の訴えを認める裁定を発表した。CASは理由として(1)国際サッカー連盟(FIFA)が通達した23歳以下の選手の五輪派遣義務化は理事会決定を経ていない(2)五輪はFIFAの公式行事に含まれていない―点を挙げた。

ただし、北京市内で記者会見したリーブ事務局長は裁定に強制力はないと説明し「メッシらの扱いは各クラブと国内オリンピック委員会との個々の協議になる。五輪に出たい選手、有資格選手についてはクラブ側も五輪精神を考慮し、選手との間で最良の解決策を探ってほしい」と述べた。FIFAは「裁定は受け入れるが、クラブ側には選手を五輪に参加させるよう訴えたい」とのブラッター会長の声明を発表した。

~共同より~

・アルゼンチン代表メッシー、開幕戦出場へ

サッカー男子のアルゼンチン代表のバティスタ監督は6日、バルセロナ(スペイン)に所属するメッシーについて「彼は(初戦となる)あす(7日)の先発メンバーに入る」と話した。選手派遣についてはスポーツ仲裁裁判所(CAS)が所属クラブ側の五輪派遣拒否を認める裁定を下した。同監督によると、メッシ自身もプレーを望んでおり、五輪代表の関係者がバルセロナ側と会談する予定だという。

~APより~

私はクラブ側の訴えが退けられるものとばかり思っていましたが、判決理由については一理ありますし、これまで「五輪におけるフットボール」を蔑ろにしてきたツケを払う良い機会なのかもしれませんね。メッシーばかりが話題になってますが、ブレーメンやシャルケもヂエゴ、ラフィーニャの招集を巡って訴えています。各種報道の中には「彼らの出場は事実上消滅した」と伝えるものも多かったのですが、選手の意志や誇りを傷つければシーズンイン後のパフォーマンス低下が怖いですし、結局は認めるんでしょうか。

---------- キリトリ -----------

さて、昨日のなでしこジャパンに続いて今日は男子が初戦を迎えますね。チームの雰囲気はかなり良いようですし、コンディションも上々とのこと。「総合力では若干劣る」というのが大方の見方ですが、女子ではあの世界ランク1位のアメリカが同5位のノルウェーに0-2完敗したように、初戦の入り方は実力上位国こそ難しいもの。事実、なでしこジャパンも遥かに格下のニュージーランドに負けかけたわけですし。チャンスは十分にあるはず。私も取材からの早過ぎる直帰でTV観戦しますし、勝利をもぎ取って欲しいと願っています。

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各国で舌戦の火種 

○モウリーニョ監督が挑発に応戦「ラニエリはタイトルを1つしか取ったことのないただの老将」

ユベントスは3日、ロンドンで行われたエミレーツ・カップでハンブルガーSVと対戦し、0-3の敗戦を喫した。試合後ユベントスのクラウディオ・ラニエリ監督は「私はモウリーニョとは異なったカルチョ観があり、彼のように全ての試合で勝利を収めたいとは考えていない。敗戦は改善につながると信じている」と語った。

ラニエリ監督からの挑発ともとれる発言を受けたインテルのジョセ・モウリーニョ監督は「仕事をするためにイタリアに来たのであり、誰かと口論するためではない。ラニエリ?彼の言っていることは正しい。私は自分自身に厳しいので、全ての試合で勝利を収めたい。この信念の基に私はこれまで多くの価値あるタイトルを獲得してきた。一方、彼は勝者のメンタルを持たない、70歳を目前にした老将だ。これまで手にしたタイトルもスーパーカップただ1つだけだ。メンタルを変えるには彼はあまりにも年を取りすぎている」と直ちに応戦した。

~ライブドアニュースなどから抜粋~

ラニエリは、よっぽどチェルシーの監督を取って代わられたのが悔しいんだろうな~。舌戦とか仕掛けるようなタイプじゃないのに、よりによってモウリーニョを攻撃するとはw
(;・∀・)

そして、モウリーニョのコメントは敬意の欠片も存在しない辛辣なもの。さすがはスペシャル・ワン。早くも本領発揮ですな。

ってか、試合結果で早くそれを見せて下さいよ。。。
┐(´ー`)┌

「いついかなる時も勝利にこだわる」なら、プレシーズンのカップ戦でも勝て!!あんな醜態を晒しておいてからに。
(-∀ー#)

