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10 | 2007/11 | 12

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定着すれど採算は取れぬ 

●Jリーグ崖ッ縁 J1、J2合わせて16クラブが赤字の異常

「人気は代表任せ」

1993年スタートのJリーグも今年で15年目。終盤を迎えてJ1優勝争いは浦和がリーグ2連覇にリーチをかけ、J1降格、J2昇格争いにも俄然注目が集まる。3日のナビスコ杯決勝では、国立競技場に4万1569人の観客を集め、G大阪が川崎を下して初優勝を飾った。

もっとも、ひと皮むけば、Jリーグには赤字で経営に四苦八苦のクラブがゴロゴロしている。「06年度Jクラブ個別経営情報開示資料」によると、赤字クラブはJ1、J2合わせて前年度の「11」から「16」に増えた。これは01年度の初公表以来最多。

06年度の経常利益ワーストクラブは東京V。J1復帰に向けて有力助っ人、元日本代表級を大量に引き入れ、人件費が膨張し、経営を圧迫した。実に単年度で8億7800万円もの欠損である。その他J1では広島、神戸、名古屋、磐田が、大幅赤字を計上する。

累積赤字はJ2の京都が33億円、札幌が27億円を超え、J1では広島が16億円を超える。毎年のように赤字を垂れ流し、一般企業ならいつ倒産してもおかしくないクラブは、決して少なくない。「Jリーグは、日本代表と五輪代表に助けられている。W杯予選と五輪予選の2つの“大きな波”が2年に1度のペースで訪れ、サッカー熱が高まる。もし、本大会出場を逃したらJリーグ人気がどうなるのか、全く予測がつきません」

こう指摘するのは98年から02年までJリーグ理事を務めた杉山茂氏
(スポーツプロデューサー)だ。続けてこう言う。「日本サッカー協会、Jリーグ、各クラブが連携して“Jリーグをどうやって盛り上げるか”を一緒に考えていく姿勢を見せない限り、縮小して衰退するだけでしょう」

「危機意識がゼロ」

Jリーグ各クラブの収入の柱は(1)入場料収入(2)広告スポンサー料(3)Jリーグからの分配金――となっている。06年度のJ1・18クラブの平均収入は30億1900万円。対して平均支出は30億7500万円。平均すると約5600万円の赤字なのだ。

「各クラブの危機感欠如にも問題がある。大半のクラブが赤字のため『苦しいのはウチだけではない』『親会社が何とかしてくれる』と、妙な安心感が漂っている。地元密着のクラブ経営に慢心するのではなく、いかに魅力的な試合をやって人気を得て、集客を増やしていくか。早急に“クラブの価値”を高める必要がある」(前出の杉山氏)

昨年末、神戸の三木谷オーナー(楽天社長)がクラブの債務超過を解消するためにポケットマネーから29億円をポンと支払った。しかし、こんな芸当は金満オーナーしかできない。Jリーグは、着実に先細りしているのである。

【06年度経常利益ベスト5】
(1)浦和
2億5300万円
(2)甲府
2億4500万円
(3)千葉
1億2800万円
(4)G大阪
9900万円
(5)京都
9500万円

【06年度経常利益ワースト5】
(1)東京V
▼8億7800万円
(2)広島
▼4億9800万円
(3)神戸
▼4億8400万円
(4)名古屋
▼2億6700万円
(5)磐田
▼2億1400万円

~ゲンダイより~

「集客力が五輪やW杯頼み」や「てこ入れしないと縮小・衰退する」など、おかしな&過剰な指摘もありますが、現実問題として利益創出体制にないのは事実。プレミアリーグみたいに莫大な放映権料を稼げるリーグでもありませんし、アジア全体のフットボール熱もまだまだこれから。「プレーをするのは好きでも、観るのは別に」って人も少なくないですからね。徐々に「草の根政策」が実を結びつつあり、カップ戦の決勝などは他サポが集まるようにもなってきていますが、今後数十年、数百年をかけて、もっともっと裾野を広げていかないといけません。

ただ、「おらが街のクラブ」という心意気は確実に生まれています。JFLの試合でも平均千人くらいは入るのを、この記事を書いた馬鹿は知らないのでしょう。楽観論ばかりでも困りますが、無駄に悪いイメージを振りまくだけの悲観論はもっと困ります。
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