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04 | 2006/05 | 06

【暁の紙屑馬券増産計画☆15】 

【暁の紙屑馬券増産計画☆15】

《東京優駿~府中の杜に轟く雨中の最終決戦~》

◎マルカシェンク
○メイショウサムソン
▲アドマイヤメイン
×フサイチジャンク
△アドマイヤムーン
△ドリームパスポート

「データ的考察」

・コースの特徴~東京芝2400~

・枠番別の成績を取ると、内外で連対率に差があり6~8の外枠、4枠は不振(9・9%)。また、馬番16は0-0-0-17と死に番になっている。→今回の馬番16はナイアガラ

・血統では、意外な感もあるがブライアンズタイムの連対数が非常に少ない。また、ノーザンダンサー系種牡馬の産駒は過去55頭中でフサイチコンコルドのみが連対。→メイショウサムソン、スーパーホーネット、フサイチリシャール、ヴィクトリーラン

・このコースは逃げ・先行馬が活躍しており、前走で4角先頭だった馬は連対率27・3%、複勝率36・4%と好成績。→アドマイヤメイン

・コースと相性の良い騎手は柴田善臣。レースの実績ならば、断然武豊。

・過去10年、1番人気馬は6-3-1-0と複勝率100%。1番人気馬は8連続連対中。「運が良い馬が勝つ」と言われるダービーだが、近年は人気を集めた実力馬が勝っている。→メイショウサムソン

・5番人気以内で追い込みに賭けた馬は2-3-0-3。コース形態が逃げ・先行有利と言える中で、レース的には後方から来る馬が良績残す。

・過去10年、ダービーで乗り替わって優勝した騎手はいない。2着には3人(ダンツフレーム、シンボリクリスエス、ハーツクライ)いるだけ。この3人のうち2人は過去に騎乗経験あり。



競馬人にとって、ダービーというレースは他のどんなレースにも勝る至高の舞台。「1年の始まりにして1年の終わり」という表現もあながち誇張ではない。全ての騎手が、調教師が心の底から勝ちたいと願う、そんなレースは間違いなくこのレースだけだろう。

今年は久々の「戦国ダービー」だ。いずれも一長一短、傑出した存在はおらず、どの馬にも勝つ可能性があると言えよう。ここ10年間の勝ち馬たち――ディープインパクト、キングカメハメハ、ネオユニヴァース、タニノギムレット、ジャングルポケット、アグネスフライト、アドマイヤベガ、スペシャルウィーク、サニーブライアン、フサイチコンコルド――勝つべくして勝った彼ら「物語ある存在」とはやや趣の異なる、粒揃いの精鋭たちによる一世一代の真剣勝負。10回戦えば10回結果が異なるかもしれない。その1回を、ただ1回しかない舞台で自らに引き寄せられるかどうか。天運を賭けた決戦の妙味――今年のダービーも面白い。


さて、私事で恐縮だが、私にとってもダービーは特別なレース。故に、馬券の購入方法も普段と異なる。それは、1頭の馬に全てを託し、そこから相手に選んだ馬たちへ流すというスタイル。10年以上の競馬歴の中で、貫いているポリシーだ。10年前はフサイチコンコルド、翌年はサニーブライアン、以下スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、アグネスフライト、ジャングルポケット、タニノギムレット、ネオユニヴァース、キングカメハメハ、ディープインパクトと夢を注いできた。もちろん、相手を選び損ねた年――97年、98年、05年――もあるが、勝ち馬を度々選別してきた目には、秘かに自信を持っている。

今年、想いを託したのはマルカシェンク。2歳時の3戦で繰り出した他馬とは次元の違う末脚は、気の早い私に「来年のダービー馬、いやいや2年連続の3冠馬も夢じゃない」と思わせた。しかし、悪夢の骨折。戦線離脱を強いられる。新馬で一蹴したフサイチリシャールは、朝日杯フューチュリティSであっさりとGⅠを奪取した。京都2歳Sで下したドリームパスポートは皐月賞を2着した。悔しさはいかばかりだろう。