---------- キリトリ -----------

○JFA・犬飼新会長「Jリーグ秋春制」を語る─「高校は雪国だってやっている」「夏は家族で過ごす時間」

JFA(日本サッカー協会)・犬飼基昭新会長がサッカーダイジェスト誌の取材に応じ、その中で、デリケートな問題と言われながら、犬飼会長が強く推進する、Jリーグを秋に開幕して春に閉幕させる、いわゆる「秋春制」導入について持論を述べた。開催時期は、夏休みをほぼ外し、8月下旬から9月に開幕し、 1・2月は雪国地域のクラブはアウェーで戦う、という構想を明らかにしている。

編集部:さて、デリケートなのが「Jリーグ秋春制」です。実現への意欲を以前から内外に示されていますが、賛否両論の『否」の割合が依然高いと感じます。待ち受けるハードルに対して、会長自身のお考えを聞かせていただければと思います。

犬飼新会長:先日大きく報道されたこともあって、いろいろな意見をいただいています。でも私にとってはどう考えても、メリットのほうが大きい。暑いところを冷たくすることはできないんですよ。寒いところを温かくするほうが、随分とコストが安い。そもそも、世界中を見渡しても、真夏にサッカーをしているところはないですよね。なぜ日本だけが?というのが根本のところですね

寒いところでの対応ですが、まずはJリーグとして、人工芝の使用を認めなければいけないというのはあるでしょう。実際に試合が厳しい状況になるのは、1月と2月だとする。みなさんは毎週試合があると思うかもしれませんが、ホームゲームは1クラブ、2か月で4試合。例えばこのホーム4試合を、この時期から外して行なう。その時期はアウエーで戦ってもらう。練習はどうか。高校サッカーだって雪国のチームはやっているじゃないですか。ハナから無理だというのはどうかと思います

地球温暖化が進んでいるなか、これからはどんどん暑くなっていきますよ。反対意見は周囲にもありますが、Jリーグのクラブの実情を分かっていない意見が多いんです。19時キックオフだからいい?ファンは17時から汗だくになって並んでいる。そんなファンを見たことがないんですよ。暑さに対応するほうがよっぽど大変、選手のパフォーマンスも明らかに落ちます。興行主としては、そんなゲームを興行としてはやりたくないはずですよ。選手たちも寒い時のほうが明らかに、思う存分動けるわけですから。

サッカーは時間が決まっている。2時間。∃ーロッパだと、スタンドのシートに熱線が入ったり、頭から温風が来たりとファンのためにずいぷんと工夫を重ねている。参考になる試みはたくさんある。設備投資に対しては地方の自治体への働きかけとともに、Jリーグや日本協会もいかにサポートできるかを考えないといけませんが、基本的には、サッカーの興行は寒い時にやって、お客さんには寒い思いをミニマイズさせる努力をして、寒さを凌ぐほうがコストはかからない。真夏の現状では、試合の前後はまったく楽しめないのではないかと、私は思っています。

夏休みの開催がなくなることで動員が落ちるというのも、決してそうとは言えません。数字も示していますし、子どもたちはまず自分たちのサッカーをやっている。そして何より、日本人の生活パターンも変わってきていますからね。企業によっては結構長い連休が取れるようになっていて、ただガムシャラに仕事をする流れではなくなってきている。夏は家族で過ごす時間。選手たちだってそういう生活をしたいはずですし、次第にお客さんも疎遠になっていくと思っているんです。もうすぐですよ、きっと

経理上における年度との兼ね合いについては、まったく問題ないと思っています。今でもJのシーズンに合わせて各クラブは決算期を変えてきていますし、親会社やスポンサーの決算は今でもすでにずれていますから、言われているほど大変じゃないんですよ。

考えるべきは学校の年度で、新卒の選手をどう受け入れるかですね。とにかく、考えるしかない。やる気がないと、みんな弊害ばかりに目が行ってしまう。やろうと思えば、考えることはできるものですよ。やろうと思うか思わないか。ネガティブなことはいくらでも出てきますが、じゃあずっとこの暑いなかで選手たちはやり続けなければいけないのかと。私はそこを強調したいですね

2010年のワールドカップの直後が、スタートのいいタイミングで、ひとつの目安だと考えています。それまでの半年は天皇杯やカップ戦をやるということはできるし、8月の終わりか9月にシーズンが始まるのが理想的だとは思っています。地球温暖化をどう考えて、それで入場料を取れるゲームを提供できるのかどうかをよく考えるべきでしょう。

