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06 | 2007/07 | 08

Bayern帝国の誕生 

8月10日に幕を開けるドイツ・ブンデスリーガ。今年、断然の注目を集めるのがバイエルンだ。ビルト紙が行ったブンデスリーガ監督18人へのアンケートでは、なんと16人が「バイエルン優勝」と答えていた。それほどの絶対的本命。しかし、その人気に応えられるだけの戦力を、彼らは間違いなく有している。

このオフシーズン、バイエルンが市場に投じた資金は既に約112億円を超えている。フィオレンティーナからトニ(イタリア代表)、マルセイユからリベリ(フランス代表)、ブレーメンからクローゼ(ドイツ代表)、サントスからゼ・ロベルト(元ブラジル代表)、シャルケからハミト・アルティントップ(トルコ代表)、ボルシアMGからヤンゼン(ドイツ代表)、アーヘンからシュラウドラッフ(同)、エストゥディアンテスからホセ・ソサ(アルゼンチン代表)など、きら星の如きビッグネーム達を呼び集め、最後尾から前線までワールドクラスがずらりと顔を並べる。バイエルンの歴史において、最高のチームが完成したと言っても、決して過言ではない。

もちろん、昨季失点を積み重ねたヴァン・ブイテン(ベルギー代表)とルシオ(ブラジル代表)のセンターバックコンビが機能するのか、ハーグリーブス離脱(マンチェスター・ユナイテッドへ移籍)の穴を33歳になったゼ・ロベルトでまかなえるのか、明らかに人員過多のFW陣をどうやりくりするのかなど、不安要素もあるにはあるが、それらが些末に思えてしまうほど、彼らの陣容は図抜けている。

実際、7月21日から28日まで、シーズンに先だって行われたドイツ・リーグカップ(昨季のブンデスリーガ上位4チームとリーグカップ優勝チーム、さらに2部リーグ優勝チームを合わせた計6チームによるトーナメント)では、初戦でブレーメンを4-1で一蹴したのを皮切りに、準決勝で昨季リーグ王者シュツットガルトを2-0、決勝で昨季2位のシャルケを1-0で破り、危なげなく優勝。ゴールとアシストを量産したリベリを筆頭に、クローゼら新戦力が早くもフィットしており、死角はない。怪我人続出という事態以外に、彼らを止めることは難しいだろう。

チャンピオンズリーグの舞台で、彼らの真の強さを計れないのは残念だが、それは来季のお楽しみというところか。2季ぶりとなるブンデスリーガ制覇は、もはや必達目標。その視線の先は既に08/09シーズンを見据えている。ドイツ復権への狼煙が、今、高らかに天へと昇る。

<07/08シーズン予想フォーメーション>

4-4-2

GK:カーン

右SB:サニョール
左SB:ラーム(ヤンゼン)
右CB:ルシオ(デミチェリス)
左CB:ヴァン・ブイテン(イスマエル)

守備的CMF:ゼ・ロベルト(オットル)
攻撃的CMF:ファン・ボメル
右SMF:ホセ・ソサ(アルティントップ)
左SMF:リベリ(シュバインシュタイガー)

CF:トニ
セカンドトップ:クローゼ(ポドルスキー)
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