鞍上の福永騎手はこう語る「跨った時にモノが違うと感じた。GⅠを制した直後に、フサイチリシャールとマルカシェンクのどちらを選ぶかと聞かれたとしても、間違いなくシェンクを選んだと思う」と。

調教では2歳時からマルカキセキ、エイシンチャンプといった歴戦の古馬オープンクラスに一度も遅れをとることなく、管理する瀬戸口調教師にとってのエースは、僚馬メイショウサムソンでなく常に彼だった。そこまでの逸材。疑う余地はない。

前残りのレースで脚を余し、生涯初の敗北を喫した復帰戦の京都新聞杯。あれは単なる骨折明けの試運転に過ぎない。にもかかわらず、上がり3ハロンはメンバー最速にして驚嘆すべき33秒フラット。一度叩いた効果は、彼を確実に頂点へ導くはずだ。

最終追い切りの内容が前走時より物足りなかったこと、初の長距離輸送と課題はあるが、その底を見せない才能と福永騎手による「キングヘイロー暴走事件」の雪辱という美しき物語を期待したい。先週のオークス、勝ち馬はキングヘイローの仔だった。なんとなく数奇な運命を感じてしまうのだ。


対抗は皐月賞馬メイショウサムソン。長く降り続いた雨に重さを増した東京の馬場は、オペラハウス産駒の彼にとって得意とするところ。先行から力強く抜け出した前走のレースぶりは、パワーとスタミナを感じさせた。どことなくサニーブライアンをイメージさせる戦績と騎手だけに、2冠達成も夢ではないだろう。あとは1番人気の重圧と目標になる厳しさをカバーできるかどうか。

3番手は、いかにもダービー馬になりそうな戦績でここに臨んできたフサイチジャンク。一戦ごとにレースぶりが成長し、前走もやや小回りの中山で後方から外、外を回ってよく3着まで押し上げてきた。岩田騎手はダービー初騎乗だが、手腕については疑いの余地なし。

穴にはアドマイヤメインを推したい。逃げに脚質転換して以降は素晴らしいレース内容で3連勝を飾っており、特に前走の青葉賞は2分25秒3の好タイムで圧勝。よどみの無い流れを自ら創り、ペースを落とさず押し切った強さは際立っていた。「よりにもよって柴田善臣騎手への乗り替わりとは・・・」と頭を抱えたのも確かだが、あのレースを見せられては買わずにいられない。

あとはダービーマスターの武豊が駆るアドマイヤムーン。ダービーで彼を切るのは暴挙でしかないと、私は知っている。そして、これまで3着以下なしの安定感が魅力のドリームパスポートも押さえる必要があるだろう。本当はロジックなどにも手を出したかったが・・・。

<自信の斬り捨て御免>

★サクラメガワンダー

ラジオたんぱ杯2歳Sの勝ちっぷりが評価されて未だに人気しているのだろうが、前々走、前走と「外を回った」「展開が向かなかった」などのエクスキューズはあれど、やや負けすぎと判断した。父グラスワンダーは左回りで脆さを晒していた点、サクラ伝統の「道悪苦手」を加味すれば、ここは切りだろう。

★トーホウアラン

スプリングSの彼と京都新聞杯の彼、どちらを信じれば良いのだろうか。4戦3勝の実績、東京コース1戦1勝、大舞台に強いダービージョッキー藤田騎手と、正直迷うところもある。ただ、これはあくまで個人的な感想だが、前走の鮮やかさは「嵌り過ぎた」きらいもあり、やや人気過剰。能力の総和と人気のバランスから、ここは切ってみたい。


『買い目』

◎からの馬連。こだわりが無い方は、オッズもまずまずつくことから手広く買ってみても良いかもしれない。

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