~週刊サッカーダイジェスト8/19号・41ページ 「今そこにある危機と改革案」より~

Jリーグに興味を持ってから日が浅い私は、犬飼氏がどんな人物であるかイマイチ分かりかねていたのですが、この文面を見る限りでは、革新派であり、一部に過激な発言が踊っているように情熱家でもあるんでしょうね。ただ、こうしたタイプは得てして「急いてはことを仕損じる」ケースが多いだけに、周囲に冷静かつ客観的に分析・助言できる〝軍師〟を置いておきたいところ。

そしてとりあえず、埼玉県出身が冬の寒さについて迂闊に語っていいものかとは思いましたね。スタジアム内の環境の前に、そこへ辿り着けないような事態になったらどうするのかと。イタリアでは延期することが多々ありますが、その理解を果たして取り付けられるか。日本人って、ある意味で非常に頑固で融通が利きませんからね。

秋春制導入のデメリットについて、編集部はもっと具体的に突っ込むべきだったと思うんですが、新会長ゆえに遠慮があったんでしょうか。これじゃ、単なる犬飼氏の所信表明演説では?ちょっと残念です。

Sevilla日記・2 

FM2008日記・俺は代表監督になる!~Mali発、欧州成り上がり物語~

第3章・其の2


―――――――――― キリトリ ―――――――――――

○これまでのあらすじ○

マリ代表監督に就いたのは偶然だった。

うだつの上がらない選手時代に知り合った〝親友〟が、いつの間にかビジネスの成功で大富豪となり、それを足がかりに祖国のフットボール協会の頂点へと登り詰めていたことによってもたらされた「縁故採用」に過ぎない。

所詮は彼の〝寵愛〟で得たポスト。陰口が痛烈に耳朶を打つ。しかし、裏にどんな経緯があろうと、結果を出せば黒も白となるのがフットボールの世界だ。

「俺はここから成り上がる」

いつの日か、あのビッグイヤーをこの手に――。

見果てぬ夢を叶えるため、彼はアフリカの地へと降り立った。

それから3年余。

2010年ACN準優勝、初めてのW杯出場とベスト16…

輝かしい栄光をマリへともたらし、手腕の確かさは全世界へ発信された。

もはや、資質を疑問視する者はいない。

新たな名将の誕生。世界は、彼の一挙手一投足に熱視線を注ぎ始めた。

Cheivoでの2年間。

彼は天国と地獄の両方を味わった。

悲喜こもごもの中で得た確かな手応え。それを信じ、さらなる高みへと昇りつめる。

今、新たな戦いの火蓋が、切って落とされた――。

残留に向けてギリギリの戦いを続けるSevilla。残りは5試合。1敗もできない背水の陣に、力量が試される!!
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【祝・山本昌】国内移籍自由化へ 2010年度からの実地に向けて各クラブが協議【200勝達成】 

Jリーグが、国内移籍自由化を目指すことが3日、明らかになった。10年度からの実施に向けて今年6月から、各クラブの契約担当者と協議を重ねている。現行ルールでは国内移籍の場合、契約期間が終わっても元所属クラブに保有権が認められ、最大で年俸10倍分の移籍金が発生した。新ルールでは国際基準に従い、契約満了選手に関しては、移籍金が発生せず、移籍が認められる。

移籍活性化に向け、Jが重い腰を上げた。7月から、各クラブの契約担当者を中心にプロジェクトチームを結成し、J事務局と協議を重ねてきた。当初は09年度の実施を目指したが、準備期間が短いことなどで、各クラブから反対の意見が続出。結局、10年度をメドに新ルールに移行することを前提に、協議することになった。

Jリーグ幹部は「ボスマン判定以降、世界ルールとJルールが違ったため、FIFAからは何度か指摘を受けている。これからアジア枠も新設されるわけで、Jのルールだけでは問題が発生する可能性もある」と説明した。例えば、アジア枠で韓国や中国から選手を獲得する際に、契約満了選手に対して国際ルールなら移籍金なしで獲得できるが、Jルールなら移籍金が必要なため、トラブルが発生することも考えられる。

昨季終了後、契約期間が満了していた浦和MF長谷部、名古屋MF本田、千葉MF水野らが移籍金なしで、海外移籍した。いずれも代表クラスで、国内移籍なら3億円程度の移籍金が発生したはずだ。しかし国際移籍の場合、国際ルールが優先で適応されるため、元所属クラブは移籍金が取れなかった。

