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03 | 2006/04 | 05

FC東京対ジュビロ磐田 

「プレー出来ないなら観戦だ」
というわけで、Jリーグ中継を堪能。スローモーだろうが凡ミスのオンパレードだろうが、はたまた馬鹿審判が何度も試合を切ろうが、サッカーはサッカー。観てれば楽しいもんだ。

特に東京は好きなチーム。理想と解説だけ一流の原監督が(ようやく)退任し、「キング」加地もガンバへと旅立っていったが、入れ替わるように優秀な外国人監督と大学最高のプレイヤー徳永が入団。次いでササという「本物」の外国人プレイヤーが加わり、若い増嶋、今野や茂庭、土肥など「代表クラス」も存在感を示し、非常に魅力的な好チームが出来上がりつつある。

持ち味は何といっても両サイドをワイドに使った攻撃。そこにルーカスとササが醸し出す「南米の香り」がスパイスとなって利いて、速攻も遅攻も可能な奥深さを持っている。

そして、この試合はそれが存分に活きた。

元来、ジュビロは中盤をはじめとする全員の高いテクニックを活かすために、全体を高く保ちポゼッションでゲームの主導権を握るチーム。名波、福西が中央で舵をとり、村井や太田がスピードを活かしてサイドを抉りとる。レジスタに恵まれているため、攻撃の緩急も絶妙だ。しかし、こうしたチームは前掛かりになる故にボールを散らされ、空いたサイドやスペースを使われると脆い一面がある。特にこの試合は両サイドの裏を巧みに突かれた。

オフサイドトラップをギリギリのタイミングでかいくぐられ、ウイングバックが留守にした穴を埋めるために左右へ広がった3枚のディフェンダーは簡単に釣り出された。

その上で、中へ数的優位を創ろうとセンターハーフは守備的な今野までが積極的に飛び出してくるため、ディフェンスラインは完全に混乱に陥った。3失点は──うち1点はCKからだが、そのCKは完全に切り崩されたのを川口が身を挺して防いだ後のCK──当然の結果と言えよう。

東京は守備でも必ず全体が一旦リトリートし、豊富な運動量でどの局面についても数的優位を保とうとしていた。サイドバックの裏を狙われたシーンも、センターバックないしは中盤から1人がチェックに行き、適切にディレイをかけて戻りを待つ形が徹底され、この試合に関しては隙が見られなかった。

FC東京の魅力が全て発揮された試合と言えよう。


以上、久々の試合分析でした。
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桜散り、また芽吹く駿馬 

競馬には「出世レース」と呼ばれる縁起物がある。今日の中山9レース「山吹賞」もその一つ。近年ならばシンボリクリスエスがここから世代頂点を決める舞台へ飛翔していった。

その登竜門で注目を集めたのがアエローザ。父にフレンチデピュティ、母にサンデーサイレンスの仔アスプンリーフを持ち、桜色に染まる世界へ逸早く深緑の香りを届ける緑色のメンコが印象的だ。

3月18日のデビュー戦、まだ余裕を感じさせる「緩い」つくりで戦場へ現れた彼は、上がり3ハロン33秒9の〝似合つかわしくない〟豪脚を繰り出して弾け跳んだ。

「ただ者ではない」

誰もがそう感じた。

そして今日。

期待はさらに膨らんだ。

内枠からすんなりとスタートを切ると、今日は一転そこから一路逃避行。完璧に折り合いをつけ、漲る力を凝縮させていくかのようにゆったりと直線を目指す。

3コーナーから4コーナーを回り、いよいよ背後の各馬は追い上げ態勢に入る。しかし、手応えは誰が見ても歴然だ。手綱なをしごいて押し寄せる周囲を尻目に、持ったままで直線を待ち構えると、軽く気合いをつける。

瞬間、一気に空隙が広がった。

行く手を塞ぐ中山の急坂も彼にとって何ら障壁にならない。

悠々と泰然と彼はひとりゴール板を駆け抜けていった。



次に姿を現すのは東京府中。胸踊る1頭が、ここに誕生した。

皐月賞の結果を問わず、私は彼に夢を乗せたいと思う。

土曜日の競馬予想 

久し振りに腰を据えて予想が出来る時間を得たので(といっても、土曜出勤中…)、簡単な予想をしてみます。

『ニュージーランドT』

◎マイネルスケルツィ
○ドラゴンウェルズ
▲ロジック
×タガノバスティーユ

中山2戦2勝、前走は2番手から鋭く抜け出して突き抜けるという鮮やかなレースぶりが印象的なマイネルが本命。ここ数年は高速時計による決着が続いており、同距離の持ちタイムで最上位の同馬は外せない。「マイネル軍団」の岡田総帥が、2005年度1の番馬として挙げていた素質馬に期待したい。

対抗は3戦2勝2着1回と底を見せていないドラゴンウェルズ。今回大外枠に入ったことで、これまでの「先行抜け出し」からやや控える競馬となりそうだが、「追える」藤田騎手を配しているだけに新しい一面が見られそう。直線一気の脚で主役不在のマイル路線を盛り上げる存在となって欲しいものだ。

僅差の負けが続くロジックは地方の雄、豪腕内田博に乗り替わって妙味あり。常に34秒台後半~35秒台前半を叩き出す末脚は確かな同馬だけに、十分一発が期待できるだろう。

あとはメンバー唯一の重賞勝ち馬であるタガノバスティーユを押さえておく。前走は直線だけでひとまくり。ただ、父ブライアンズタイムの短距離馬というとダートか芝ではスプリントまでの印象が強い。その辺りに不安があるため、個人的には買いにくい。

「買い目」

◎○▲のBOXと×を薄めに。あとはロジックの単も面白い。実はロジック中心w


『阪神牝馬S』

◎ラインクラフト
○シーイズトウショウ
▲チアフルスマイル
×エアメサイア

今年から新設された古馬牝馬GⅠ「ビクトリアマイル」に向けた前哨戦として、冬からこの時期に移行した同レースに、大舞台を目指す有力馬が早くも顔を揃えた。中でも注目はラインクラフト。前走高松宮記念から中1週で使ってきたが、ひと叩きして体調はさらに上昇。前走は、久々&初距離とは思えない素晴らしいレースを見せてあわやの2着と大健闘。牝馬同士でならば負けられないところだ。これといって不安要素が無く、当該距離は3戦全勝と得意にしているだけに、勝って勇躍次へと臨みたい。

対抗は牡牝問わない「短距離のドン」になりつつあるトウショウ。近走は好走しても勝ち星に恵まれないが、前走は勝ち馬と2馬身差の僅差に粘り込み改めて力を示した。阪神コースへの適正も6戦2着3回とまずまず。ここは好勝負可能。

あとは牡馬に混じって走った中山記念で3着に突っ込んだエア。本質的には中距離馬だが、能力は古馬牝馬でトップクラス。末脚は確かで流れが向けば秋華賞の再現が見られそうだ。

穴は京都牝馬特別で「お世話になった」チアフルスマイル。どのレースでも安定して最後は伸びてくる馬で、前が速くなれば上位人気馬との斤量差が生きてくる。


明日の桜花賞に向けて、まずは試運転。きっちり当てて勢いをつけたい。

「買い目」

ラインクラフトから正直に流しましょう。ただ、昨年冬の同レースでやらかした件もあるので、過信は禁物。