国内移籍の活性化は、Jリーガーの年俸アップにつながる可能性がある。選手を拘束するため、長期契約を結ぶことや魅力あるクラブづくりのため、選手の福利厚生も向上されることが考えられる。一方で、選手獲得の競争が激しくなることは必至だ。それがクラブ経営を圧迫することになれば、主力以外の選手の年俸が抑えられ格差が拡大することもあり得る。一長一短ある国内移籍自由化だが、実施は避けられない現実となった。

~ニッカンスポーツより~

例の“欧州時刻”の導入の件に続き、今度は「ボスマン」への対応ですか。欧州へ前倣えの姿勢を強めていくのは結構ですが、クラブの収入面や天候など日本と欧州では全く異なる点も少なくないだけに、一概に欧州化が最適とは言えないのでは?日本の風土にそぐわないモノに対しては、それを無視する勇気も必要だと思います。

ってか、アジア枠の新設って決定事項だったんですね。まだ協議中なのかと思ってました。それに呼応した形で日本もFIFAの規定に合わせるということであれば、今回の件も一応納得できますが。。。

ネットでの反応を見ると、「金満クラブへの戦力集中に拍車がかかる」とか「案外たいして変わらない」とか「若手のフリー移籍が増える」辺りが多いようで。

金満クラブへの戦力集中というのは欧州でも「仕方ないこと」とされてますし、若手を育てて売って生計を立てているクラブなんて巨万(ごまん)とある。クラブそれぞれが「買う側」と「売る側」に分かれてしまうのは間違いないでしょうが、逆に「若手育成型」など売りにできるかもしれませんし、結局は運営方針次第ということ。

個人的には、この自由化は必然でありJリーグとして乗り越えるべきハードルだと思いますね。

---------- キリトリ -----------

うっすらと、その目は潤んでいた。

スタンドで背番号34を見守る母親は両手を合わせて祈りを捧げていた。

プロ生活24年目。これまで挙げてきた勝ち星は199を数えた。

そして今日――。

5-1で迎えた9回裏2アウト1塁。

渾身の力を込めて放った白球は、セ界屈指の強打者をねじ伏せて、右翼守の元へ収まった。

駆けつけた4万人近い観客の歓声がシャワーのように降り注ぐ。その中で、偉大なる左腕の笑顔が弾けた。



山本昌広投手、200勝、おめでとうございます!!!
(≧ω≦)人(≧Д≦)人(≧◇≦)人

本当に見事なピッチングでした。昨季の不調を目の当たりにした時に「200勝は厳しいのかな」と疑念を抱いてしまいましたが、それを謝らなければならないですね。御見それ致しました。恐らく、彼は最後の200勝投手として日本プロ野球史に名を刻むことになるのではないでしょうか。

雷雨でフットサルに行けなかったことで、素晴らしい瞬間に巡り会うことができました。まさに幸運。中日ファンではありませんが、42歳という年齢まで一線級でプレーし、そして200勝まで到達した不撓不屈の精神に、心から敬意を払いたいと思います。

プロフットボールクラブが消えるということ(前編) 

※超ワールドサッカー内の神尾光臣氏のコラムより

メッシーナには、「ビッラ・メッシーナ」という地元ブランドのビールがある。否、正確には、あった。

創立は1923年。良質な東シチリアのネブロイド山系の湧水を使用して造られたピルスナービールで、すっきりとした味でいろんな料理に合わせることもできた、シチリア自慢のブランドだ。しかも、値段も安かった。工場はFCメッシーナの旧ホーム・スタジアムであるスターディオ・チェレステの並びにあった。だが、大手メーカーの競争力には勝てず、1990年にハイネケンのイタリア法人に買収されて以降は味の独自性も失い、2007年にはハイネケンはメッシーナ工場の閉鎖を決断。そして08年6月に撤退した。ビッラ・メッシーナのブランド自体は存続するが、生産は南伊プーリア州にあるハイネケンの工場で行われ、もはやシチリア産ですらなくなるのである。

同じ年にプロフットボールクラブ・FCメッシーナが消滅したのは、奇妙な一致とも言えた。02年、フェリー会社やホテル業などを抱える地元の盟主フランツァ家が経営権を取得してからは、僅か2年でセリエBに昇格。そして柳沢が移籍した04/05シーズンではいきなりセリエAで7位に食い込んだ。しかし、他のクラブに対抗するため急激な資本増強を行ったことが仇となり、約5億8000万円の負債が嵩んだ。そして7月14日にクラブは経営破綻と見なされ、来シーズンのセリエB登録から外された。このことはここまでもお伝えした通りである。

その後の救済策も、結局上手くいかなかった。別会社として経営陣を立て直し救済措置を申請するなら、プロリーグの最下層である第4部C2(来季からはレーガ・プロ・セコンダ・ディビジオーネと名称変更される)からやり直すことができる。メッシーナのブッザンカ市長はその後、ミラノの資本家グループを率いるカッツァニガ氏を招聘。プロリーグ救済措置である「ペトルッチ特別法」適用を申請したが、認可は通らなかった。結局メッシーナは7月31日、レーガ・プロ登録からも外され、プロリーグから完全に撤退することになった。

ペトルッチ特別法とは、イタリアサッカー協会(FIGC)内部規約第52条に記載されている条項のことだ。そこでは「セリエAもしくはBに10年間所属、または少なくとも25年間プロリーグとしての経験があるクラブが登録不可となった場合、市長が申請を行えば、同じ地域の別会社を発足させたもとで、2部下のカテゴリーからやり直すことができる」と規定されている。

しかし新たな経営破綻を防ぐために資本面ではそれなりのハードルが課せられている。登録に際し、新会社は詳細な経営プランを提出しなければならないし、約1600万円の登録保証金、また監督や選手に対する約8300万円の特別保証金を用意しなければならないのもその一つだ。

カッツァニガ氏にとっては、この保証金がネックとなった。C2を闘うチームを用意できるだけの資本は用意していたのだが、保証金を全部支払えば補強にハンデになると判断。FIGCには保証金の分割払いを要求し、それが通らなければメッシーナの経営権を取得しないことを決断した。案の定、FIGCはこの要求を受理せず、C2の登録からは外した。カッツァニガ氏は離れた。かくしてメッシーナは、セリエBに降格して小笠原が鹿島に戻った後、僅か一年でプロフットボールクラブとしての命脈を絶たれた。

04年8月から、メッシーナを見てきた。街のあちこちは赤と黄色で染まり、「A」の落書きも至る所に出現した。当時の純真無垢なファンのフィーバーぶりを考えれば、今の事態は痛ましいことには違いない。1日、メッシーナに赴き、メッシーナ最大のサポーターズグループ「ジョベントゥ・ジャッロロッソ」のリーダー、ニーノ・マルトラーナ氏のもとを訪ねた。

---------- キリトリ -----------

続きます。

セリエAのクラブはほとんどが赤字経営です。TV網の発展、スタジアムの危険性アップ、国内の不景気などの影響で入場料収入やスポンサー収入が毎年減少。プレミアリーグやリーガ・エスパニョーラとの差は開く一方です。特にプロビンチアのチームは非常に苦しい経営を余儀なくされており、生き延びるだけで精一杯なのが現状。今後も第二、第三のメッシーナが出てきても何らおかしくありません。

フットボリスタに学ぶマイナーリーグの概要~1~ 

これから数日間に亘り、世界各国のマイナーリーグについて紹介していきたい。基本的にはフットボリスタからの拝借であり、読者の方にとっては無価値ですが、どうかお許しあれ。なるべく、違う記事も差し込むようにしますので。

○ダニッシュ・スーペルリーガ:デンマーク

それまでの全14チームでのリーグから、スカンジナビア航空をスポンサーとする全10チームのリーグへの移行により、1991年に「SASリーグ」は創設された。初年度の優勝は、現デンマーク代表監督のモアテン・オルセンが89年の現役引退直後に監督業を引き受けたブロンビー。かつてラウドルップ兄弟やシュマイケルも所属した名門チームは、3連覇を含む4回の優勝で90年代を謳歌した。

そのブロンビーの本拠地であるコペンハーゲンには、92年に2つのクラブを合併する形でFCコペンハーゲンが誕生。リーグ参加1年目(92/93シーズン)に初優勝という快挙を成し遂げた。その後、FCコペンハーゲンは、豊富な資金力を武器に国内や北欧諸国の代表クラスを次々と獲得することでブロンビーとの2強体制を築き上げ、06/07シーズンには念願のCL本選出場も果たしている。

しかし3~5位に甘んじていた第二勢力ともいうべきオールボーやミッテラン、オーデンセなどが今世紀に入ってじりじりと頭角を現す一方、近年はブロンビーでエルマンデル(現ボルトン)やアッガー(現リバプール)、FCコペンハーゲンでリンデロート(現ガラタサライ)やハンゲラン(現フルアム)などの主力選手の引き抜きが相次ぎ、大幅な戦力ダウンを強いられる。コペンハーゲンの2チームは昨季ともに3位以下に沈んだが、これは91/92シーズン以来16年ぶりの出来事であり、新たな時代の到来をも予感させた。

デンマークは南端がドイツに隣接しているため、スタジアム内の雰囲気はかなりドイツに似ている。欧州の多くのスタジアムで禁止されているビールの販売がドイツ同様に認められ、スタメン紹介時やゴール後に行われる場内アナウンスと観客による選手名のかけ合いなども、ブンデスリーガさながらの迫力だ。

しかしスタジアムの熱狂とは裏腹に、試合を伝えるメディアの対応は意外にクールである。新聞には隣国のドイツやスウェーデンのような派手な煽り文句や写真のコラージュはほとんどなく、淡々と事実が記載されるのみ。ラジオ中継も試合の実況より合間に流れる音楽の時間の方が長いといった具合だ。

恐らく、デンマークの人にとってフットボールはスタジアムで観るもので、それ以上でもそれ以下でもないのだろう。家族連れや女性の姿も多く見られるスタンドの雰囲気は開放的で素晴らしく、ある種独特でもある。そこには日韓W杯時に全体練習を公開した代表チームのムードに通じる何かがあるような気がする。

<レギュレーション>

12チームで各33試合の総当たり戦を行う。出場停止はポイント制(ファウルの程度によってイエローで最大6、レッドで最大12)で、累積ポイントの合計により決定。開催期間は7月から翌年6月(12~3月上旬は冬季中断)。下位2チームは自動降格。

<欧州カップ戦出場権>

CL:オールボー(2次予選)

UEFA杯:ブロンビー(1次予選)、ミッティラン(同)、コペンハーゲン(同)、ノアシェラン(同)

インタートトカップ:オーデンセ(2回戦)

~佐藤真理子氏の記事より~

明日はスウェーデンかノルウェーを取り上げる予定です。
( ・ω・)∩

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○CL予備予選の対戦カード決定

08-09 UEFAチャンピオンズリーグ 予選3回戦(最終予選)組み合わせ

アノルトシス(キプロス)×ラピド・ウィーン(オーストリア)の勝者 - オリンピアコス(ギリシャ)

ビトリア・ギマランエス(ポルトガル) - イエーテボリ(スウェーデン)×バーゼル(スイス)の勝者

シャフタール・ドネツク(ウクライナ) - ドムジャレ(スロベニア)×ディナモ・ザグレブ(クロアチア)の勝者

シャルケ(ドイツ) - アトレチコ・マドリード(スペイン)

オールボー(デンマーク)×モドリチャ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)の勝者 - レンジャーズ(スコットランド)×カウナス(リトアニア)の勝者

バルセロナ(スペイン) - ベイタル(イスラエル)×ビスワ(ポーランド)の勝者

レフスキ・ソフィア(ブルガリア) - アンデルレヒト(ベルギー)×BATEボリソフ(ベラルーシ)の勝者

スタンダール・リエージュ(ベルギー) - リバプール(イングランド)

インテル・バクー(アゼルバイジャン)×パルチザン(セルビア)の勝者 - フェネルバフチェ(トルコ)×MTKブダペスト(ハンガリー)の勝者

トゥベンテ(オランダ) - アーセナル(イングランド)

スパルタク・モスクワ(ロシア) - ドロヘダ(アイルランド)×ディナモ・キエフ(ウクライナ)の勝者

ユベントス(イタリア) - タンペレ(フィンランド)×アルトメディア(スロバキア)の勝者

ブラン(ノルウェー)×ベンツピルス(ラトビア)の勝者 - マルセイユ(フランス)

フィオレンティーナ(イタリア) - スラビア・プラハ(チェコ)

ガラタサライ(トルコ) - ステアウア・ブカレスト(ルーマニア)

パナシナイコス(ギリシャ)×ディナモ・トビリシ(グルジア)の勝者 - シェリフ(モルドバ)×スパルタ・プラハ(チェコ)の勝者

~UEFA公式サイトから~


シャルケ対A・マドリーがこんなところで実現するだなんて、勿体無い!!
工エエェェ(´д`)ェェエエ工工

他にもなかなか白熱しそうなカードがあって、盛り上がりそうですね。

---------- キリトリ -----------

ちなみに、昨日の黒丸の答えは・・・4位がサットン、5位がレブロフ、7位がムトゥ、9位がジブリル・シセ、10位がレジェスでした。
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